48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

お先にどうぞ

ホテルでの宿泊療養をしている間、仕事のペースを落としたので、動画をみたりテレビを観る時間が増えました(^^)

 

テレビっ子の私としては結構楽しい時間です。

 

あるバラエティ番組を観ていたら、こんな指摘がありました。

 

「動画を倍速で見るとストレスがたまる」というもの。

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へ〜、知らなかった!

 

私はこのブログでも何度かお伝えしていますが、NHK番組をよくNHKプラスで1.5倍〜2倍(通常は1.5倍ですが、将棋の待ち時間は2倍にするときがあります(^^))にして観ています。

 

私にとっては楽しみの時間でもあるので、まさかストレスを溜める要因になっている恐れがあるとは、考えもしませんでした。

 

理由は、速い速度で観る人たちはある意味”せっかち”で先を急ぐ傾向にあるそうです。

 

そのため活動的になり、交感神経が副交感神経より優位になるのだそうです。

 

本来自律神経は交感神経と副交感神経とが交互にほどよく働くのがいい状態なのですが、一方に偏りすぎるとそれが自律神経の乱れを生むそうです。

 

なので、倍速で動画を見続けると交感神経がずっと優位なままになることで、自律神経の乱れを生む恐れがある、というものらしいです。

 

なるほど、知らなかった(^^)

 

 

 

解説をしていただいたお医者さんが、交感神経を和らげる方法として勧めていたのが「お先にどうぞ」でした。

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エレベータや電車などに乗る時、降りる時、車を運転している時に車線に入ってくる時や横断歩道を歩いている歩行者など。

 

先を急いでいる時って呼吸も浅くなったりして交感神経が過敏になりやすいのですが、「お先にどうぞ」と待っている間に呼吸が整い、副交感神経とのバランスが取れるんだそうです。

 

この「お先にどうぞ」は私も意識して取り込んだこともあって、とても共感しました。

 

だいたい、電車でもエレベータでも歩道でも、車に乗っている時でも、基本は「お先にどうぞ」です(^^)

 

この「お先にどうぞ」をしていると、ほんとうに心は穏やかでいられます。

 

運転していて左右の車が車線変更でこちらに入ろうとしてきたとき。

 

譲らずに前の車との車間を詰めようとするときの心境は、「ちくしょー、なんでこんな狭いところに入ろうとしてくるんだよ」というムカついた気分ですね。

 

この「むかつき」って実はとっても自分勝手な気持ちですよね(^^)

 

だって相手にとって見れば必要だから車線変更しようとしているわけで、そのタイミングいいかどうかというのは自分の都合にすぎないんですもんね。

 

結果的に車線変更を許さないとしばらくムカついた気持ちを引きずりながら運転していることでしょう。

 

そして車線変更をさせずに得られたものって、車一台分の時間くらい。

 

車長が4メートルで同じくらいの車間距離としてもせいぜい8メートル。

 

時速60キロメートルで走っていたら、1メートルは0.06秒ですから8メートルなんてほとんど0.5秒です。

 

0,5秒を得る引き換えにムカついた気分をもつって、割りに合わないですよね(笑)

 

 

 

一方、ここで「お先にどうぞ」と車間距離をあけて車線変更をさせると、不思議と気持ちはおだやかな状態です。

 

相手は車線変更できて安心できただろうし、元の車線も渋滞にならずにすんだだろうし、自分にとっては何も失うものは0.5秒しかなかったわけだし、いいことはあれど、悪いことは全然ないんですよね。

 

数年前に発車寸前の電車に乗ろうと、空のスーツケースを持ってホームを走ったら、そのスーツケースが隣で走っていた男性の足にひっかかって、転ばせてしまったことがあります。

 

その男性は足を痛めて、後日骨にヒビが入ったことが判明。

 

お詫びをし治療費を負担させていただいたという苦い思い出があります。

 

それ以来、どんなに急いでいても「急いだ行動はとらない」ように心がけるようになりました。

 

以前このブログでそんなことをご紹介したことあったかもしれません(^^)

 

信号も黄色や点滅なら止まるようにしていますし、乗り物も一本乗り過ごすようにしています。

 

待ち合わせ時間にも余裕持って動き出すようになったし、予定と予定の間もたっぷり時間をあけるようにしました。

 

 

 

いろいろな場面で「お先にどうぞ」が実践できれば、譲られた人も気分いいでしょうし、譲ったほうも穏やかでいられるので、いろいろな争いが減ると思うんですよね。