先日友人がSNSでシェアしてくれたこの記事。
この記事をよんで、最近感じていたことと共感するところがありました。
私がランニングを楽しんでいることはこのブログでも何度もお伝えしています。
40歳を過ぎてからフルマラソンにデビューしましたが、49歳で自己ベストを更新することができました。
段々と練習を重ねていきタイムがあがってきたんですね。
ところがそれ以来タイムを更新することはありません。
数年前は、練習量は明らかに自己ベストのときよりも多かったと思われるのですが、足を痛めてベスト更新はかないませんでした。
そこで遅まきながらですが、やっと練習量とスピードが必ずしも比例するわけではない、ということに気づきます。
私みたいなアマチュアレベルは、普段の練習量自体が少ないので、本来なら練習すればしただけ記録も伸びて不思議はないのですが、練習量を増やすと筋肉を痛めることが多くなり、練習よりも練習後のストレッチなどのケアの方に時間をかけるようになってきました。
私の知り合いでも、アスリート並みに健脚だった人が半月板を損傷してしまったという方が複数いらっしゃいます。
さきほど引用した記事を読んだときにこの方々のことを思い出しました。
筋肉や関節などは加齢によって衰えがでてきて、これまで耐えられたトレーニングにもだんだん耐えられなくなり、負荷が蓄積して怪我にいたってしまうということがありうるのかもしれません。(勝手なる私の仮説です)
学生時代野球をやっていて投手だったのですが、今はもうボールをなげることがほとんどかなわないくらい右肩はぼろぼろです^^;;
学生時代に無理に使いすぎたことや、筋肉のメンテナンス方法をしらなかったという無知がゆえの結果だと思います。
今は運動といえばウォーキングかランニングですが、長時間歩いたり走ったりすると足を始め身体に疲労が残ります。
これをそのまま放置すると、そのダメージは長引きますし、風呂に入ってストレッチを入念にすると翌日の回復度合いがあがる気がします。
疲労の抜け方も若いときに比べるとかなり遅くなってるはずです(^^)
筋肉へ負荷をかけることは、増進・維持するためには必要不可欠です。
入院して1週間も寝たきりになると歩行する筋肉さえ危うくなるくらいです。
成長期ならいくらでもかけられた負荷ですが、年齢を重ねると負荷のかけすぎが怪我につながってしまうリスクがあがります。
怪我をすると、負荷をかけること自体ができなくなるので、筋肉の退化につながってしまい、それによって運動ができなくなり、さらに退化するという悪循環におちいってしまいます。
なので、私は「とにかく怪我をしない」を第一優先にするようにしました。
ランニングシェアハウスのRAに走り方を教わって、怪我をしにくい走り方になったおかげで、走れる距離が伸びてきました。
ただその分溜まる疲労も大きいので、ロングラン、ウォーキングをした後は疲労回復を優先するようにしています。
できるだけストレッチを時間かけて行ったり、アミノ酸を摂取したりするようになりました。
どのくらいの負荷が筋肉の”ほどよい増進”につながり、どの程度の”休息”をはさんだらいいのかはまだ試行錯誤です。
身体のトレーニングをするときに、負荷を与えるだけでなく、疲労回復、筋肉のメンテナンスを意識することは、私のように50代だったらなおさら、もしかしたら30代からでも早すぎないかもしれないな、と思います。
トップアスリートして現役時代から身体の構造や仕組みを意識されていた室伏さんは、やはりトップアスリートなんだなぁ。