48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

大人の休日パスの旅〜1日目(1)特急編

朝5時半の目覚ましで起床。

 

いよいよ旅に出かけれる(^^)

 

このふわふわした感じはいつ以来だろう、なんて一人そのふわふわ感を楽しみながらでかける支度。

 

電車の車内で飲むコーヒーを水筒にいれて、クリーニングから上がってきたコートを着て夜明け前のハウスを出発。

 

いや〜、寒い寒い。

 

車内で食べる朝食用に最寄り駅近くのコンビニでサンドイッチを調達。

 

普段は朝食を取らないのですが、旅行に行くときは不思議と食べたくなるんです。

 

新宿へ向かう都営新宿線に余裕をもって乗車。

 

そして隣の新宿三丁目駅についたときに、「あ゛〜〜」と思わず声がでそうになった。

 

この日の到着地点である新潟で会う人達に用意したお土産を忘れてきた!

 

あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

心の中で叫ぶ。

 

なんで・・・なんで・・・直前までちゃんと意識していたのに・・・

 

旅行に行くことでふわふわして、完全に視界から消えてしまったらしい。

 

旅行から帰ったらご自宅に発送しよう、と引きずる自分を納得させ新宿駅へ。

 

特急その1 あずさ号

♫8時ちょうどのぉ〜、あずさ2号ぅでぇ〜♫

 

あずさ2号」の歌がどうしてもよぎってしまう信州の雄特急あずさ。

 

私が乗ったのはあずさ”1号”です(^^)

 

昔はL特急と言われていた185系で走っていましたが、今は近代的なデザインE353系で颯爽しています。

f:id:almater2014:20211128172619j:plain

新宿7:00発で、9:38に終点松本に到着します。

 

f:id:almater2014:20211129075058j:plain

こちら編成表。

12両編成と結構長い。

 

またあずさは全席指定席のため自由席がありません。

 

大人の休日パスは6回まで指定席を設定することができますので、あずさはその6回のうちの1回に充当します。

 

f:id:almater2014:20211129073951j:plain

こちらはシート。

 

ヘッドアームが上下できる今どきのタイプで、座り心地はとてもいいです。

 

f:id:almater2014:20211129074000j:plain

ありがたいのは電源コンセントがあること。

 

新しい特急車両はほぼほぼ電源コンセントを備えるようになりましたね。

 

f:id:almater2014:20211129074013j:plain

朝食はセブンのサンドイッチとゆでたまご、自宅から持ってきたヤクルト、L92、LG21ヨーグルト、家でいれてきたコーヒー。

 

やはり旅情気分は盛り上がります。(^^)

 

座席は松本方面にむかって右側からA、B、C、Dとならび、私は左窓側のD席をとりました。

 

f:id:almater2014:20211129074905j:plain

この地図が示すように甲府をすぎて韮崎あたりから南アルプスが左手に見えるようになってきます。

 

北岳は3,192メートルあって、富士山についで日本で2番めに標高が高い山です。

 

f:id:almater2014:20211129075146j:plain

こちらが車窓からの南アルプス

 

雪をかぶっている右側が甲斐駒ヶ岳、左側の少しなだらかな方が右から北岳間ノ岳農鳥岳のいわゆる白峰三山(しらねさんざん)あたりではないかと思われます。

 

f:id:almater2014:20211129075156j:plain

上諏訪あたりから今度は前方に北アルプスが見えてきます。

 

北アルプスのほうが真っ白でした。

 

f:id:almater2014:20211129075202j:plain

2時間半ちょっとあずさにゆられて終点松本に到着しました。

 

あずさはE353系と最新車両ということもあり、とても乗り心地がよかったです。

 

 

特急その2 しなの号

松本から長野までは特急しなの号で移動します。

 

f:id:almater2014:20211129075216j:plain

特急しなのは名古屋と長野を結ぶJR東海の特急です。

 

松本ー長野間はJR東日本管轄の篠ノ井線になるので、大人の休日パスが使えます。

 

JR東海383系、6両編成で名古屋側の5号車、6号車が自由席。

 

大人の休日パスではこの後の計画でここは指定がとれなかったので自由席を利用しました。

 

指定席はがらがらでしたが、自由席はかなり混雑していました。

 

実は最初「大人の休日パスは特急自由席乗り放題」と思っていたのですが、ホームページの説明をみて「特急は指定の6回まで」と解釈してしまい、松本駅でこのしなの号と次にのる北陸新幹線の自由席特急券を購入したんです。

 

しなの号での車内改札がきて、パスと自由席券を見せたところ「お客様、このパスは自由席をご利用できるので、自由席特急券は不要です」と車掌さん。

 

え〜〜っ!

 

チケットよく見ると、たしかに「乗車券・自由席特急券」と書いてある(笑)

 

車掌さんによると、「手数料はかかりますが本日中に駅で返金ができます」とのこと。

 

まあ、手数料(おそらく1つ330円くらいだった気がする)は仕方ないけど購入したつもりの特急券が戻ってくるんだから良しとしよう、と気持ちを切り替える(^^)

 

f:id:almater2014:20211129075235j:plain

長野を出てからはしばらく北アルプスの景観を堪能できます。

 

これも長野方面に向かって左側のDの席です。

 

f:id:almater2014:20211129075241j:plain

松本と長野の間には妙高山とつながっている山脈があり、そこを抜けると千曲川と棚田の風景が現れます。

 

この近くにある姥捨駅からの眺めは日本三大車窓の1つにあげられていると、車内アナウンスで放送していました。

 

f:id:almater2014:20211129075250j:plain

特急しなのは長野が終点でここで乗り換えです。

 

途中名古屋方面の特急が遅れてその待ち合わせに数分かかってしまったので(篠ノ井線は単線なので、引き込み線でまってなければならない)、長野駅の乗り換えはちょっと忙しかった(^^)

 

特急その3 北陸新幹線

急いで乗り込んだのは北陸新幹線はくたか号。

 

f:id:almater2014:20211129075258j:plain

全国で一番若い新幹線である北陸新幹線なので車両も最新。

 

f:id:almater2014:20211129075304j:plain

コンセントもついています。

 

次の目的地は上越妙高駅なんですが、長野駅から「北しなの線」「妙高はねうまライン」で行くことが可能です。

 

時間的にも間に合う感じで在来線で揺られていくのも好きなのですが、今回は特急にのりまくる、ということを優先して(笑)北陸新幹線を選びました。

 

その分上越妙高駅で時間に余裕ができるためどこかランチにいけるかな、という期待感もあり。

 

f:id:almater2014:20211129075310j:plain

車窓から見る妙高山雄大です。

 

f:id:almater2014:20211129075321j:plain

さすが新幹線、在来線なら1時間半かかるところをわずか20分ちょっとで到着(^^)

 

特急その4 しらゆき号

初日は特急乗りまくりですが、その最後がこちらしらゆき号です。

f:id:almater2014:20211129075330j:plain

E653系

 

むかし常磐線を走っていた「フレッシュひたち」に使われていたE653をリニューアルして特急「いなほ」「しらゆき」として活用されています。

 

f:id:almater2014:20211129075341j:plain

このように4両編成で新潟に向かって先頭2両が自由席、後ろ2両が指定席という編成。

 

f:id:almater2014:20211129075351j:plain

途中直江津までは妙高はねうまラインという鉄道会社の管理になります。

 

北陸新幹線開業に伴い、長野から直江津までの区間がJRから切り離されたんですね。

 

大人の休日パスはJRだけでなく、このような第三セクターの一部も乗り降り自由区間に含まれています。

 

f:id:almater2014:20211129075400j:plain

車両は古いけど座席は比較的新しい。

 

f:id:almater2014:20211129075407j:plain

直江津日本海にでてからところどころこのように海沿いを走るため、これまでのアルプスとは全然違う風景を楽しめます。

 

さすが冬の日本海、なかなか荒々しいです(^^)

 

f:id:almater2014:20211129075416j:plain

長岡をすぎると上越新幹線の線路も。

 

f:id:almater2014:20211129075423j:plain

新潟の海側はこのように広い地平線がひろがる一面のたんぼ。

 

空が広く感じますね。

 

新潟に近づいてくると佐渡ヶ島も見えてきます。

 

f:id:almater2014:20211129075430j:plain

約2時間の特急しらゆきの旅は、新潟が終点です。

 

 

 

4日間の旅ですが、初日が一番多くの列車に乗ったのでかなりのボリュームになりました^^;;