最近の楽しみの一つは、大リーグのドジャーズの試合を録画してみること。
前にも話しましたが、録画のいいところは席を立つときにポーズ(一時停止)できるので、試合の行方をずっと追っていけること。
生放送のときでも録画の方を追っかけ再生でみています。
昨年まではダイジェストくらいでしか観ていなかったのですが、今年は比較的試合全体を観る機会が増えたので、自然と日本の野球との対比を感じるようになってきました。
といいながら、最近の日本球界の野球は実は全く観ておらず^^;;
Apple to Appleでの対比になっていませんが、個人的な所感をちょろり、と。
1 プレーヤーの個人能力
WBCで日本が優勝したのが昨年。日本の選手のすごさに酔いしれましたが、大リーガーは半端ない(笑)
佐々木朗希が160kmを出す、というので話題になっていましたが、大リーグでは各チームに1人か2人は160km投手がいます。しかも、敗戦処理ででてきたり。。。
野手では肩の強さ、ボールを遠くに飛ばす力、走力などどれもレベルが高い。
いや〜、WBCでよく日本が勝ったなぁ、と思うくらいです。
なので、1つの試合で「すごい!」と思わせるプレーが随所に観られるところが魅力の1つになっています。
一方で細かい技術という意味で日本の選手の方がすぐれていると思われる1つは、「クリックモーション」。つまりランナーが出たあと、盗塁をされないように早いモーションで投げる技術です。
大リーグの投手の多くはクイックモーションができない^^;;
なので、モーションを盗まれやすく、盗塁が増える傾向にあります。
大リーグの投手は、全然意に介さず、「抑えればいいんだろ」くらいの開き直りさえ感じられ、走られまくっている投手を見ると、投手出身の1人として思わず苦笑してしまいます。
2 ゲーム運び
日本の野球は「チーム優先」で、”スモールベースボール”と言われています。ランナーがでればバントで送ったり、ランナーを進めるチームバッティングが優先されます。
一方大リーグも、「チーム優先」ではあるのですが、バントはほとんどみません。バッターは”打って”チームに貢献することを良し、とするところがあり、とにかくバットを振りまくります。
ヒットエンドランのような作戦もあまり見ません。
なので作戦としては大リーグの方がある意味”単純”ではあります。その分、毎回投手とバッターの一騎打ちを楽しむことができます。
作戦のバリエーションの多さ、一騎打ちの楽しさ、これは好みは人それぞれの面がありそうです。
ただデータの使い方という意味では大リーグの方が活用度が高いように感じます。
例えば守備位置。ドジャーズの選手を見ると、バッターが変わるたびにお尻のポケットからメモを取り出してなにやらみています。おそらく打者ごとの守備位置を見ていると思われます。
つまり打者ごとに打球がよくいくコースで待ち構えているんですね。通常ならヒットになるような打球がよく捕球されているシーンをよくみます。先日の神宮での試合ではそういった守備体制はしいていなかったようにみえました。
3 役割分担
大リーグのほうが分業制がしっかりしているイメージがありましたが、ドジャーズに限って言えば、最近は逆のイメージを持つようになってきました。
というのも、ドジャーズの選手たちはいろいろ守備がかわります。
テイラーという選手はサード、セカンド、レフトと内外野を、キケ・ヘルナンデスという選手は、サード、ショート、セカンド、ファースト、レフト、過去にはキャッチャー、先日はピッチャーもやっていました。
今怪我をしているベッツは元々は外野手で、セカンドにコンバートされ、今年はショートです。
クローザーといって勝っている試合の最後を〆るピッチャーは、各チーム固定されているのですが、ドジャーズはいろいろな選手がクローザーをやります。
こういったフレキシブルさが日本より大リーグの方で見られるのはちょっと意外でした。
一方で、大リーグは先発投手は投げる球数で管理していることもあり、1試合で何人も出てくるのが特徴です。日本では比較的長く投げる傾向がまだあります。
4 DH
今年からナショナル・リーグでもDH制が導入され、大リーグは全試合DH制になりました。
日本ではパ・リーグはDH制をいれていますがセ・リーグは導入していません。
以前はDH制は試合にでているピッチャーがバッターに立たないことに不自然さを感じていました。
ですが、大リーグのゲームを観ていると、DH制の方が楽しく感じるようになりました。
ピッチャーは一般的に打つ練習を積んでいないので、どうしても打線の”穴”になってしまいます。ひどいときはただ立っているだけ、みたいなこともあり、興ざめでもあります。
パ・リーグのほうが面白いゲームが多い印象があるのは、DHの有無も影響あるかもしれません。
5 ファン
日本の野球観戦の特徴の1つが「鳴り物の応援」。応援歌を歌ったり、手を叩いたりして一体化した応援は、なかなかの迫力を感じます(^^)
この応援が楽しくてわざわざ外野席をとるファンもたくさんいらっしゃると思います。
実はわたしはこれが苦手^^;;野球を観に行くときにバッグネット裏にしたい理由の一つがこれなんです。(先日の神宮では隣のDeNAファンが外野のファンといっしょになって手拍子を私の耳のそばでやっていたので、なかなか苦痛でした^^;;)
大リーグのファンは、基本そういう応援はしません。時々ウェーブしたり、勝負の一球、という場面で大きな拍手をしたり、ブーイングしたりはあります。
野球に集中して観戦したい、というスタンスでは大リーグの観戦のしかたの方が好みです。
6 ルール
大リーグは日本球界に比べて”エンターテイメント”志向が強いと感じる要素の一つがルール。
アメリカはよくルールを変えてきます(笑)一番の狙いは試合時間を短縮させること。大リーグのファン離れ理由の一つが長い試合時間だという調査結果がその根拠らしい。
2023年から以下のルールが適用されています。
・ピッチクロック:走者がいないときは15秒、いるときは18秒以内に投手は投げないといけません。違反するとボール1つ。打者は制限時間の8秒前までに打つ準備を完了させないといけません。違反するとストライク1つ。
・牽制球:2回まではOKで、3回目はアウトにできなかったらランナーは進塁が認められる。これも牽制による時間の消費を防ぐ狙い。
・シフト制限:内野手が極端に右側によったり、左側によったりすることをふせぎ、塁間には最大2名までとするもの。ヒットの確率をあげて盛り上げるのが狙いだったが、今ひとつ効果は出ていない模様。先に触れた”データに基づいた守備位置”の対応で、この新ルールの影響を守備側はかなりカバーできているよう。
・ベースを大きくした。これによって盗塁が増えて、ゲームがダイナミックになる効果あり。大谷選手の盗塁が増えたことや、昨年アクーアJr選手が40本塁打しながら、70も盗塁ができたのは、一部このおかげかもしれません。
やはり大リーグの一番の魅力は圧倒的な身体能力とそれにうらづけされたパフォーマンス、そして比較的シンプルな展開かなというのが、私の所感です。

先日の夕飯。スープはキャベツをミキサーでペーストにして、トマトペーストを溶かし入れたものです。具材はじゃがいもと玉ねぎと鶏むね肉。味はコンソメで決めました。
バターといっしょに軽くトーストしたナゲットをひたすと、トーストのパリパリ感とスープのしっとり感がいい感じです(^^)