先日もお伝えしたようにコロナに感染したため、シェアハウスで生活していることもありホテルで宿泊療養させてもらう手配をとりました。
多くの都道府県自治体では「宿泊療養」の体制をとってくれています。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
ホテルでの宿泊療養に向けての手順をご紹介します。
1 連絡先を入手
病院でコロナが陽性と判定されるとこれからの対応についてのパンフレットをもらえます。
また各都道府県のホームページにも「宿泊療養の申込み」に関するページが用意されていると思いますので、そちらからで確認ができます。
2 電話で申し込み
宿泊療養窓口に電話をして申込みをします。
申込資格は東京都の場合
・65歳未満の方
・症状が無症状又は軽症(咳は出るが呼吸困難ではない、など)
という条件がつきます。
ここで、
・陽性と判定した病院が保健所(厚生労働省管轄)に届ける
・保健所が陽性者の登録をする
というプロセスを自治体が確認できて、手配が進みます。
感染者数が急激に増えたりした時は、保健所や病院、自治体の対応の足並みが乱れてこの確認が遅れてしまうことでホテルの入所がなかなかできない、ということがあります。
ハウスメイトがコロナに罹患したときはまさにそういう状況でホテルへの入所が4日ほど延ばされました。
今回は幸いにも判定してくれた病院がすぐに保健所に手配をいれてくれ、登録がスムーズに進み判定の翌日にホテルに入所できることになりました。
昼間に電話をしましたが、入所決定の連絡は夜になってからでした。
保健所に登録されたどうかは、スマホをショートメッセージに厚生労働省からCOCOAへの登録指示が入ることで確認できます。
ちなみにCOCOAには毎日処理番号が送られてその登録をしなければなりません。
また管轄の保健所からMyHER-SYSへの入力指示がショートメッセージで届きます。
これは日々の健康状態を登録するシステムです。
3 入所するホテルの概要確認
都道府県自治体のページに宿泊療養するホテルの概要が掲載されています。
東京都の場合
- Free WiFi
- テレビ
- 冷蔵庫
- ポット
- 物干しスペース
- シャンプー・リンス
- ボディソープ
- ドライヤー
が設置されていますが、洗濯機などの利用はできないようです。
1日3回食事を取りに行く以外は部屋から出ることは許されません。
また入所中に部屋には清掃は入らないため、部屋の整理整頓や簡単な清掃などは自分でやる必要があります。
飲酒、喫煙は館内は禁止です。
4 持ち物準備
必ず持ってくるよう指示があったのは
・服用している薬
・体温計
・保険証
・バスタオルなどのタオル類
・ナイトウエア
・スマホ
・室内履き
・帰宅時の交通費
ということで私が用意したのはこんな感じ。(一部この写真に入っていないものもあり)
上述のリスト以外に
- 衣類系:下着、部屋着
- 洗剤系:浴室用洗剤(風呂をあらうため)、洗濯用洗剤(下着を洗うため)、スポンジ、食器用洗剤
- 食品系:普段飲んでいるヤクルトと乳酸菌飲料、冷蔵庫に入っていたチーズ、お茶のティーパック、フィルター付きコーヒー、グラインドしたコーヒー豆とフィルターとドリッパー、余っていたお菓子
- サプリ系:普段服用している鉄分、乳酸菌のサプリ、のど飴、龍角散(母から渡された)
- 生活用品:マグカップ、30リットルゴミ袋、ハンガー(物干しに吊るすなど)、日誌、本数冊、パソコン、電源延長コード、ケーブル類、ヘッドホン、歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュ、スマホ台、A4の紙数枚、アルバイト先のメニュー
- 他:通帳、印鑑
まあそれなりの荷物になります。
飛行機持込可能なキャリーケース1台、手提げ袋1つ、小型クーラーボックス1つ、リュックという出で立ちです^^;;
ホテルに行くまで使用しているものは残して使わないものはキャリーケース、リュックに詰め込みました。
5 当日の連絡
午前中に宿泊療養窓口から電話がきます。
ホテルまでは専用者による送迎で夕方に迎えにくるということです。
ドライバーの方から指定の時間に連絡がくる、というてはずになります。
指定の時間に電話がなり、待っている場所に向かったところ、東京オリンピックを機に導入されたタクシーの車両が待っていました。
運転席と後ろ座席は厚めのビニルシートで遮断されており、運転手の方も声をださないようにしている感じです。
ハイヤーで送迎されている感じ。
ホテルに到着するまではこんな段取りでした。
後日ホテル内での様子をお伝えします。