今年から使っているGarminのランニング用ウォッチですが、最近のスマートウォッチ同様、ライフログをいろいろと記録することができます。
・心拍数
・歩行数
・ランニングデータ
・週間運動量
・消費カロリー
・睡眠深度
などなど。今やApple Watchを始めとして、ライフログを記録する腕時計がいろいろあります。
・Body Battery
・ストレスレベル
という2つの項目。
どんな項目を測定しているのかは、非公開なのでまったくわかりませんが、面白い指標です。
Body Batteryは、文字通り”体のエネルギー”みたいなもの。日中活動していると消費され、夜寝ていると補充される、という仕組みです。
激しい運動をすれば消費は激しいし、落ち着いていると消費は緩やかです。
このBody Batteryに関連ある指標の1つが、もう一つのストレスレベル。
このストレスレベル、運動したり体を動かすと高いストレス値を出すばかりでなく、なにか考え事をしてイライラしているときにも高い値を出すことがあり、そういう状態が続くと「リラックスしましょう」とアラームがでたりするから面白い(^^)
先に利用していた元ハウスメイトが「会議中にイラッとしたら”リラックスしましょう”のアラームが出て、心を見透かされているようでびっくりした」と話をしていたのですが、まさに似たようなことをその後私も何度も体験しました(笑)
でも必ずしも自分のイメージ通りか、というとそうでもないこともあります。
例えば、入浴。自分としてはほっとしているのですが、ストレスレベルは実は結構高い。
またパソコンを使ったデスクワークをしているとき。自分としては集中してある意味ストレスなのですが、ストレスレベルはむしろ低い。
私の予想とすると、体温あるいは脈拍あたりが関係しているのかもしれない。
いろいろ想像が働いて楽しいですが、先日ふとしたことに気づきました。
こちらは普段の私のパターン。
一番左が夜0時で右が1日後の0時です。
白いラインがBody Battery。青いたて線は落ち着いている状態、オレンジ色のたて線はストレスレベルが高い状態です。
「4時」の右側に時計のマークがありますが、このあたりで起床。右側の「zzz」とあるのが睡眠に入ったあたりです。
寝ている間は体が休まってBody Batteryが”チャージ”されているのがわかります。
朝6時に起きた後、グレーのたて線が下側にありますが、これは”アクティビティ”つまり運動しているときです。このときは5kmほどランニングしていました。
帰宅してシャワー浴びてデスクワークを9時くらいまでやって出勤。
10時くらいから面談の仕事を10時〜12時、13時〜18時でこなしています。
不思議なのは、面談している時間のかなりの部分が「落ち着いている」状態でBody Batteryを消費していないこと(^^)
仕事が終わって電車に乗って帰宅。買い物して、19時半から22時まで部屋でご飯を食べながら録画したビデオを観ています。その時は、逆にストレス値が高いんですね。なのでBody Batteryの消費も早い。
これがある意味典型的な1日の流れなのですが、とある日は全然違っていました。
こちらです。
なんと寝ている間ずっとストレス値が高いまま。なのでBody Batteryの”チャージ”があまりないことがわかります。
なぜか。前日友人と深酒してだいぶ酔っ払って帰宅したときです^^;;
ここで思い浮かんだのは、「寝ている間に飲んだお酒を分解すべく、体が活動していてストレス値が高くなった」という仮説。
睡眠タイムラインを観てみるとレム睡眠時間は1時間24分もあったのに、”いい睡眠”でなかったということらしい。
このライフログでは1日の最低脈拍数を示す睡眠時の脈拍も測定しています。私の場合は通常49〜53くらいなのですが、このときは60とかなり高め。寝てるにも関わらず心臓がいつもより働いていた、ということなんですね。
ちなみに日中のストレス値が低いのはいずれもデスクワークをやっている時間。
酒に飲まれて爆睡していたつもりですが、実は体に負担をかけていた恐れがあるかもしれない、という仮説がこのライフログから立てられました。
ちなみに翌日、いろいろあって夕食が夜9時と遅くなったのですが、晩酌のビールを控えたときの夜はこんな感じ。
夜0時すぎまでストレス値が高かったんですが、一気に休息モードになり、それとともにBody Batteryの”チャージ”がぐんぐん進みました。
あと1〜2時間睡眠時間がとれたらもっとチャージできたと思われます。
なお午前中の高ストレス値を出しているのは、通勤電車に乗っているとき。夜7時すぎからの高ストレス値は飲み会です^^;; 午前中、午後の青いところはデスクワークと面談のお仕事中。
この日も10人と面談させていただきましたが、ストレス値が低いということは、体が休めているだけでなく、イライラしていない、ということなんでしょうね。
ライフログ、なかなかおもしろいです(^^)