48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書会〜バッタを倒すぜ アフリカで

 

今回の課題図書は、こちら。

 

前作「バッタを倒しにアフリカへ」の続編。

 

www.almater.jp

 

私が読書会に参加したのは、10年日記の記録によると2014年4月2日。「初めて読書会に参加。」という記載がありました(^^)そうかぁ、もう10年経つんですな。

 

それだけ積み重ねてきた読書会で取り上げてくれた数々の書籍の中で、個人的にNo.1だったのが、この「バッタを倒しにアフリカへ」でした(^^)

 

口語体でありながら読みやすい文章。サバクトビバッタという馴染のない昆虫に魅せられすぎた姿。博士でありながら我々目線での観察視点とその広さと深さ。思わずツッコミをいれたくなるエピソード満載。そして明るさ。

 

様々な要素が盛り込まれていて、本を読んでいる時間がとても楽しかったんですね。

 

「バッタを倒しにアフリカへ」は25万部を超えるベストセラーになったそうです。

 

そしてその第2弾が発売された、ということで、この読書会に返ってきました(笑)

 

前作では、サバクトビバッタの研究をしにアフリカのモーリタニアという国に出向くのですが、研究成果を上げられず、エピソードが中心でしたが、今回は10年に渡る研究がついに論文化されたことで、その研究内容を紹介する学術書、として出版しています。

 

買ってみるとこんなに分厚い(笑)全部で600ページ強あります。

 

著者によると、論文発表前に研究内容を公開することができないので論文として認められるまで本書の出版ができなかったそうです。

 

なので、今回は渾身の研究内容がたっぷり紹介されています。研究とはいいながらそこは前野氏、研究内容と同じくらいのボリュームでエピソードが盛り込まれています(笑)

 

研究成果としては、サバクトビバッタの生態として、普段オスとメスはそれぞれ集団となって別居している、という新設をうちたてそれを証明する、という内容です。

 

一方エピソードも盛り沢山で、モーリタニアで運転手兼アシスタントをやっているティジャニという人物のエピソードだけで1章設けてしまう、というサービスぶり(笑)

 

そして最終章では、自分が頑張ってきたことがどう評価されてきたか、これまでお世話になった人たちへのたくさんの謝辞で構成されています。

 

通常はつまらない自慢話だったり、慇懃すぎることば遣いに閉口するのですが、この本に関しては、もともと応援したい気持ちがかなり強かったこともあり、逆にいいエンディング的な章になっています(^^)

 

今回の作品も、前作に負けないくらい素敵な本でした。

 

本書では、一つの大きな仕事を達成できたからこそ、の著者の熱い思いが最後の章でたくさん綴られています。

 

それは特に若い人たちとそれを見守る大人たちに向けて。

 

若い人たちには

・やりたいことを思いっきり挑戦してほしい

・でも無理に「夢」を作り出す必要はない

・何事も小さな興味から始まるので、自分の好奇心を大切にして欲しい

・読書はモデルとなる人をみつける良い手段

 

見守る大人たちには

若い人たちが活躍できるような環境をもっと充実してほしい

・生活に困らない範囲でやりたいことがやれるくらいのサポート体制がほしい

・子供がやりたいことをやらせる”野放し”があってもいい

 

こんなメッセージを贈っています。

 

自分の体験を通じて、関わってきた人たちへの感謝の気持ちがベースにあることは、本書で容易に想定できます。

 

ただ、「夢」を追いかけてきたことによる”代償”もあったそうです(^^)

 

それはネタバレになるので本書を読んでいただければ。

 

 

 

先日1人リトリートで読書をしていた、というお話をしましたが、まさにこの本を読んでいたんです。これだけのまとまった内容なので、できることなら没頭して読んでみたいと思い、ホテルにこもってひたすら読んでいました。

 

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年を取ってから本を読む楽しさにやっと気づいてきた私(笑)