48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

始めました

気温が上がってきて梅の花をよく見かけるようになり、春が近づいてきてることを感じるようになってきました。

 

さてこのブログでもお伝えしてきたように、この1年で2つのシェアハウスの運営から手を引くことになり、現在は2棟の運営となっています。

 

おいおい、収入は大丈夫か、という声が頭の上から降ってきます(笑)

 

そう、さすがに2棟と英語セミナーからの収益だけでは、会社及び自分の損益分岐点を下回ってしまいます。

 

退職時にうけとった退職金もさすがに9年もたつと底が見えてきます(^^)

 

さあ、どうする。

 

収益を上げるには、

  1. シェアハウス運営の物件を増やす
  2. セミナーからの収益を増やす
  3. 他の収入源をみつける

 

と容易に考えられます。

 

シェアハウスの物件はそう簡単には見つかりませんので、準備は怠らないけれどもアテにはできません。

 

セミナーは今の状態がほぼほぼいい状態なので、多少の増減はあるにしても、大きなアップは難しいところです。

 

となると残るは選択肢3番目の「他の収入源をみつける」しかない。

 

ということで、どうするか・・・

 

  1. 株やFXなど金融商品に投資をする
  2. 新しい事業を始める
  3. どこかに勤める
  4. アルバイトする

 

が考えられます。

 

1番目の投資ですが、すでに始めていて株投資は比較的成功していたのですが、最近は資金繰りで売却をしているくらいなので今はこちらに回す余裕がない^^;;

 

FXに至っては今は失敗している状態なのでこちらはあてにできず(笑)

 

2番めの新しい事業といってもそんな簡単に立ち上げられるほど事業は甘くない(笑)

 

しかも私自身そのアイデアもない・・・

 

3番目のお勤めですが、すっかりジーンズや部屋着になれてしまった私は、今更スーツやネクタイを身に着けたくないし、企業の動きに自分が縛られることにも抵抗があり、前職のサラリーマン時代のライフスタイルには戻りたくない気持ちが強く、できれば他の選択肢に向かいたい・・・

 

となると4番目のアルバイト。

 

3番目のお勤めとの違いは、制約の低さでしょうか。

 

自分の本業を中心にしたいし、自分の時間も大切にしたいと考えるとそれが実現できるのはアルバイトのような非正規雇用体系の方が望ましいんですね。

 

ということでアルバイト探してみるか、と・・・

 

まずやったのはネットで調べること。

 

アルバイト募集サイトがいくつかあり、いろいろ見ているうちに少しでも時給が高いほうがいいかな、と思い、自分ができそうな分野をしぼりこんで応募してみました。

 

数日反応がこない・・・

 

こりゃだめだな、と思って路線変更。

 

先日ロードランしたときにお寿司屋さんが「アルバイト募集」と張り紙していたのを見かけたことを思い出しました。

 

「そうか寿司屋なら、まかないで寿司食べられるかな」

 

なんてずうずうしい(笑)

 

ということで、ハウスからちょっと離れていてアクセスがいい地域を選んで歩いて探してみました。

 

時期はコロナでまん延防止法が適用されているころ。

 

ほとんどの寿司屋が臨時休業で、寿司まかないのバイトの夢は絶たれました。。。

 

その過程で、たまたまみかけたお弁当屋さんでアルバイト募集の張り紙。

 

帰宅してからそこの企業のホームページを覗いてみると、時間とかシフトの融通とかまずまずの条件。

 

お弁当つくりなら学生時代に喫茶店で調理もするバイトやっていたし、普段も料理作るので自分でもできそうだな、と思い、応募してみました。

 

するとしばらくして電話が。

 

なんとそのお弁当屋さんから。

 

今シフトが足りなくてとても助かる、とのこと。

 

すぐに面接の日程が決まって2日後に面接をさせてもらいましたが、即採用決定(笑)

 

翌週から研修兼ねて現場に入ることになりました。

 

はやっ・・・

 

すると、アルバイト募集サイトから応募したところから、いまさらのように返信。

 

「残念ながら・・・」というお断りの内容。

 

おそっ・・・

 

「はいはいおじさんは不要なんですね、いいですよ、こちらは」と心でつぶやいてそのメールはゴミ箱へ(笑)

 

研修に出る前にお弁当屋さんの会社のe-learningで座学研修(会社自体は超大手です(^^))。

 

久しぶりだなぁ、こういう研修(^^)

 

 

 

研修初日当日。

 

まったく新しい環境に出るのは本当に久しぶり。

 

そして久しぶりの緊張感(^^)

 

新鮮ですね、この感覚。

 

現場では朝のしこみで忙しくされていて、挨拶をしてユニフォームに着替えいざ現場に。

 

この日はベテランの方々のシフトだったようで、私のような新参者に丁寧に作業をいろいろ教えてもらいました。

 

初日でどれくらいできるか未知数でしたが、新人にしてはそれなりに動けていたようです(^^)

 

作業指導してくれたベテランさんに「次も一緒にやろうね」と言っていただき、素直に嬉しかったです。

 

あっというまの休憩なしで5時間。

 

いよいよ始まった新しい世界にちょっと高揚感を感じながら帰路につきました。

 

 

 

 

友人には以前反対されたんですよね。

 

だから本当にいいのか改めてじっくり考えてみた結果の結論です。

 

退職して起業しようと決めた時、もし起業がうまくいかなったらアルバイトでもなんでもして食いつなぐ、という覚悟を決めていました。

 

世の中人が足りない、足りないと言われているので仕事にはあぶれないだろう、と思っていたので、なんとかなるだろうくらいの軽い気持ちです(^^)

 

もちろん願わくば本業でしっかり稼いで自分の時間をやりたいことに充当していくライフスタイルを持ちたいのですが、事業は常にリスクがつきものなので、そのリスクと対峙して手を打っていくことは必然の行動でもあります。

 

まだ体と頭が比較的思い通りに動く年齢で、なにか修練できる仕事につけるのはいいチャンスだと思っていて、数カ月後にはこのお弁当屋の仕事はほぼカバーできるようになっているでしょうから、会社が本当にずっこけても、シフト増やすことで生活できますしね(^^)

 

今はアルバイトでも最低賃金が以前より高くなっていて、1日10時間働けば1万円以上になるわけで、月に20日働くと月間20万円、年間で240万円です。

 

月収20万円だと、厚生年金保険料は36,600円の半額負担、健康保険料は23,280円の半額負担なので、29,940円負担。(約3万円)

 

課税所得は24万円 - 約3万円 = 約21万円になり、この額の所得税は10%だから、

 

21万円x0.9 = 約19万円が手取りとなります。

 

両親が今住んでいるマンションのローンを払っても10数万手元に残るので、十分食べていけます(^^)

 

しかもローンはあと数年で終了(^^)

 

そして60歳になれば企業年金(前職で積み立てられていたもの)が入ってくるし、65歳になれば厚生年金も入ってくるから収入源はなんとかなりそう。

 

事業で外部からの借り入れはしていませんし、出資も受けていないため、会社をたたんでも大きな影響はありません。

 

こう考えると「会社潰れたらどうしよう」という不安をほとんど感じなくて済みます。

 

すると事業に対しても冷静に向き合うことができるので、自分の力を発揮することができます。

 

大成功した起業家のような事業センスはどうも私には備わっていないことを、起業してからつくづく感じるようになり(笑)それであればできることは、「自分ができるだけ最大パフォーマンスを出し続けること」だという考えに落ち着いています。

 

だから毎日リセットするために睡眠はちゃんと取るし、元気でいるために健康にも気をつけるようになったし、スポーツにおいても怪我を防ぐことをまず考えるようになりました。

 

そして私が元気でいることが、両親にとって一番のプレゼントですし、私を応援してくれている人に少しでもお役に立てる可能性を上げることにつながります。

 

地味だなぁ・・・(笑)

 

 

 

 

ということで、新たにアルバイト、始めました(^^)

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