48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

母のメルカリ活動

実家に泊まった翌朝、母が「このベスト、もうやめようと思って」とスマホをもってやってきた。

 

父が来ていたベストをメルカリに出していたのだが、季節柄ということもあり、全く売れず(笑)出品から下げたい、ということらしい。

 

ほいほい、とスマホで処理をしてあげたところ、母から「この間話ししていたカメラ、なんとかならないかなぁ」ときた。

 

母が父と一緒に北海道に赴任したころに北海道のきれいな風景を写真におさめたい、と始めたカメラ。今から30数年前です。

 

当時はまだデジタルカメラはなく、一眼レフ全盛の時代。

 

そのカメラと、追加で購入したレンズたち。

カメラはCanonのEOS Kissというシリーズ。Canonの大ヒット商品の一つです。

 

それに望遠レンズが3本と、フラッシュ、専用ケース。

 

カメラ本体は、相場を調べてみると2,000円弱くらい。

 

望遠レンズをつけて一式で出せば、少しはいくだろう、ということでこのセットを5,000円で出品することにしました。

 

母が自分でやるのもいいのですが、これだけの点数を短時間で掲載するのはさすがにちょっと大変だろう、と思って私が母の代わりにスマホでタイプ(^^)

 

写真も掲載して、5,000円を4,980円にするこざかしいことをやって出品(笑)

 

すると、すぐに母のスマホに通知音。

 

「あら、売れたわ」と母。

 

なんと秒殺で売れた。

 

これは急いで梱包しないと、ということで家にある箱をさがしてみたけど適当な大きさのものがない。

 

で、近くの郵便局でゆうパックの箱を購入して送ることに。

 

母一人では難儀するだろう、ということで私も一緒にいくことに。(^^)

 

歩いて数分の道のり。母からカメラへの思い出をきかせてもらいました。

 

母はカメラとレンズを買い揃えたのはいいのだが、その直後に東京に戻ってきてしまい、北海道へ出かけるときは荷物になるからとレンズはほとんど使っていなかったんだそうです。

 

そう、なので今回出品した望遠レンズはほとんど使われていない(笑)

 

まあ、母としてはそれでもいろいろな思い出が詰まっているカメラは簡単に捨てられないので、誰かにつかってもらえればそれが一番、ということらしい。

 

北海道の荷物を処分したときも、多くの荷物をタダで引き取ってもらいましたが、まさに同じ心境でした。

 

 

 

母としては、大事にしていたけどなかなか処分できなかった思い出の品を片付けることができたことで、「肩の荷が降りた」気持ちになったそうです(^^)

 

「レンズがあったから売れたんだろうね」と母。

 

さすが、写真をやっていただけあってわかっている(^^)もっと高く売れたかもしれないけど、これで十分、なんだそうです。

 

再利用してもらえるという安心感が、母のメルカリ活動の支えのようで、そんな活動を通じて思い出を片付けているように見えました。

 

母は売れたメルカリのポイントをコンビニで使ってお得感を満喫しているそうです。

 

母なりにメルカリ取引、楽しんでいます(^^)

 

発送した後こっそり望遠レンズを調べてみたら、数千円で取引されていた^^;;

 

もうちょっと事前に確認してあげればよかった^^;;