48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

槍ヶ岳登山〜準備編

ランニングシェアハウスイベントで初の本格的な登山イベントが企画されました。

 

目標は北アルプス槍ヶ岳

 

ハウスメイトの1人が「ぜひ槍ヶ岳に登ってみたい」と発したのをきっかけに、なんどかスケジュール変更というピンチを乗り越え、登山のベテランという強力な助っ人の加入もあり、ついに実現することになりました(^^)

 

www.yamareco.com

 

標高3,180メートル。富士山(3,776メートル)、北岳(3,192メートル)、奥穂高岳(3,190メートル)、間ノ岳(あいのだけ 3,189メートル)に次ぐ国内第5位の標高です。

 

富士山は単独、北岳間ノ岳南アルプスで、奥穂高岳槍ヶ岳北アルプスにあります。

 

私は2011年に奥穂高岳で登山デビューして、翌2012年に槍ヶ岳に登頂したので、槍ヶ岳は実に10年ぶり。当時購入したザックを未だに使っています^^;;

 

それなりの標高の山なので、基本1泊または2泊で行程を組むのが一般的です。

 

なので、それなりの装備と荷物が必要となります。

 

持ち物リストは助っ人のベテランTさんから詳細なリストが送られてきたので、こちらはそれに合わせて揃えればいいくらい、とても親切なガイダンスがありました(^^)

 

ネットでも基本の持ち物が紹介されています。

yamahack.com

 

私の理解では、登山に必要なもので抑えなければいけないポイントは3つ。

  1. 衣類
  2. 食料
  3. いざというときのための備え

 

1 衣類

絶対に必要なものとして「レインウエア」「登山靴」「速乾性の衣類」。

 

山の天気は変わりやすく出発地点で晴れていても突然雨がふることはよくあります。そして標高が高ければ高いほど”寒く”なります。

 

なお東京で予想気温30度越えでも3,000メートルを超えると10度を下回ります。

 

また先日訓練でいった大山登山ですが、わずか1,200メートル足らずの標高でしたが、雨で濡れた手がかじかんで全然機能しませんでした。

 

なので、山で「雨で濡れる」「汗で濡れる」というのは体温を下げることにつながるのでできるだけそれを避ける必要があります。

 

なので「レインウエア」と「速乾性の衣類」は必要です。

 

登山の時のウエアについて詳しい解説がこちらにあります。

yamahack.com

 

2 食料

今回は山小屋で素泊まりのため、現地で自分で食事を作ることになりました。私にとって初体験!

 

バーナーとお湯がすぐに湧くJETBOILを調達し、アルファ米などお湯を使うことで食事になるものを持っていきます。

 

山小屋では夕食、朝食をつけることも可能なので、予算さえあえば山小屋で食事をするのが一番楽です(^^)

 

ここでいう「食料」は山小屋で食事をする、としても必要なもの。それが「行動食」と言われるものです。

 

登山はかなりエネルギーを消費します。なので、登っている途中、下山している途中でエネルギーを補給する必要があり、そのための食料を「行動食」といいます。

 

食べ終わった後のゴミの量やカロリーなどを考慮すると、カロリーメイトとかプロテインバーのようなバランス栄養食品の類がよく利用されます。

 

また梅干しを乾燥させたものや塩飴など、塩分の補給も大切です。

 

そしてなんといっても水分。途中で補給ができればいいですが、かならず1リットルくらいは持っていたほうがいいですね。

 

水がなくなるといろいろ危険な状態が起こりうるので、水分の確保はしっかり。

 

3 いざというときの備え

登山は楽しい一面、危険との隣合わせです。

 

万が一遭難やトラブルに見舞われた時に生き続けるために必要なものをもっておくという考えが登山には必要になります。

 

もちろんたくさんあるに越したことはないのですが、それでは保険のために荷物が重たくなりすぎます。

 

ある程度の割り切りは必要ですが、保険の感覚は求められます。

 

薄くて軽いアルミシートはいざ遭難した時の体温低下を軽減します。非常食や予備の水は遭難したときに生きるために必要です。また怪我や病気のための医薬品も相当します。

 

今回ベテランTさんのリストで初めて知ったものもありました。

 

ツエルト:保険用のテント。通常のテントとは違い、かなり軽量であるが故に居住性や防水面でテントに劣る部分はありますが、遭難したときには雨風から守ってくれる貴重なツールです。今回予算の関係で用意できませんでしたが、いつか持ちたいと思っています。

 

 

 

 

ということで、いろいろと装備が必要ですが、”必要品”だけではつまらない、ということで私は”余計なもの”も持っていきます(笑)

 

Tさん作成リストに基づいて揃えたのがこちら。

まあ、たくさん(笑)これを背負って登るわけです。

 

今回Tさんからいろいろと教えていただき、揃えたものがいくつかあります。

 

山専用水筒。これは750ミリリットルと大きめの容量です。先日朝8時に冷えた麦茶をいれて夕方5時過ぎに飲みましたが、まだかなり冷たかった!保温性はかなり高いです。

 

普段使いもできそうなので思い切って購入しました。蓋がコップになります。

 

お湯を最速で沸かすためのツール。ガスも一緒に購入。山でコーヒー飲んだりラーメン作ったり、スープ飲んだりするときに使います。

 

シェラフ用インナーシーツ。シェラフ(寝袋)に直接入ってもいいのですが、汚れた時の洗濯ができないため、一旦このようなシーツをかますとこのシーツだけ洗えばいいですね。今回シェラフと一緒に持っていきます。

 

エア枕と空気入れ。シェラフを持っていくなら自分の枕があったほうがいいなと思い、エアピローとそれに空気をいれるための空気入れを調達。この空気入れ、使いやすくてすぐに枕が空気でいっぱいになりました!枕カバーもあるので清潔面も安心。

 

これらをバッグに詰め込んでみると・・・

こんな感じ。思った以上に膨らみました。ザックは35リットル+アルファというタイプです。重量測ったら12キログラムくらい。先日の大山の20キログラムよりは全然軽い(^^)

 

 

 

登山の準備はなれないとそれなりに時間と労力がかかるので、面倒に感じる人もいると思います。

 

それでも登山が好きな人が多い、ということは、それだけ面倒な思いをしてもそれを帳消しにしてお釣りがくるくらいのいい体験ができるからだろうし、そういう人帯にとって見れば、面倒なことではなく、むしろ準備が楽しいくらいかもしれません。

 

旅行も計画しているときが楽しい、と言われるのと同じかも(^^)

 

山小屋に宿泊する登山は昨年の富士山、その前は3年前の谷川岳以来。

 

6月の大山トレーニングでの捻挫以来運動がほとんどできていなかったので、体力的に不安はありますが、良い登山になることを期待しています。

 

でも天気予報は雨なんだよなぁ、また・・・(涙)