昨日、臀部の痛みについて投稿したところ、いろいろな方々から励ましやアドバイスをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます(^^)
さて、chatGPTが最後に言ってた言葉:
〜〜痛みが続く場合や心配な場合は、早めに医療機関を受診してください。〜〜
はい、そうします!ということで、痛風でお世話になっている主治医のところに行ってきました。
前日に症状と経緯をメッセンジャーで連絡したら、しばらくして
「坐骨神経かハムストリングスの坐骨結節付着部の肉離れ(の恐れがあるかも)」という返信。
タダの筋肉痛やコリ、というわけではない恐れがありそうとなると、もしかして治療に時間がかかるのかな、なんて考えながらクリニックへ。
実は「考えながら」といいながら、このときだいぶ歩行困難になっていました。
じっと座っていると痛みはさほど感じないのですが、そこから立ち上がったときにまず”ズキーン”という痛みがあって、歩くことはできるものの筋肉の奥の方に痛みの根っこがあるような感じで、結構歩くのが辛く感じるんです。
普段から一駅余分に歩いたり、エスカレータを避けて階段使ったりしていましたが、このときはエレベータやエスカレータのお世話になりました。
クリニックについてほどなくして診断を受けられました。
主治医によると、「う〜ん、4番か5番あたりかなぁ。よし、レントゲン撮ろう」と。
なに?4番?5番?野球の打順ではなく、背骨のことをいっていることは間違いないのですが、どういうことかちんぷんかんぷん。
その後すぐにレントゲンに案内され、前かがみ、のけぞり、仰向け、などなどいろいろなポーズで撮影してくれました。ちょっとしたモデル気分(のわけが無い・・・)
撮影が終わってほどなく呼ばれて診察室へ。
今はレントゲンも電子ファイルになっているので、すぐに観れるんですね。
主治医が写真をみて「あ〜、やっぱり4番かなぁ」と。
「え、どういうこと?」
「腰の骨を番号で呼んでいるんだけど、この4番の骨がすべってるっぽいんだよね」
「すべってる?」(どんどんわからなくなる)
「つまり、本当はきれいに並んでるのがいいんだけど、この4番の骨だけ、このポーズのときはいいんだけど、このポーズの時はちょっとずれているんだよ。骨を支えている筋肉が弱っていて、腰の動きについていけなくなっているんだよね。するとここを坐骨神経が通っているんで刺激しちゃうことがあるんだ。ほら、4番と5番の間、せまくなっているのわかるかな。」
つまりだ・・・
・体の体幹が衰えているのに無理に使ってしまった
・それに耐えられず4番の骨が前後(背中と腹の方向)に動くようになってしまった
・ずれたときに直ぐ側を走っている坐骨神経を刺激するようになった
ということらしい。
腰の骨と骨の間にあるクッション材が「椎間板」と言われていて、それが飛び出しちゃったのが「椎間板ヘルニア」。
ありゃ〜、私予備軍になっていたのかも。。。
(画像:背骨LABOさんのページから引用)
これが「4番」と「5番」の位置。骨盤に近いところから1つ目と2つ目ですね。
主治医からは
・まだ椎間板がひどくなっている状態ではない
・痛みがきついのであれば、一旦ブロック注射をするという選択肢もある
・リハビリのプログラムで体幹を鍛えて腰回りを強化していくのが、ある意味治療。
というアドバイス。
ブロック注射って?
説明してもらったのは「仙骨部硬膜外ブロック注射療法」という療法で、一言で言えば「局所麻酔」です。
麻酔なので痛みを脳に伝達する感覚神経の動きが遮断されるのですが、その間に自律神経によって収縮していた血管が拡張して血液の流れがよくなり、発痛物質が洗い流されて痛みも緩和する方向になる、ということ。
タイトルにもあるように、尾てい骨あたりに注射します^^;;
単なる痛み止め(ロキソニンを飲むような)ではなく、少し状態を軽減させる効果もあるようなので、主治医の提案通りに「ブロック注射」→「リハビリコース」を選択することにしました。
ブロック注射を打つときは、
・注射後30分ベッドで安静にしている
・注射前、注射後15分、30分と血圧を測定する
ことが必要になります。
たまたまこの日はアポがない日だったので、時間を気にせずに処置をお願いできました。
注射はまあまあ痛い^^;;
痛い側(私の場合は右側)を下にして横になるんだそう。そうすると注入した麻酔が患部に行き渡りやすいらしい。
麻酔、といっても少しお尻の感覚が鈍くなるくらいで、下半身の感覚はそれほど影響はありませんでした。(個人差はあるとは思います)
30分たって血圧も異常な変動がなかったことが確認されたので、起き上がってみると・・・お、確かに楽になったかも。
痛みは残っているのですが、歩ける程度まで軽減された感じです。
帰りがだいぶ楽になりました。
さっそくリハビリも申込み。たまたま翌日の時間が確保できそうだったので、さっそく予約をとりました。
結局は
・加齢やメンテナンス不十分で体幹が弱っていた
・走るのにいいフォームを目指してトレーニングをしてきた
・ところがそのトレーニングは自分の身体には”オーバーワーク”だった(笑)
ということになるんだろうなぁ。
あ゛〜、ろくにトレーニングもできない体になっていたんですね。「怪我をしないトレーニング」の道のりは遠いなぁ。。。
若い時:やれば鍛えられる
今:やれば怪我する
嘆いてもしょうがないので(笑)色々模索してみよう。