48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

タオルハンガー

先日とある管理物件にお邪魔したときのこと。

 

洗面所にタオルハンガーがとれそうになっている、というご相談が。

 

現場を見せてもらうと、確かに壁から落ちそうになっています。。。

 

石膏ボードの壁に差し込んでいるネジがガバガバになってしまっていて、タオルハンガーを支えることができなくなっている状態でした。

 

洗面所の壁は隣の部屋や浴室などと仕切るために石膏ボードがよく使われます。

 

石膏ボードは柔らかい材質なので、壁に何かを取り付けるときにネジを直接使うことができません。

 

ネジ止めをする場合には、石膏ボードに食い込ませる「アンカー」という部品を食い込ませて、そこにネジを噛み込ませる手法がとられます。

(画像:Amazonの商品の写真から引用)

よくあるアンカーはこんなタイプ。

 

(画像:”ハピデコ”のホームページから引用)

壁にアンカーをねじ込ませ、そのアンカーの中にネジを食い込ませることで固定されるという原理です。

 

ところが、今回はこの「アンカー」ごと壁から抜けちゃっていました。石膏ボードは一度穴が空いちゃうと、その穴に同じようにアンカーを入れることはもうできません。

 

さて、こまった。

 

一旦その場は退却して、ホームセンターで別のタイプのアンカーを探してきました。

 

それがこのタイプ。

(画像:Amazonの商品の写真から引用)

 

これは先程のアンカーとは違って、一旦つぼめた状態で穴に差し込み、その後壁の向こう側で広げるというタイプ。

 

(画像:Amazonの商品の写真から引用)

これがその使い方。

 

これならアンカーをねじ込まなくても、後ろから壁を抑えるように固定できるのでいいだろう、と思い、いくつかの壁の厚みを考慮して3タイプくらい用意して、別の日に現場にいってきました。

 

さあ、これで修理できると思ったら・・・

 

なんと石膏ボードのちょっと奥に別の壁が・・・その向こう側が浴室があるため穴が見えないように別の壁で仕切られていたんです。

 

で奥の壁までの距離が、なんとアンカー長のより短い(泣)

 

参りました^^;;

 

 

 

再び退却の憂き目にあい、帰宅後調査。

 

石膏ボードを他の部分に穴を開けてとりつけるのが一番無難なのですが、今の穴をきれい塞ぐための壁紙もないので、できればやりたくない。

 

なのでなんとか「穴を埋めてまた取り付けられる」ような手段を探す必要がありました。

 

んで、たどり着いたのがこちら。

 

 

これ、スポンジを水で濡らして丸めて穴に差し込み、そのあと硬化剤を注入することで固まる、というもの。

 

これが作業手順。

 

「え〜、スポンジ〜?」と思ったのですが、この商品を使ってうまく修理ができた、とう投稿が結構ネットであったので、半信半疑ながらも割り切って購入しました。

 

そして三度現場へ(^^)

 

スポンジを濡らして穴に突っ込んで硬化剤をスポイトで注入。

 

塩梅がわからないので、念入りに注入してみました。

 

硬化するまで数時間かけたほうが安全なので、また日を改めてお邪魔することに。

 

そして四度目の訪問。

 

壁からはみ出しているスポンジをカッターで切り落とそうとしたのですが、恐れていたことが発生。硬化剤を注入しすぎて、はみ出しているスポンジもカッチカチ!

 

やわな文具用のカッターしか持っていなかったので、これを切り落とすのにだいぶ難儀しました(笑)

 

まあ、それでも一応きれいに切り落として、いよいよネジです。

 

さきほどはみ出たスポンジのカッチカチ度を体験しているので(笑)このネジ締めは安心してできました。

 

4回の訪問を経て、やっと修理完了(^^)

 

まだまだメンテナンスの技量が甘いなぁと若干反省。。。

 

石膏ボードの扱いをまた一つ勉強しました(^^)