今年に入って岩波100冊プロジェクトを始めたことは既報の通りです。
個人的には持ち歩きやすいことから文庫サイズが好きなので岩波文庫を中心に選書しているのですが、岩波文庫が検索ページではどれくらいあるのか一覧することができないので、実際に本屋さんに行ってみてきました。
ハウスから近い比較的大きい書店は、新宿の紀伊国屋さん。
文庫売り場は2階。
出版社ごとに棚が整理されていて、なかなかな壮観です。
新潮文庫、角川文庫、ハヤカワ文庫、講談社文庫など著名な棚を過ぎてフロア中程に岩波文庫の棚がありました。
岩波文庫は赤、青、黄、緑、白といった帯色に分類されているので、秩序あるカラフルさがなんかいい感じです。
いくつか手にとってパラパラとページをめくり、ちょっと気になる本は最初のところだけちょっと読んでみる。
WEBサイトではキーワードをいれると検索ができるシステムですが、全体でこれくらい、という俯瞰できるシステムはないようです。
本屋さんによくあるカタログみたいなものがあればいいんですが、一般人はPDFでダウンロードする必要があります。
解説はありがたいのですが、やはり実際に本を手にとって見るといろいろな印象がうかんでくるので、リアルな本屋さんが私はいいなぁ、と感じます(^^)
電子書籍のKindleは、沢山の本があのタブレット1つに収まってしまうことが一番の魅力で、いつも本棚を持ち歩いているようなものです。
でもリアルの本のように、本の厚みや重みを感じたり、紙に触れてみたりすることで得られる五感の刺激は味わえないんですよね。
前職を退職をするまでに持っていた本は、スペース確保のために一部は売却しましたが、残りは全部ばらばらにしてスキャナーでPDFにしてしまいました。
今から思えば勿体ないことしたなぁ、なんて思います。
最近ちょくちょく妄想するのが、この後どんな環境で暮らしたいか、ということ。
・ぽつんと一軒家みたいな山奥でひっそりと自給自足で暮らす自分
・定住をやめて、日本全国を放浪する旅人スタイル
・小さな喫茶店をひらいてコーヒーをいれながらお客さんの相談にのる仕事
などなど(^^)
その妄想の一つに最近、「本に囲まれた生活」というのも候補にあがってきました。
部屋中が本で埋め尽くされていて、お気に入りのロッキングチェアに揺られながら、その日の気分の本を読むような生活。本を読まなくても、本に囲まれる空間に身を置くことでなにか心落ち着くような気がするんです。
森の中で緑と潤いに身を委ねるのが”森林浴”なら、本の中に身を置くのはさながら”紙本浴”とでもいうでしょうか(笑)
今住んでいるシェアハウスでも、どうやって本を置くスペースを作ろうか、いろいろ思案しています。単純に本棚増やすとリビングスペースが狭くなってしまうんですよね。
ゆっくり妄想をつのらせていこうと思います(^^)