今回鑑賞したのはこちら。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」が公開されて再び脚光を浴びたクイーンでしたが、最近は少し落ち着きを取り戻している雰囲気です。
映画は2018年に公開。
私も映画を観てその出来栄えに感動し、よく聴いていた学生時代に思いをはせました。
なにげなくAmazon Primeをながめていたらこのタイトルがでてきて、ちょいとクリック。
久しぶりにクイーンワールドに浸りました。
この映画は、クイーンと深いかかわりのあった4人の人物のインタビューを軸に、稀代のミュージシャンであったフレディの一面を紹介する、という企画です。
インタビューに応じている3人はこちら。
- ポール・ガンバッチーニ:作家、アナウンサー。
- ロージー・ホライド:音楽プロデューサー。
- ミック・ロック:写真家。
- エリック・ホール:元EMI宣伝担当。
クイーンの良さ、フレディ・マーキュリーの凄さについては、映画ボヘミアン・ラプソディ始め、多くの楽曲や番組を通じて広く伝わっていると思いますし、彼らの語るクイーン、フレディのことはネタバレもあるので、ここでは触れないでおきます。
ではインタビューを受けている彼らは、クイーンやフレディにとってどんな存在だったのか。ちょっと調べてみました。
ポール・ガンバッチーニ
1949年イギリス生まれの作家であり、アナウンサー。長らくイギリスのラジオ番組でクラシックも含めて多くの音楽の紹介をしていたようで、イギリスのラジオの殿堂入りも果たしている大物のようです。
個人としては2013年にゲイであることをカミングアウトし、パートナーとはその前年2012年に結婚しています。
Wikipedia(英語版)によると、エルトン・ジョンとはインタビューなどで付き合いはあったようですが、クイーン、フレディ・マーキュリーと個人的なつながりがあったような記載はありませんでした。
おそらく、彼の作家としての観察眼からの見方がこの映画で紹介されていたように思われます。
ロージー・ホライド
音楽ジャーナリストということ以外、この人に関する情報はネットにはあまり見つけられませんでした。ただ、クイーンを回顧するような本作品と同様の映画がいくつかあり、それらにも登場していることから、クイーンについての記事を多く書いていたのかもしれません。
ミック・ロック
写真家。特にロックミュージシャンを数多く撮影し、多くのアルバムなどのカバーを飾った実績があり、この業界ではかなりの有名な方のようです。クイーンのアルバム『Queen II』や『Sheer Heart Attack』のカバーも彼の作品だそうです。
残念ながら2021年11月に亡くなったという記事がありました。
エリック・ホール
クイーンが所属していたレーベルEMIの元宣伝担当。マーク・フェルド(マーク・ボラン)、コックニー・レベル、クイーン、セックス・ピストルズのプロモーションを行ったそうです。
EMIを辞めた後はサッカーの代理人として活動していたようで、こちらでの実績もかなりあったようですね。
1つネタバレですが、エリック・ホールは作品中で、クイーンの代表曲の1つ「キラー・クイーン」は自分のことを歌っていると”自慢げ”に話しています(^^)当のフレディは否定しているそうです。
なかなかやり手の人だな、という印象ですがこの人も2020年に亡くなっています。
いずれもそれぞれの視点で主観的な見解ではありますが、それはそれでクイーンの魅力を味わうことができました。
ひさしぶりにLive Aid 1985のステージをYou Tubeで観ました。
個人的にはクイーンの最高のステージではないかな、と思っています。