Gmailをご利用の方はご存知だと思いますが、Googleのアカウントをとると、15GBの容量が無料でついてきます。
Gmail、Google Photo、Google Driveなどに活用されます。
15GBを超えると有料になり、
100GBまで:月額250円
200GBまで:月額380円
2TBまで:月額1,300円
とサブスクリプションが設定されます。
(本稿に掲載している価格は2023年8月16日現在で各社のサイトで掲載されていた価格で、変動する可能性があります)
ちなみに他の一般に知られているクラウドを比較すると
■Dropbox 2GBまで:無料 2TBまで:月額1,200円
■OneDrive 5GBまで:無料 100GBまで:月額203円(年払い)
(ただしMicrosoft Office365でWordなどのアプリケーションと一緒にすると異なる料金体系になるのでここでは対象外としました)
■iCloud 5GBまで:無料 50GBまで:月額130円 200GBまで:月額400円 2TBまで:月額1,300円
となっています。
・無料となる容量が一番大きい。(15GBまで無料)
・有料になると他社とそれほど差はない
ですね。
私の場合
■Google:Gmail、みんなと写真をシェアするためのGoogle Photo
■iCloud:Macやiphoneで共用しているミュージック
■OneDrive1:自分の会社の書類、個人的な書類
■OneDrive2(法人契約):英語セミナー資料
といくつかクラウドストレージを用途別に使い分けており、iCloudとOneDriveは利用目的の関係で有料プランを活用、GoogleとDropboxは無料プランを活用しています。
今はいずれも容量に心配はないのですが、GoogleがいずれGoogle Photoに写真をアップロードすると容量制限に近づくであろうことが予想されます。
仲間とのシェア目的なので、Google Photoで利用するのは仕方ないのですが、容量をしらべてみると、Gmailの方が容量を使っていることが判明。
メール自体はテキストなのでほとんど容量をつかわないのですが、添付されるファイルが重たいとそれで容量を使ってしまいます。
最近は通信、サーバーの性能があがったこともあり、数MBくらいのファイルは平気で添付されるようになりました。(昔は1MBでさえも怒られた覚えがあります^^;;)
この添付ファイルは、必要なものはダウンロードして保存してあるので、メールに添付されている必要はもうないんですよね。
ということで、容量の大きいメールをなんとか処理したい。。。
方法は大きく2つ
1 重たいメールを削除する
2 重たいメールに添付されているファイルだけを削除する
まず1の「重たいメールを削除する」は、Gmailで「すべてのメール」において、検索条件で削除したメールの容量をして検索をかけると一覧にでてくるので、全選択をして一気に削除すれば簡単です。
この方法のメリットは、このように「簡単」であること。
デメリットはメールそのものがなくなるので「履歴」もなくなってしまうこと。
続いて2の「重たいメールに添付されているファイルだけを削除する」ですが、これが実は簡単でなかった^^;;
Gmailにはそのような機能がついていないんですね(^^)
調べてみたら、意外な方法がありました。
「Thunderbirdをインストールしてメールを取り込み、添付ファイルを右クリックして削除させる。Gmailには添付ファイル削除前と削除後の両方が残るので、まだ添付されている方を削除し、ゴミ箱を空にする」
というやり方です。やり方の詳細はネットで調べると簡単にでてくるのでここでは割愛します。
好奇心もありどんなものかやってみることに。
感想は・・・面倒くさい(笑)
まずThunderbirdにメールが取り込まれるまで私の場合数時間かかりました。それから添付ファイルの削除は、メール1つ1つに対応しなくてはなりません。
1つのメールで数MBのファイルを削除するのに、2〜3分かかるとすると、1時間でせいぜい2〜300MBの容量削減です。月額250円払って100GBにしちゃったほうが、経済的には理にかなってそうな気がします(^^)
私はお試しでやってみて、とりあえず大きいファイルだけを削除したので、1GBくらい容量を削減することができました。
とりあえず今は容量に余裕があるので、ここで中断。
それよりも、このデジタルコンテンツをいつまで持っていようか、それをちょっと考えました。
メールは基本連絡手段であって、連絡がとれればそれで本来役割は終わっているもの。
かつて前職でお世話になった先輩は、私がOutlookでメールをたくさんのフォルダーに振り分けているのを横目に、読んだメールを片っ端から削除していました。(^^)
そう、振り分けたってまず目を通すことはないし、何かの証拠としてとっておかなければならないようなセンシティブなものもほとんどない。
となれば、ある程度時間が経過したものは無条件で削除してもいいかな、とも思うように。
最近は、故人が残したSNS、クラウドの「デジタル財産」の扱いをどうしたものか、という問いかけを耳にすることがあります。
終活にはまだ早いですが、私の年齢であれば少し意識して、今後のデジタル資産の扱いを考えてみてもいいかな、とふと思いました。