48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

映画鑑賞〜「ブロークンシティ」

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(画像:Netflixより引用)

 

2012年のアメリカ映画で、推理的要素を期待して選びました。

 

主演はマーク・ウォールバーグで、ラッセル・クロウとキャサリーンゼタ・ジョーンズという主役級の2人がきっちり脇を固めているキャスティング的には豪華です(^^)

 

マーク・ウォールバーグは、7年前に刑事をしていたときに犯人を射殺してしまい、刑事を辞めて現在は探偵をしているビリー・タガート。

 

ラッセル・クロウニューヨーク市の市長ニコラス・ホステラー、キャサリーンゼタ・ジョーンズはその妻キャサリンを演じています。

 

推理モノなのでストーリーに触れることはやめておきますが、ざっくりとしたあらすじはこんな感じです。

 

マーク・ウォールバーグ演じるビリーは、探偵として独立したものの調査費の回収でさえままならない状態で、羽振りは決していい方ではない。

 

そんな時に突然ラッセル・クロウ演じるニューヨーク市ホステラーに呼ばれる。

 

翌週に市長選挙を控えているのだが、どうも妻が浮気をしているらしい。

 

スキャンダルで扱われると市長選にも影響が出る、ということでその相手を特定するよう依頼されます。

 

前金で2万5千ドル、合計5万ドル(今なら日本円で600万円)という大きな仕事。

 

調査は簡単に進み、キャサリーンゼタ・ジョーンズ演じる妻は、ある男と密会していることをつかみ、会っている現場を写真におさめます。

 

ところが妻にその動きを知られることとなり、「5万ドル出すから手を引いてほしい」と言われるのですが、ビリーは断ります。

 

話はここから展開していくので、ここまで(^^)

 

 

 

ストーリー展開としてはそんなに複雑ではないのでわかりやすいです。

 

ホステラーとその妻の冷静さと達観ぶりが際立っていて、ビリーが比較的感情でいるだけにその感情のぶつかる要素がもっとあってもいいかな、という印象です。

 

脇役ではありますが、ビリーの元上司である警察本部長コリー・フェアバンクスとビリーの探偵事務所の助手ケイティの存在がいい。

 

コリーにとってホステラーは上位の存在ではありますが、そう簡単な関係ではなさそうです。

 

そしてケイティはキュートながらも調査能力がずば抜けていて、実は結構大変な調査をいとも簡単にやり遂げてビリーに大事な情報をもたらします。

 

このケイティがいなかったらビリーは大した仕事ができなかったでしょう(笑)

 

IMDbのレイティングは6.1 とちょっと低め。

 

ちなみに主役のマーク・ウォールバーグは、先日このブログでも紹介した「インスタントファミリー」で養子を受け入れる夫ピート・ワグナーを演じていました。

 

www.almater.jp

 

「インスタントファミリー」ではコミカルな役、今回のブロークンシティではややコメディ的要素をもちつつ、ちょいワル的だけど芯が強そうな役。

 

私生活ではだいぶ荒れた生活(ドラッグ、殺人未遂など)を送っていたらしいことがWikipediaで見れますが、役者としてはしっかりしたキャリアを積んで各賞を受賞あるいはノミネートされるくらい評価されています。

 

先日ハリウッドで、レッドホットチリペッパーというロックバンドがハリウッド殿堂入りし、星型プレートが披露されましたが、そこで「私が11歳の時はここで物乞いをしていた」とスピーチしていました。

 

欠点はたくさんあっても、一つの能力を活かすことで社会に貢献できる土壌の広さという意味ではアメリカはさすがに群を抜いているな、と思います。