今回は静岡駅のある府中宿から丸子宿です。
行程にして約6.5キロメートルになります。
駅前のショッピングエリアを抜けて札の辻があるところを曲がります。
しばらくいくと歯科クリニックがあり、ここを右折。このあたりはジグザグに曲がるので目印が必要(^^)
この日は朝早かったので商店はまだしまっていました。
この交差点を左折するのですが、ポストが目印とはいえ道を間違えやすい・・・
こちらは江戸時代の1753年創業老舗のわさび漬け店。
弥勒(みろく)緑地内にある由比正雪公之墓址碑があります。ここにくる手前にあった梅屋町にあった旅籠梅屋で包囲された由比正雪が自刃したそうです。
静岡県内はこのような標識で地域の名前が掲載されています。
元祖安倍川餅のお店石部屋(せきべや)。1804年創業だそうです。時間が早すぎてまだ空いていなかったので残念ながら安倍川餅はお預け^^;;
安倍川義夫の碑。この近くにある安倍川の川越人夫が旅人の落とした財布を追いかけて届けたことにちなんで建てられた記念碑。落とし主が礼金を渡そうとしても「拾ったものを届けるのはアタリマエのことだ」といって、頑として受け取らなかったそうです。
そしてその安倍川を渡ります。静岡県では以前の富士川といい、後にわたる大井川といい、この安倍川といい、大きな河川を何本も渡ります。
川を渡ると手越という地域になります。地域を紹介する案内板。
県道沿いを歩いて国道1号線にぶつかったら少し1号線沿いを西へ向かいます。
すぐにこの「丸子」方面に折れて1号線とは別れます。
丸子宿の文字が見えてきました。
丸子の一里塚跡です。
丸子宿の江戸方見付跡。いわゆる江戸側(東側)の入口になります。
道路沿いに丸子下宿の看板があって、歴史を解説してくれている記念碑がありました。
ぶらぶら散歩するときに、こういう案内があると楽しいです。
脇本陣跡。東海道は明治天皇が京都から江戸へ移るときに小休止したところが至るところにあるので、このような記念碑をよくみかけます。
問屋場跡の看板が民家のお庭に建てられています(^^)
そして丸子宿の本陣跡まできました。
この周辺はこのように多くの民家に屋号がかかれた看板が掲示されています。「〇〇屋」というのが屋号ですね。
江戸時代、その地で使われた屋号を掲示して東海道宿場町の雰囲気を盛り上げようというものかもしれません。
この屋号表示はこの後の宿場町でもたくさんみかけられます。