48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

アウトプットとプロセス

今回ランニングシェアハウスのRAをやってくれているKさんが、打ち合わせでMBAシェアハウスに来てくれました。

 

2年前にランニングシェアハウスにきてくれたKさんですが、MBAシェアハウスに来ていただいたのは今回が初めて。

 

雨の中わざわざお越しいただきました。

 

 

 

打合せはリビングと私の部屋と選択肢がありましたが、仕事の話なので、私の部屋でやろうか、ということで、せまい7平方メートルのお部屋で打合せ・・・といいいながらのっけから飲み会始まる(笑)

 

狭い部屋に大の男が2人入れるのか、という声もありますが、普段から断捨離してスペース確保をしていたので、十分2人が座ってテーブル拡げて一緒に飲むことができました(笑)

 

いろいろなことを打合せさせてもらいました。

 

その中で「あ〜、以前似たようなことを体験したなぁ」ということがいくつかあったので、当時のことを少しお話させていただきました。

 

そうそう、こうやって自分の体験や知見が役に立てられるといいなぁと思って始めたのがこのシェアハウス運営事業でした。

 

普段の生活の中での何気ない会話からサポートするようなイメージでなので、コミュニティに加わっている必要があります。

 

なので、シェアハウス事業でも「投資側」ではなく「運営側」にたつことに意味があります。

 

事業は、投資して(経費をかけて)、投資(経費)以上の売上をあげることで利益を出す活動です。

 

投資と聞けば、「持っているお金を資金として投入する」というイメージですね。

 

肉と野菜を買う(投資):100円

調理をする(加工):30円

売る(販売、利益確定):200円で販売。200円ー(100円+30円)=70円利益。

 

調理に例えるとこんな流れでしょうか。

 

材料をたくさんかってたくさん売ったら利益もたくさんでます(^^)

 

私がやっているシェアハウス運営は、ちょっと違います。

 

住みよい環境を提供する(投資)

コミュニティを整える(加工)

家賃をいただく(販売、利益確定)

 

こんな流れで、部屋数が決まっているのでいただく家賃の総額の上限が決まっています。

 

どんなに投資をしても上限は上がらないんです。

(物件を増やして部屋数を増やすという投資をすれば話は別ですが、いったんおいておきます)

 

なので、シェアハウスでよくあるのは、「投資」を減らして利益率をあげること。

 

すなわち、運営にできるだけ手をかけずにお金もかけないようにするということです。

 

これは「利益を増やそう」と考えるとこの流れが自然です。

 

私の場合は「ある程度」あればいいので、ある程度確保できたらできるだけ「住みよい環境」「コミュニティ」を整えるところに持っている資源を投入しています。

 

もちろんお金も投入しますが、お金の無い私(笑)が投入する資源は、「時間」だったり「労力」だったり。

 

で、企業は「利益を上げる」こと(アウトプット)を目的としていますが、私はその「資源を投入しているプロセス」自体(プロセス)が目的だったりします。

 

ランニングのレースでもゴールしたときのタイムではなく、ゴールに至るまでのランそのものが目的である、ということと同じです。

 

 

 

元々おせっかいな性格もあるので、シェアハウス運営でお世話させていただくような仕事は性に合っている気もしますが、やりすぎるとそれははた迷惑になりかねないので、どちらかというと「待ち」のスタンスをとるようになってきました。

 

企業では「仕事を待っているんではなく、取りに行け!」とよく言われたものですし、私もチームメンバーに発破(はっぱ)かけていたこともあります。

 

どちらもありです。

 

狩りをする動物もいれば、くもや食虫植物のように餌がくるのを待つ動植物もいます。

 

私は「待つ」スタンスの方が自分にあっていそう。

 

その分自分のことは、人に耳を貸さずに勝手にちゃっちゃか動いちゃうところがあるので、バランスかもしれません(笑)

 

「あなたはセミリタイアしたっぽいね」と複数の人に言われたことがありますが、私の今の仕事の仕方はそう見えるかも(^^)

 

時間決まってるわけじゃないし、結構自由に私的なこともできているし。

 

その分というか積極的に動いていないので稼ぎは少ない(^^)

 

でもそれで私はいい。

 

稼ぐこと(アウトプット)ではなく、今の時間を過ごすことそのもの(プロセス)が目的でもあるので。

 

Kさんが職場で、いいカツオを見つけてそれを炙って差し入れしてくれました。

 

ハウスでさばいてこの通り。お見事なカツオのたたき。

 

MBAシェアハウスのハウスメイトたちもご相伴にあずかりました(^^)

 

コロナによって毎年行っていた全ハウス合同の感謝祭ができなくなり、また会場として使っていた船堀も契約が終わってしまったので、集まれる広い場所もなくなってしまったので、ハウス同士の交流がここ3年近く止まっています。

 

今は2つだけのハウスなので、むしろ交流しやすい環境でもあるはずなので、「済午後地のいい環境作り」「コミュニティ作り」として、これからの交流の仕方をちょっと考えてみよう。

 

Kさんの訪問をきっかけに、こんな徒然なことを考えてみました(^^)