菩提酛清酒祭で日本酒を堪能して奈良にもどります。
行きと同様帰りもバスの臨時便がでます。行きは走ってきたメンバーも帰りはバスで、のはずがKさんは「走っていきます!」と颯爽と行ってしまった(笑)
臨時便のバスは12時、12時半とあるのですが、予想通りバス停は長蛇の列。それでも予想されていたようで、12時発のバスは3台やってきました。
無事12時のバスに3人は乗り込んで奈良駅へ。お昼を食べようということで、近くをさがしてもらい、最初の候補だったお店は残念ながら閉まっていました。
姉妹店が近くにあるということで出向いたら、お店の人が何やら店頭に何かを貼り付けている。
嫌な予感がしたのですが、行ってみると「ご予約のお客様でいっぱいです」という張り紙でした^^;;ダメ元で訊いてみたのですが、やはり「ごめんなさい」とのこと。
仕方がないので他の候補だったお店へ向かいました。

こちら「京家(きょうや)」さん。

1階はこじんまりとした空間で、掘りごたつ式のテーブルです。

直ぐ側にヒーターがあって助かりました(^^)
私は「おまかせ」を注文。

突き出しででてきたのが、お豆腐です。タレも美味しいですが、豆腐は大豆の風味がしっかりしていてなかなかの美味でした。

こちらお造り。4種盛り合わせです。魚の種類の説明がなかったので^^;;正しい名前はわかりませんが、左上はぶり、はまち、ヒラマサあたりか。右上は茹でタコ。右下はまぐろですが色合いからするとキハダかも(でもそんなに酸味がなかった)。左下はヒラメかなぁ。

こちら天ぷら盛り合わせ。野菜天が美味しい(^^)抹茶塩がいい相性です。

こちら、ローストビーフだそうです。だいぶ霜降りでびっくり。ローストビーフというか、燻製的なしっかり感がありました。
普段低温調理でつくる私のローストビーフとはかなり違います^^;;

追加で頼んだ枝豆と、

奈良漬です。

季節はずれていますが、銀杏。

炭水化物を欲したので、親子丼で〆ました。
いや〜贅沢なお昼でした。
お店はランチタイムが2時で終了。結局Kさんは間に合わず、次のお店で待ち合わせることにしました。

次に立ち寄ったのは、「なら泉勇斎」という酒屋さん。ただの酒屋ではなく、中で試飲ができる「角打ち」ができるお店です。
菩提酛清酒祭で知り合ったかたから、「ここのお店の人はすご〜くよくお酒のことを知っていて、話していた楽しかった」と教えてもらったので早速みんなで行ってきました。
今回の旅行はかなり「酒」の要素が強いです(^^)
ここで走り終わって着替えてきたKさんが合流。この日25kmは走った模様。恐るべし(笑)

午前中からお店は開いています。

奈良の蔵元をマッピングしたもの。かなりたくさんあるんですよね。

こちらが試飲メニュー。この裏側にも同様のメニューがあります。

早速いろいろとみんなでオーダーしました。試飲といっても結構な量です。70〜80mlあるんではないでしょうか。
春鹿(はるしか)旨口四段仕込 純米酒:「三段仕込」が一般的な清酒製造方法ですが、米の旨味をより引き出す為「米麹四段仕込み製法」を採用したんだそうです。
優しくまろやかな味わい。
●アルコール分:16度
●原料米:特別栽培米ヒノヒカリ
●精米歩合:70%
●日本酒度:-10
篠峯(しのみね)八反 純米大吟醸:蔵元は「千代酒造」さん。「広島県産八反35号」を50%精米し、明利系自社培養酵母で醸した純米大吟醸とのこと。やわらかく爽やかで、ほのかに甘みのあるのが特徴です。
●アルコール分:16度
●原料米:八反35号
●精米歩合:50%
●日本酒度:+3
三諸杉(みむろすぎ) 純米吟醸:蔵元は「今井酒造」さん。このブランドは県内限定流通のブランドだそうです。つまり奈良県でしか飲めない。穏やかな香りが特徴。
●アルコール分:15度
●原料米:国産米
●精米歩合:50%
●日本酒度:--
風の森(かぜのもり)雄町 807:蔵元は「油長(ゆちょう)酒造」さん。「雄町」とは酒用のお米の種類。食用と酒用ではお米の種類が違うんです。「807シリーズ」は蔵元のホームページによると、「お米をあまり磨かず大地のエネルギーを発酵に活かし、豊かな複雑味を最大化した」のが特徴だそうです。
●アルコール分:16度
●原料米:岡山県産「雄町」
●精米歩合:80%
●日本酒度:--

御代菊(みよきく) 純米吟醸 水酛仕込み 山乃かみ 無濾過生原酒 R6BY:蔵元は「喜多酒造」さん。酵母は、地元奈良県の大神神社にあるササユリから分離された【山乃かみ酵母】を使用しており、奈良県産のこだわりを感じさせる一品。
●アルコール分:18.1度
●原料米:ヒノヒカリ(奈良県産)
●精米歩合:60%
●日本酒度:-2.5

奈良の八重桜:蔵元は先程もあった「春鹿」さん。「奈良の八重桜」は八重桜の一品種らしく、その花びらから清酒酵母の分離に成功し、それをつかって作られたお酒だそうです。
●アルコール分:14度
●原料米:ヒノヒカリ(奈良県産)
●精米歩合:60%
●日本酒度:-27

トレーにお金をおいてそこから飲んだ分だけ抜いていく、というシステム。
それにしても、ここのご主人、同じ奈良出身の明石家さんまのように、よ〜しゃべる(笑)。そしてよ〜く奈良のお酒のことを知っていらっしゃいます。
それぞれの蔵元さんたちとつながっていらっしゃるようです。
私もたくさんある蔵元のほんの一部ですが、勉強になりました。
奈良のお酒は独特の個性があって、東京近郊でよく口にする「淡麗辛口」系とは全く異なる味わいです。
その個性が強いがゆえに、好きな人ははまりそうで、合わない人も少なくないのではと想像されます。
そして、よく飲まれるお酒は「食中酒」といって、食事をしながら食事の邪魔をせずに楽しめるタイプが好まれる傾向にありますが、奈良のお酒は、むしろお酒が主人公でそれにアテを合わせる、という”飲むため”のお酒、という印象をもちました。
ではどんなアテが合うのか。
みんなで共通した意見だったのは「チーズ」(^^)
同じ発酵食品系ですが、相性バッチリです。
近鉄奈良駅の近くには、鹿で有名な奈良公園、大仏様で有名な東大寺など観光スポットがたくさんあるので、ちょっとぷらっとすることに。
その後大浴場で冷えた体を温めてから、Kさんが押さえてくれたお店で夕食となりますが、それは次回に(^^)