週末参議院選挙が行われました。
若い頃は「選挙なんて」と斜に構えていたところもありましたが、ここ10年くらいは毎回投票に行くようになりました。
参議院議員改選にともなう今回の選挙は、自民党の圧勝で終わったようです。
比例区では15の政党が名乗りをあげました。
自民、立憲、公明、共産、社民、国民といった昔からある政党に加えて(国民は政党自体は新しいですが立憲からの分派でもあるので)、れいわ、NHK、など新興の政党が加わった結果、これだけの数になりました。
多様化の時代、いろいろな主義主張があってしかるべきだと思うし、それによって多くの政党が生まれることは決して悪いことではなく、むしろ歓迎すべきことかもしれません。
とはいえ、有権者の立場からするとどの政党を支持しようか、悩みが増えることも避けられません^^;;
最近はネットで「あなたに合う政党は?」という相性診断なるものをよくみかけます。
今回もYahoo!などで目にした方、ご自身でやられた方も多かったのではないかと。
私もやってみました。
すると・・・すべての政党が合致度50%以下(笑)
つまり、どこの政党も私の意見とあまり合わない。
この相性診断は、政党マニフェストに基づいて、10個の課題についての姿勢(賛成または反対)を問い、その答えが合致するところが多いところが、相性のいい政党、と判断します。
- コロナ感染対処のため国の権限を強化すべき
- 消費税を10%から5%に減税すべき
- 物価高対策で石油元売りへの補助金、低所得者への給付金を出すべき
- 憲法9条に自衛隊を明記すべき
- 敵のミサイル発射基地を攻撃する能力を保持すべき
- ウクライナに防衛具や資金援助をもっとすべき
- 公的年金支給年齢を70歳にあげるべき
- 高等教育を無償化すべき
- 原子力発電を再稼働すべき
- 同性婚を認めるべき
Yahoo!の提供している相性診断はこれらの項目。
それぞれ、賛成、やや賛成、中立、やや反対、反対という選択肢があります。
私もそんなに主義主張をはっきり持っているわけではないので、その時の気分で変わることもありますが、何度やっても50%以下でした(笑)
(ちなみこれ書きながらもう一度やってみたら最高で40%でした・・・)
こういう時、比例区ではどの政党に投票すべきなんだろう、とさすがにちょっと真剣に考えてしまいました。
地方区は個人を対象としており、対象も全方位ではなくその個人の得意とする分野があるわけで、そこに共感、共鳴できれば支持したい気持ちがでてきます。
でも政党となると全方位になるので、なかなか難しい。
ある特定の分野で賛同できれば、という選択の仕方もあるでしょう。
とはいえ、なかなか難しいのが現実(^^)
民主主義の特徴の1つが「多数決の原理」。やはり数が多いところが力を持ちます。
大きな政党は力を持ち、小さな政党は力を発揮しにくい、そんな構図が自然と生まれます。
戦後現在の自民党は常に最大の政党であり続けたからこそ長年政権を持ち続けてきただろうし、そのときに野党だった各党は同盟を組むことが武器となり、連立して一時期自民党から政権を奪ったことがありました。
大きな勢力である自民党も中には派閥があり、派閥の集合体とみればそれはそれで連立の団体かもしれませんね。
そう見ると、たくさんのグループが実はすでにあって離合集散を繰り返している、ということなのかもしれません。
自民党の派閥もかなり変化してきますよ(^^)
Wikipediaはなかなかありがたい(^^)
話が脱線しました・・・
政党相性診断の結果だけみれば、自分はある意味少数派とみることもできるかもしれません。
それはそれで悪い気がしていなくて、そもそも私のシェアハウスの運営の仕方なんて間違いなく少数派で、おそらく相当ニッチな分野で活動していると思っているので、自分の立ち位置を再確認したような気持ちでもあります。
大きな力の中では、味方になれば力強い一方、変化することはなかなか難しい。
一方小さな力の中では、力は弱いけど変化させやすい。
私は最初の社会人生活を前者で過ごし、今は後者の立ち位置で過ごしていると感じています。
小さい力だけどオンリーワンでありたい、そんな欲求が今の自分のスタンスなんでしょうね。
これからの選挙の比例区、どうしよう・・・
次の選挙は途中で解散がなければ2025年に衆議院、参議院双方で改選ですね。
当選された方々が国政の場で活躍されることを期待しています。
先日の食事。こんなカレー、誰も作らんな(笑)
メークイン、たまねぎ、エリンギを煮込んでクミン、カルダモン、ターメリック、チリといったスパイスをいれ、冷凍野菜のブロッコリー、カリフラワー、エンドウ、人参をトッピング、いただいたにんにくを焼いて添える。ご飯はターメリックをいれてちょっとサフランライスっぽい見た目。そしてチーズを乗せる。