先日毎年受診している人間ドッグにいってきました。いつも通り手慣れたフローで胃カメラや内臓脂肪測定のCTスキャン、膵臓・肝臓・胆のうなどをチェックする超音波検査を含めても1時間半ほどで終わってしまいました。
年末年始の食事と運動不足で体重が一時期よりもリバウンドしてしまったこと(それでも昨年よりは下がっていました(^^))はご愛嬌。
詳細な結果は2週間後ということなのですが、その場で結果がわかる検査で気になったのが視力。
裸眼はまったくだめなので、メガネかけて測定したのですが、結果は両眼とも「0.1」(笑)多分検査が遠距離用だったんじゃないかと思うのですが、それでもめがねして0.1はないだろう、と。
そういえば最近デスクワークしていて近くのパソコンとちょっと奥に設置したモニターを交互にみているとモニターの文字が見にくいな、と感じるようになっていました。
こんな感じに配置しています。
手前のパソコンと奥のモニターの両方を使うことが多いのですが、モニターの文字が読めなくて顔を近づけることがよくあります。
今のメガネを作ったのが5年前。
焦点をあわせる筋肉が衰えてきた可能性も十分あり、また足裏マッサージすると目の疲れのツボは痛いし、実際目の疲れを感じるので、ぼちぼちメガネの変え時かと思って、眼鏡屋さんにいってきました。
検査した人によると、やはり近くとやや遠くのピントをあわせる筋肉が弱ってきた可能性が高い、とのこと。
車を運転するなどの遠距離用は別に作っています。
今作ろうとしているのはパソコンの作業用。
手前のパソコンがよく見えるようにすると、奥のモニターや、逆に本を読む時の手前のポジションが見えにくくなることも検査で判明。
だいぶ衰えているようです。。。
そこで検査官が進めてきたのが「中近両用」。
遠近両用ほどではないにしても、手前からちょっと奥までのピントをあわせられるように、レンズ設計を段階的に設定するものです。
メガネレンズの真ん中はパソコン向け、上側はモニター向け、手前は読書向けにレンズが設計されます。
なるほど、それはいいかも。
私の場合は軸性近視という回復の見込みがないタイプの近視と思われるため(なにせ近視になってからもう45年くらいになります^^;;)、近視の回復はおそらく無理。
## 回復の見込みがあるのは仮性近視です。
なのでメガネで矯正するしかないんですね。
一時期コンタクトを使っていたことがありますが、目に合わなくてやめてしまいました。
そして普段かけている眼鏡は実はこのパソコン用のメガネ。
パソコンやスマホなど手元を見ることが多く、遠距離用のメガネはその都度メガネを外さないと見えないからです。
では遠くはどうするのか。
詳細がみえなくてもいいや、と割り切っちゃっています。
結構普段目に入ってくる情報って、そのほとんどが不要なものばかり。特に文字情報。
交差点、道路、車、建物といった物体はその存在があればわかるし、信号も色が識別できれば十分です。そのうえで文字を見る必要がなければそんなに視力がなくても困らないんですね。
なんせこれまで視力「0.1」のメガネでずっと過ごしていたわけですし(笑)
この「あえて見えない」のって実は脳にとっても優しいんじゃないか、と思います。人は視覚的情報にかなり影響をうけます。つまり視覚的に入ってきた情報によって脳が働くわけですね。
それが店の看板の文字だったり、かばんに表示されている文字だったりしても、その都度文字を認識すると脳がその文字に反応するんですね。
ゴルゴ13のように常に命を狙われている人ならともなく、凡人の私はそこまで神経を尖らせる必要はなさそうです(^^)
文字が見えない分、自分の世界に入り込むことができます。考え事をしたり、読書をしたり。公園などでは視覚だけでなく、聴覚、嗅覚、触覚などを働かせようとします。
五感といわれる中で視覚偏重な普段の生活で視覚の度合いが下がる、つまり「あまり良く見えない」という状態はちょっと別の世界を感じられるチャンスが生まれるかもしれません。
昔は遠近両用を使っていましたが、良い性能のメガネ(遠近両用を感じさせないくらいレンズ加工が精密なんです)はまあいい値段します(10万円以上・・・)。
また遠近をわけることで、これから自分が向ける視点の位置を切り替えられます。
ということで、今は遠近分けた2つのメガネを使い分けています。
とはいえ、面倒ではありますけどね^^;;