いやいや、恐れ入りました(^^)
ドラマチックすぎるでしょう。史上最短の40/40をサヨナラ満塁ホームランで決めるなんて(笑)
今日のスポーツニュースに限らず、スポーツニュースもネットも明日のスポーツ新聞もこれ一色でしょう。
そして当の本人は「これから目指すものは」と聞かれて、「ワールドシリーズに勝つこと」と自分の記録そっちのけ。
解説の岩村氏が「我々にとっては凄いことなんだけど、彼にとっては普通のことなんですね。インタビュー聴いてて鳥肌たちました」と続けたコメントに合点がいきます。
世界のスーパースターの大谷翔平でも、この8月は思うようなスイングができず、打率も2割を切るレベルまで落ちて、だいぶ苦労をしていた模様。
その昔、相撲でいえば常勝の北の湖や千代の富士に、全ての力士が最高のパフォーマンスを出そうとぶつかってきたことや、今の将棋界で無敵の藤井聡太に全ての棋士が全力で当たるように、大リーグの投手は全神経集中モードで大谷翔平にぶつかってきているはず。
そういった挑戦を全て受け入れながら、歴史上誰もなし得なかった偉業をやってのけちゃうなんて。。。
8月はパドレス、ダイヤモンドバックスの脅威的な追い上げがあり、ドジャーズも安穏としてられなくなりましたが、故障者が段々と復帰し始めてきたことや、移籍組が活躍し始めたので調子が上がってくれるといいなぁ、と。
そんな大谷翔平フィーバーで盛り上がっているドジャーズですが、ベテランのヘイワードなど、これまで怪我人の穴をうめてきたプレーヤーが軒並みDFA(戦力外通告)やマイナー(二軍)に降格させられていました。
怪我から復帰してきたプレーヤー
・ベッツ:言わずと知れずスタープレーヤー
・エドバン:内外野守れてスイッチヒッターという万能ユーテリティープレーヤー
・マンシー:勝負強くホームランを打てる
移籍で補強され結果を出しているプレーヤー
・キアマイヤー:抜群の守備力のセンター
・コペック:威力のあるボールでクローザー候補
・フラーティー:移籍以来安定した先発投手
ベンチに入れる枠は40人と決まっているため、復帰する選手がいれば、外れる選手もいます。
・ヘイワード:DFA。左の強打者でリーダーシップのあるプレーヤー
・アーメド:DFA。マンシー、ロハスが怪我で戦列を離れていたときに穴を埋めていたショート。2度ゴールデングラブ賞を受賞した堅実な守りが特徴。
・ハニーウェルJr.:DFA。その後マイナー降格。ズダボロだった中継ぎの穴を埋めていたリリーフ投手。
・パヘズ:マイナー降格。開幕後しばらくしてメジャー昇格した新人。時に4番も打っていた。
・アウトマン:マイナー降格。昨年活躍した若手。開幕ベンチ入りしたが調子が上がらず。
・ビジオ:DFA。内野手不足をカバーしていたが打率がなかなか上がらなかった。お父さんは3000本安打を打ってアストロズの永久欠番。
大リーグは、突然DFAになったりトレードされたりすることがよくあります。
サラリーマンからしたら、突然クビになったり、転勤になったりするということです。
是非はともかく、そういった生き残るだけでも厳しい世界だからこそ、複数年契約を勝ち取れるプレーヤーは、ある意味スターでもあるんですね。
史上最高の7億ドルで10年契約を結んだ大谷翔平は、そういう視点からもスターであることがよくわかります(^^)
そして調子が悪いと言いながらも、「40/40」、ホームラン40本&盗塁40個を達成。
大リーグ史上6人目。
126試合目は史上最速。これまでの最短記録は147試合目でした。
40号ホームランと40個目の盗塁を同じ日に達成したのも史上初、というおまけ付き。
ほぼ生放送で観ていたので(正確には録画したものを追っかけ再生していた)、痛快な気分は最高潮。
「45/45」はかつていないらしいので、史上初の記録が出る可能性はありそうです。
ただ大谷翔平本人は、そういう記録は「狙ってる」わけではなく、記録はワールドシリーズ優勝を目指していくプロセスについてくるものだ、と捉えているようです。
インタビューで「(課題)を克服するのも技術力です」と答えているシーンを最近よくみます。これもプロセス(技術)の先に結果がついてくる、という思想が伺えます。
私は独立して自分で経営をするようになってから、こういう感覚にやっとたどり着きましたが、きっと大谷翔平は10代でたどり着いていたんだろうなぁ(^^)
あまりにも飛び抜けたものを見せられると呆気にとられる、といいますが、まさにそれを体現させていただきました(^^)
(画像:Yahooニュースより引用)