生活スタイルをダウンサイジングしていると、食費は外食が最も贅沢な食事で、ついでコンビニ、スーパーなどの惣菜・中食、野菜・肉などの素材という順で安くなっていきます。
コンビニは定価販売なので、比較的割高ではありますよね。
でも、さすがコンビニ、商品開発力はすごくて魅力的な商品をたくさん出しています。
以前ここでもコンビニ食を取り上げたことがあります。
魅力の一つは食べきりサイズ。
食材を調達して調理するのがもっとも安くあがりますが、時間はかかるし、場合によっては消費しきれずに食品ロスを生んでしまいます。
なんとももったいない話・・・
なので先程取り上げたコンビニ居酒屋みたいなことが楽しめたりします。
今回は「コンビニ居酒屋」から更に発展して「コンビニでせんべろ」。
せんべろ、とは「1,000円で酔える」という飲みのこと。
都内だと立ち食いのやきとんや、中華などのお店などがよく取り上げられます。
個人的に食品の商品開発力はセブンイレブンに一目置いておりまして、ここのラインアップがとても魅力的なのです。
しかもいい感じのおつまみが食べきりサイズでたくさん。
先月は感染拡大前で忘年会的な飲み会がちょくちょくあり、家で飲むことが少なくなり、その習慣が今年に入っても続いていたのですが、先日気持ち的にちょっと一区切りがあったので、家飲みの気分になり、セブンイレブンの商品で家でせんべろ「家せんべろ」をやってみました。
こちらが今回のメニュー。
おつまみカニカマ:198円(税別)
スモークさば:278円(税別)
熟成焼きいか:278円(税別)
本麒麟500ml:150円(税別)(割引価格)
合計904円(税別) 税込みで979円!
見事に1,000円を切りました(笑)
このままの容器でも食べられるようになってはいますが、ちょっと器に盛るくらいの手間はかけよう。
源右衛門さんの登場。
中身よりお皿の方が高い(笑)
中身の少ないブランドのお財布のようだ・・・
ビールのグラスはエビスビールの販促品なので、エビスビールのロゴ入り。
味も色も違うが、見た目だけはエビスビールだ(笑)
これらの例の秘密基地に持ち込みまして、布団丸めたクッションを背中にちびりちびりとやりながら読書していました。
至福(笑)
夕飯としては流石に物足りないので、最後に冷凍していた炊き込みご飯を締めでいただきました。
もっと美味しいもの、と思えばそりゃいくらでもいいものはたくさんあるので、贅沢をしたらきりがないのですが、ダウンサイジングはある意味知恵と技術が必要なこと。
ただ安くする、だけではなく、そこそこの満足感を維持しながら安く作れるというのは、こりゃ大変なことです。
カニカマは当にいい例ですね。
1972年に人工クラゲの商品化の過程で失敗したのがきっかけで生まれたカニカマ。
その後カニの食感に近づくために技術開発が進み、太さ0.6ミリメートルという答えにたどり着いたらしいです。
カニの繊維の束の太さが0.6ミリメートルというのがその理由ですが、この薄い生地を作る技術が難しい。
安定して薄い生地を生産する技術は、私が前職で担当していたテープ作りに匹敵します。
あの当時は、飛行機が地上数センチで飛び続けるような技術だったんですね。
石一つあればクラッシュです。
だから表面もきれいに保つという技術も必要なんです。
第3のビールも美味しくなりましたね。
開発・設計に長く携わってきた技術やだったので、きっとこんな感じで商品開発、商品化を進めてきたんだろうなということはある程度わかります。
技術やさんたちのご苦労を想像すると、より美味しく感じます(^^)
そんな商品開発力のおかげでこうやって楽しめるのは、ほんとありがたい(^^)
あ、この後「やっぱり・・」と本麒麟をもう1本飲んでしまったことはおまけとして・・・^^;;