昨年、3年前と利用したJR東日本の「大人の休日倶楽部パス」。
JR東日本管轄を5日間乗り放題で18,000円。しかも6回まで新幹線、特急などの指定席を利用できるというオトクな切符。
新幹線で東京ー新青森を往復するだけで12,000円以上もお得になる、乗り鉄的にはとてもありがたい切符です。
ところが、年に3回だけしか発行されず、その利用期間も2週間くらいしかないため、利用機会がかなり限られてしまいます。
昨年までは年3回のうちの1回が11月〜12月に設定されていました。弊社の年度決算月が10月なので、「1年頑張った打上げ」的に利用できたのですが、今年は11月〜12月の設定が9月〜10月に変更されてしまいました。
9月〜10月はタイミングが悪いため、今年は諦めていました。
が、JR東日本はやってくれました!
https://jre-ot9.jp/ticket/special2411.html
なんと11月〜12月で「特別設定」として「大人の休日倶楽部パス」を発行してくれることになりました!
しかも、期間が1ヶ月もある。
実はこの期間でたまたま東北にいく用事があったので、もしかしたらそれにくっつけて利用できるかもしれない!
今年は新しく始めた仕事のこともあって、まとまって宿泊は難しいのですが、日帰りで計画を組めばできなくはない。(^^)
ということで、寝る時間だったけど時刻表を取り出してさっそくプラン作り。
東北の用事は金曜日の夜。
そして土曜の夕方には実家に戻って母と食事。
これに当てはめるためには、
1日目:金曜日朝〜用事のある夜まで
2日目:土曜日朝〜夕方
3日目:日曜日朝実家から終日
4日目:月曜日朝ゴミ出ししてから終日
という制約をクリアする必要があります(^^)
大人の休日倶楽部パスは5日間有効なのですが、5日目の火曜日は出勤する業務があり、夕方も打ち合わせが入っているので断念。
それでも4日間乗り鉄できるんだから十分(^^)
東北に用事があるから、と思って東北の路線図を眺めていたのですが、実は昨年かなりローカル線に乗ったことや、災害などで利用できない路線があったりして、意外と新鮮味がないことに気づきました。
(画像:JR東日本 大人の休日倶楽部パスのページより引用)
これを眺めてみると、だいたい乗ってきた感はあり、残っているのが短いローカル線くらいになりました(^^)
・津軽線:青森から三厨へ行くローカル線:まだ未経験
・大湊線:野辺地から大湊へ行くローカル線:昔乗ったことあり
・五能線:川部から日本海沿いに東能代へ行くローカル線:3年前乗車
・山田線:盛岡から宮古へ行くローカル線:現在豪雨災害のため運休。学生時代に乗車済
・釜石線:花巻から釜石へ行くローカル線:学生時代に乗車済
・北上線:北上から奥羽山脈を横断して横手にでるローカル線:昨年乗車済
・陸羽東線:古川と新庄を結ぶローカル線:鳴子温泉と新庄間が豪雨災害のため運休
・気仙沼線:気仙沼から小牛田へ向かうローカル線。ほとんどがBRTに切替:未経験
・仙山線:仙台と山形を結ぶ路線:何度か乗車済
・陸羽西線:新庄と酒田を結ぶローカル線:国土交通省によるトンネル工事でバス代行
・左沢線(あてらざわせん):北山形からでている盲腸線:未経験
・米坂線:米沢と日本海側の坂町を結ぶローカル線:途中今泉ー坂町間は災害のためバス代行。
・奥羽本線:福島から山形、秋田を経由して青森に向かう幹線:学生時代から何度も乗車
・東北本線(IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道含む):福島から仙台、盛岡を経由して青森に向かう幹線:学生時代から何度も乗車
私鉄でも
・三陸鉄道:久慈と盛を結ぶ太平洋側を走る:昨年乗車済
・秋田内陸循環鉄道:角館と鷹の巣を結ぶ:昨年乗車済
今回は
・常磐線:上野ー仙台(太平洋側を走ります)
・水郡線:水戸ー郡山
・磐越東線:郡山ーいわき
・磐越西線:会津若松ー郡山(本来は新津ー会津若松もあるのですが、そちらに足を伸ばすのは今回は難しい^^;;)
といった路線を狙ってみます(^^)
近年、災害による運休をきっかけに、復旧後の採算が見込まれないことから廃線、バスへの切替という流れがあります。
災害によって運休している米坂線、山田線、津軽線(蟹田ー三厨間)などは特に心配です。
他にも奥羽本線で新庄~院内駅間が、陸羽東線で鳴子温泉~新庄駅間が災害のため運休中です。
一方で、気仙沼線でBRT区間の一部である柳津駅~陸前横山駅間では、BRTの自動運転が導入される予定です。
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240322_ho01.pdf
東北で初とのこと。
運転手不足、メンテナンス費用、運営費用といった課題を解決する施策も進んでいますので、地域を足を確保する観点で注目したい動きです。