東海道五十三次のウォーキングをしているさなか、いつも何か史跡があったり観光できたりというわけではなく、実はほとんどが結構「ただ歩く」に近い状態です(笑)
そういうときはちょっと軽く走ったりして時間短縮を図ったりすることもやりますが、先日お話した「妄想」もたくさんしています。
今回の妄想の1つは「旧街道ウォーキングを楽しむインフラ作り」(^^)
自分が歩いてみて、こんなふうにあるといいな、と思ったことを実現可能不可能全く無視して妄想してみました。
実は3日連続でウォーキングをしていると、さすがに同じような人に何人かお会いすることがあり、私の友人にも経験したことがある人がいるらしく、結構楽しめる要素がありそうな気がしました。
そもそも「なんで好き好んで東海道なんて歩くんだろう」ですよね(笑)
1つは「こんな長いところ”歩く”だけでなんか特別なことやってる」感。
もう1つは「江戸時代にちょっとタイムスリップする」楽しみ。
ではどんな要素をプラスするともっと楽しめるだろう。
スタンプラリーと御朱印
ありきたりですが、各宿の本陣跡にその宿を象徴するスタンプを置いてスタンプラリーにする。コンプリートしたら記念品だしてもいいし、54箇所の宿と起点があるわけで、そのスタンプ帳自身がいい記念品になりそう。
そこに御朱印のようなオリジナルな文字をいれてもらえると、オリジナリティがとても出てくる気がします。
スタンプ帳は各街道(東海道、中山道、甲州街道など)ごとにオリジナルのスタンピ帳を販売すればいい。1冊500円くらい。
全長488キロメートル弱で1日30キロメートル前後として約16日間楽しめるんだから、500円くらい安いものでしょう(^^)
東海道五十三次の街道などは神社やお寺がたくさんあるので、御朱印はそこにおねがいしちゃえばいい。御朱印自体を簡単にして、100円くらいにしてくれるとありがたい。(^^)
コンプリート感がぐ〜んと上がる気がするんですよね。
一里塚トイレ
実は街道を歩いているときに、時々こまるのが、トイレ、食事、水分補給、休憩所なんです。
コンビニは大いに役に立つのですが、実は街道沿いにない区間も結構あって、そういうときにはちょっと苦労します。
昔は街道には4キロメートルを1里として、1里ごとに一里塚がありました。
今は殆どが現存していませんがその痕跡が史跡として看板や杭などで表示されています。
大人の人が歩くと信号待ちなどもあって、だいたい4キロメートルで1時間くらいです。
なので1里ごとにトイレや休憩スポットがあったら、結構便利ではないかなぁ、と。
トレイは1機あればよく、そこに自動販売機で飲み物や軽食がかえるといいですね。
できれば、ちょっと雨宿りや日陰になるような空間で座るところがある。
一里ごとの場所はそんなに正確である必要はなく、前後2〜300メートルくらいの誤差はありです。
もしその範囲にコンビニがあれば、「〇〇街道指定一里休憩所」とすればよい。
コンビニと連携
先程のトイレ一里塚に設置する自動販売機はコンビニと提携し、店舗も含めて、街道ウォーキングを全面的に応援してもらう。
たとえばスタンプ帳を提示することで割引がきくなど。
コンビニが持っているアプリと合わせればそのアプリで自動販売機で購入できるシステムにすることで、アプリのポイントも溜まりやすくなる。
アプリ
やはり、アプリがあるといいですね。
Google Mapと連携ができること、アプリを通じてとった写真はアプリ上の地図に反映されるようにし、コメントもかけるようにする。
そうすることで利用する人たちが情報を共有できて、情報自体も更新されていきます。
今回ガイドを観ながら歩きましたが、ガイドに載っていたお店や建物がなくっていた、というケースは時々見受けられました。
なので、「あ、この店変わってるよ」という情報が更新されていると、あとから来る利用者が助かりますね。
投稿数、ウォーキング距離に応じてブロンズ、シルバー、ゴールドのようなグレードを設定してそちらの達成感も促すのも面白い。
これをやるには、コンビニ、行政が主なプレーヤーとなるので、巻き込みが必要ですね。トイレ一里塚などは、日々のメンテナンスも必要になりますし。
まだ東海道も途中ですが、場所によってはすごく過疎化が進んでいるところがあります。
人が集まればいいというものではないですが、その地その土地でいいところがあるわけで、人が通ることでなにかの縁が生まれる可能性が拡がります。
四国のお百度参りがすっかり定着しているわけですから、こういった街道ウォーキングも十分素養はあると思うんですよね。
な〜んていう妄想してみました(^^)