48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

大人の休日パスの旅〜3日目(1)特急&リゾート列車編

諸海4日間の大人の休日パスの旅も3日目に入り折返しです。

 

青森の朝はちょっと小雨模様でした。

 

この日はこの度のメーンイベントの一つ、「五能線の旅」を楽しみます。

 

列車その7 リゾートしらかみ

五能線弘前に近い川部と秋田県東能代を結ぶ線で、青森県日本海側を走ります。

 

今回青森駅から秋田駅五能線経由で走る快速「リゾートしらかみ」号に乗ることにしました。

 

リゾートしらかみは快速電車で全車指定席ですが指定料金が330円と格安なので、大人の休日パスの「指定席6回まで」の権利とは別に個別に指定券を手配しました。

f:id:almater2014:20211203150051j:plain

 

(画像:JRの東日本 リゾートしらかみのホームページより引用)

五能線の旅は子供の頃からの夢の一つでして^^;; 海沿いを走るローカル列車の旅によく思いをはせていました。

 

指定席は海側のA席が圧倒的に人気。

 

ところが私がえきねっとで手配したときに、どういうわけかミスがあったようで、指定席が「青森ー弘前間」しかとれておらず、発券したみどりの窓口の人にお願いして秋田まで延長してもらおうとしたのですが、すでに私の席は弘前から埋まっていてとれない、と・・・

 

そして人気のA席及びB席は満席・・がび〜〜ん。

 

仕方なく反対側の通路側のC席をとってもらいました。

 

f:id:almater2014:20211203150520j:plain

こちらが今回乗車するリゾートしらかみの「青池号」。

 

リゾートしらかみは他に「橅(ぶな)」「くまげら」と全部で3種類存在します。

 

f:id:almater2014:20211203150633j:plain

こちら一般指定席車両です。

 

手前にある広いスペースは車内イベントで使われ、使われないときは自由スペースとなります。

 

f:id:almater2014:20211203150739j:plain

座席は快速とは思えないくらい良いシートです。

 

f:id:almater2014:20211203150802j:plain

びっくりしたのが足元の広さ。

 

これ新幹線より広くて、足を組んでも余裕です。

 

全4両ですが、2両目はボックス席でツアー専用車両になっています。

f:id:almater2014:20211203160609j:plain

 

さあ、いよいよ出発。

 

青森駅を8:09に出発しましたが、この時点ではお客さんはさほど多くないですね。

 

新青森弘前と停車すると徐々に増えてきます。

 

弘前で一端川部に”戻る”のですが、この時進行方向が逆になります。

 

川部についたら再び進行方向が元に戻るため、シートの向きは変えずに逆走気分をちょっと楽しみます(笑)

 

川部からメインの五能線に入ります。

 

しばらくして五所川原から四角いケースをしょったおじさんが2人乗り込んで、なにやらさきほどのスペースでごそごそし始めました。

 

しばらくすると、なんと三味線の音!

 

そうそう、このリゾートしらかみ津軽三味線の生演奏が聴けるんです!

 

 

youtu.be

 

こんな間近で生演奏ってなかなかない経験です。

 

五所川原から鰺ヶ沢までの間で15分くらい演奏してくれます。

 

鰺ヶ沢でおじさんたちが下車をするとこのあたりから海辺を走るメインコースに入ります。

 

子供の頃からみたかった海沿いを走る五能線の車窓(^^)

 

そんな車窓を堪能していたところにアナウンスがありました。

 

通過する駅なんですが、この後北金ヶ沢駅を過ぎたところに、大イチョウがあるらしい。

 

なんでも国内最大のイチョウで、1000年以上の樹齢という説もあるらしい(環境省は300年以上、としています)。

 

2004年に国の天然記念物に指定されたそうです。

f:id:almater2014:20211203154708j:plain

停まらないのですが徐行してくれるので、撮影チャンスをもらえます。

 

イチョウを過ぎてしばらくすると千畳敷の駅に停車します。

f:id:almater2014:20211203154844j:plain

海に面したこの駅で15分停車します。

 

駅からこの海まですぐなので、途中下車して写真撮影がたっぷりできます。

f:id:almater2014:20211203155003j:plain

どんよりした雲は冬の日本海独特でしょうか(^^)

 

f:id:almater2014:20211203155026j:plain

こんな感じに停車します。

 

出発前になると何度か警笛をならして知らせてくれます。

 

そして再び車窓を楽しみます。

 

このリゾートしらかみですが、窓に透過型ディスプレイを搭載していて、いろいろなお知らせが窓に投影されていました。

 

youtu.be

 

ローカル列車だけど近代的なシステムが入っていて面白い味わいです。

 

途中深浦駅では青森に向かうリゾートしらかみ1号と入れ違いになります。

f:id:almater2014:20211203160240j:plain

右が私がのったリゾートしらかみ2号で「青池」。

 

左が青森に向かうリゾートしらかみ1号で「橅(ぶな)」です。

 

「橅」には「ORAHOカウンター」が車内にあって特産品の販売があるんですよね。

 

そこでお酒を飲みたかった(^^)

 

 

youtu.be

 

こちらは車窓からの眺めの一部です。

 

ガタンゴトンという音が旅情をぐっとかきたててくれます(^^)

 

鰺ヶ沢で海辺にでてから2時間くらいたって「あきた白神」駅に到着し、ここを出て八森駅を通過したあたりから内陸に進路をとります。

 

f:id:almater2014:20211203161308j:plain

車内ではこのようにモニターがついていて先頭車両からの眺めも楽しむことができます。

 

途中能代駅ではリゾートしらかみ3号と入れ違い。

f:id:almater2014:20211203161758j:plain

 

これは「くまげら」なので、リゾートしらかみ保有する3種類の編成を全部みたことになります(^^)

 

東能代駅五能線から再び奥羽本線に入って秋田に向かいます。

 

ここからまた進行方向が秋田まで逆になるため、今度はシートを反転させます。

 

そして秋田駅には13:26着。

 

5時間ちょっとの長旅でしたが、子供の頃からの夢が実現できてかなり満足。

 

リゾートしらかみ2号の見どころをざっくりまとめてみました。

f:id:almater2014:20211203162157j:plain

 

特急その8 こまち号

リゾートしらかみを堪能してこの日は夕方までに仙台まで移動したかったので、こだまを利用しました。

 

f:id:almater2014:20211203162516j:plain

独特のフォルムですね。

 

f:id:almater2014:20211203162546j:plain

こまちは窓側にのみ電源コンセントがついています。

 

ただ列の最前列と最後列のみ壁にコンセントがついています。

 

f:id:almater2014:20211203162650j:plain

新幹線が国内最高峰の位置づけのはずですが、やはりシート間隔はさっきのリゾートしらかみの方が広い(笑)

 

こまちに乗っている間はWiFiがつながるし電源コンセントもあるので、パソコンでの作業をやっていました。

 

こまちは秋田ー盛岡間はトンネルも多く車窓を楽しむという感じではないんですよね。

 

それでも岩手県に入ってからの岩手山はきれいです。

f:id:almater2014:20211203162859j:plain

 

 

新幹線は速いですね。

 

秋田と仙台を2時間ちょっとで運んでくれました。

f:id:almater2014:20211203163054j:plain

 

いや〜、久しぶりの仙台。

 

今日も朝8時から夕方4時半まで乗りっぱなし(笑)