今年の4月に、JR東日本(以降”JRE”とする)が「JRE BANK」をスタートさせるという記事を発表しました。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240409_ho02.pdf
銀行としての本体は楽天銀行で、JREの特典が得られる支店を開設するということです。
JREの特典は、JREが運用しているJREポイントと紐づけされ、
・取引や条件によってJREポイントが加算されること
・JRE利用にあたっての割引がきくこと
・JRE関連サービスを受けられること
と大きく3つあります。
1 ポイント加算
デビットカードの利用だと500円につき1ポイント貯まるのですが、これは正直ポイント還元率は0.2%とかなり低い^^;;
それとは別にJREのクレジットカード(Viewカード)の引き落とし口座に指定し、月額5,000円以上の利用があると、月あたり10ポイント加算されます。
他に
・ATMの利用で1回あたり1〜3ポイント
・給与の受取で1回あたり1〜3ポイント
・コンビニ支払いをJRE BANKアプリでバーコードを読み取りJRE BANKから引き落とすと1件あたり10ポイント
・他銀行への振込で1回あたり1〜3ポイント
・他銀行からの振込で1回あたり1〜3ポイント
・宝くじ購入1件ごとに1ポイント
とちょくちょくポイントが貯まるんですね。
1〜3ポイントとあるのは、残高または取引件数によって設定されるステージごとで決まりますが、残高100万円以上あれば最高の3ポイントが得られます。
さらに、今だと入会キャンペーンで
・3万円以上の資産残高で3,000ポイント
・Viewカードの引き落し口座指定で1,000ポイント
・給与振り込み口座指定で2,000ポイント
が獲得できます。
JREポイントは、JREを利用する人にとっては還元率が高いポイントになりえます。
交通系ICにチャージすれば1ポイント=1円で利用できますが、グリーン車や新幹線チケット、新幹線グリーン車・グランクラスへのアップグレードとなるとお得感がかなりでてきます。
・普通車グリーン券交換:どの区間でも400〜600ポイントでグリーン車が乗れます。通常50kmまでで1,010円、151km以上で1,990円ですから、最低のステージで600ポイントだったとしても、1ポイント=1.68〜3.32円とかなり高い還元率になります。
・新幹線e-チケット交換:新幹線の乗車券&特急券と交換できます。
ー東京・宇都宮(東北新幹線)だと、5,020円が2,160ポイント。1ポイント=2.32円。
ー東京・越後湯沢(上越新幹線)だと、6,790円が4,620ポイント。1ポイント=1.47円。
ー東京・古川(東北新幹線)だと、11,640円が7,940ポイント。1ポイント=1.47円。
ー東京・新青森(東北新幹線)だと、17,150円が12,110ポイント。1ポイント=1.41円。
・新幹線アップグレード:普通車からグリーン車、グランクラスへアップグレードできます。
たとえば東京ー秋田でグリーン車にアップグレードするとグリーン料金5,600円が3,000ポイントで交換できます。1ポイント=1.87円。
こんな感じで高い還元率を享受できます。
2 JREの割引クーポン
・JREの利用が4割引になるクーポンが、残高50万円以上&給与振込口座指定&Viewカード引落口座指定で、年間6枚。残高300万以上&給与振込口座指定&Viewカード引落口座指定で、年間10枚。
・「どこかにビューン」が通常6,000ポイントのところ4,000ポイントにする2,000ポイント割引クーポンが残高50万円以上&給与振込口座指定&Viewカード引落口座指定で、年間12枚。
・モバイルSuica用グリーン券:残高50万円以上で年間4枚。
3 JRE各種サービス
いろいろなキャンペーンがあります。
私の場合、
・残高100万円
・Viewカード引落口座指定
・給与振り込み口座指定(医療機関での仕事が該当する)
の条件を満たせそうなので、
・キャンペーンの6,000ポイント
・JREの利用が4割引になるクーポンが年間6枚
・モバイルSuica用グリーン券が年間4枚
あたりが魅力的です。
取引でポイントがたまりますが、規模的にはそれほど大きくないのでおまけ、くらいの感覚で^^;;
ってな具合で検証してみたところ、乗り鉄の私には魅力的だったので申し込んじゃいました(^^)
特典は感覚として株主優待みたいな印象です。