前回は藤沢宿までをご案内しました。
今回は藤沢宿から平塚宿までです。約16kmの長丁場。
駅間隔の長い東海道線でも藤沢ー辻堂ー茅ヶ崎ー平塚と4つの駅に渡ります。
ルートはこちら。
前回の到達時点遊行寺橋から国道1号線の南側を歩き、途中から国道1号線に合流してほぼそのルートで花水川まで行きます。
遊行寺橋のところにはこのように藤沢宿についての説明看板があり、楽しませてくれます。
江ノ島に向かう道標だったそうです。
ご覧のように電線が地下に埋められていて所々に変圧器が見られるのですが、このようにデザインされているんです。
昔の写真を印刷してあるんですね。
ここを歩いている間ほぼすべての変圧器にこのような写真が印刷されています。
なかなか見応えあります。
国道1号線に合流します。
ここから南下すると辻堂駅です。
先程まではいろいろな掲示があったのですが、1号線に合流するとほとんどそういった東海道を匂わせるような掲示物が見つかりません^^;;
当初の目的の通り、ひたすら「歩く練習」になりました。
そして茅ヶ崎市に入ります。
やっと見つけた史跡、茅ヶ崎一里塚。
ぼーっと歩いていると気づかずに通り過ぎるところでした(笑)
ここからも富士山がくっきり。
だんだん近づいているので大きくなってきましたね。
よく見えるなと思ったら「南湖の左富士」と言われる名所だったようです。
広重がここから富士山を描いたそうです。
源頼朝の重臣稲毛三郎重成の亡き妻(北条政子の妹)の冥福を願って橋をかけたと伝えられており、これは関東大震災の時に水田が隆起して表れたものらしいです。
今の相模川はもっと西に向かったところにあります。
平塚市に入ってきました。
すると馬入橋(ばにゅうばし)に到着。ここが今の相模川です。
左側の向こうに富士山、右側は丹沢山系。
本当は写真左側に箱根の山々が見えたんです。
箱根、富士山、丹沢山系が一望にできる絶景ポイントなんです。。。
平塚駅にきました。
この日は横浜からあるき続けて日が暮れてきた頃で、もう足がパンパン(笑)
このように商店街を歩いていきます。
藤沢を過ぎてからなかなか見なかった東海道の看板がやっと現れました(^^)
平塚駅周辺はこのようにいくつかの史跡の説明があります。
そしてもう日が暮れてしまい、広重の絵にあった奥の高麗山がすっかり暗くなってしまいましたが、手前の花水川と高麗山を一緒に到着の記念撮影。
平塚駅からバスで停留所11個分もあるんです・・・
帰りはさすがにバスで平塚駅まで戻りました(笑)
いや〜、長かった。
しかも辻堂〜平塚までほとんど史跡をみなかったので(茅ヶ崎一里塚くらい)、ひたすら歩くトレーニングでした。
日本橋を出てから宿と宿の間の長さは、この藤沢ー平塚が一番長かったですね。
次の宿が大磯でわずか4kmほどなので最初はそこまで行くつもりでしたが、日が沈んでしまったのでこの日は終了。
また日を改めてウォーキング再開します!