48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

浦沢直樹の漫勉「さいとう・たかを」〜NHK

先日食事をしながら観る番組をNHKプラスで探していたら、ちょっと興味を惹かれたタイトルがありました。

 

浦沢直樹の漫勉「さいとう・たかを

 

番組紹介欄にはこんな記述が。

 

## 白い紙に小さなペン先で壮大なドラマを生む漫画家たち。その創作の秘密に「浦沢直樹」」が迫る。先日84歳で亡くなった「さいとう・たかを」を特集する。言わずと知れた「ゴルゴ13」の生みの親で、劇画という分野を確立した日本を代表する漫画家。今回、「ゴルゴ13」の制作現場に密着。ストーリー作りとゴルゴ13の顔は、さいとうの仕事だと言う。そのレジェンドの現場から何を感じるのか? ##

NHKプラスより引用)で

 

浦沢直樹」といえば、ヤワラちゃんでブレークした人気漫画家。

 

かたや「さいとうたかを」はゴルゴ13の作者として有名で先日残念ながら84歳で亡くなられた大御所です。

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浦沢直樹ボブ・ディランが好きらしく、そんな雰囲気を醸し出していますね。

 

またユニコーン奥田民生にもなんとなく似ている(^^)

 

NHKプラスにあるということは先日放映されたものなのですが、本放送は2015年9月15日と6年前です。

 

番組では、さいとうたかを氏が自らゴルゴ13を絵にしていくところをいろいろな角度のカメラでとらえみせてくれます。

 

バリバリの現役漫画家として何時間も机に向かい絵を描き続け、スタッフと打ち合わせし、仕事をしている様子は、亡くなる6年前とは思えないくらいエネルギッシュでした。

 

画面を通してそのエネルギーの大きさに圧倒されそうでした。

 

 

 

そのさいとうたかを氏が番組の最後で語っていたセリフがとても印象的でした。

 

## 「お金を先に取る職業はそれなりに意味がある。お金を先に払っただけの価値がなければその職業は衰退する」 ##

 

漫画は、中身を見る前にお客さんが本を買わないとならない。

 

すなわち、本の仕事はお金を先にいただく事業なんだ、と。

 

さいとうたかを氏は劇画の先駆者と言われています。

 

これはデビューしてから自分らしさを出すことに腐心していたさいとうたかを氏が、

  • どうやったらお客さんに喜んでもらえるだろう
  • 一番好きな挿絵家「中一弥(なか かずや)」が大好きで、それに似た絵を描くのが得意だった

 

ことで生み出した画風が今の劇画なんだそうです。

 

「自分の得意なことでお客さんに喜んでもらえる」仕事のスタイルは、まさに私が目指している方向。

 

さいとうたかを氏のような抜きん出た才能はないし、エネルギーも及ばないですが、同じような方向性を感じられるのは嬉しいものです。

 

 

 

ちょっと頑張ろう、という気持ちが出てきました(^^)