今回の読書会の課題図書はこちら。
著者はノンフィクション作家の井上理津子氏。
私は著者の作品は初めてです。
どんな概要なのか、いつものようにChatGPTさんに要約をまとめてもらいました(^^)
==要約==
『絶滅危惧個人商店』は、ノンフィクションライターの井上理津子氏が、チェーン店や大型店に押されて減少しつつある個人商店を訪ね、その魅力を伝える書籍である。
著者は、佃煮屋や豆腐店、青果店、魚屋、自転車店、時計店、銭湯など、東京やその近郊の18店舗を取材し、店主たちの歴史や思いを丁寧に記録している。
これらの商店は、関東大震災や東京大空襲、戦後の復興、バブル期の地上げなど、さまざまな時代を乗り越えてきた。
著者は、個人商店が地域の人々の交流の場であり、店主たちが専門知識を持つ「町の宝」であると確信し、その魅力を後世に伝えたいという思いで本書を執筆した。
本書を通じて、読者は個人商店の持つ温かさや地域とのつながりの大切さを再認識することができる。
==要約以上==
さすがChatGPTさん(^^)上手にまとめています。
事前に連絡をいれて取材という形なのですが、ふと街なかを散歩しているときに、あれ、と目につくお店をちょっと覗いてみました、というようなタッチです。
こういう街なか散歩系、というのが流行りなのかな。
テレビでもよく見かけますね。
じゅん散歩、その前身であったちい散歩、有吉くんの正直さんぽ、いろはに千鳥、なりゆき街道旅、モヤモヤさま〜ず、ぶらり途中下車の旅、鶴瓶の家族に乾杯などなど。。。
ブラタモリもその一種かもしれません(^^)
まあ、流行りかどうかはともかく、身近なところに関心を寄せることは、楽しめる要素がいろいろありそうです。
あ、これ美味しい、とか、
あ、これきれい、とか、
あ、こんなところにこんなのが、とか、
小さな発見という体験が自分の時間を豊かにしてくれる気がします。
ひたすら大規模化、高効率を求めてきたことで多くの歪を生じ始めてきているのが現実です。
大規模化や高効率を求める事自体が悪い、というわけではなく、ある意味”雑”だったところが露呈しているんじゃないか、と感じます。
最近でいえば、八潮の陥没事故は、インフラに対するメンテナンス状況や体制に一石を投じることになりました。
メルカリ、フリマなど中古品の取引市場が広がったのも、大量消費に対する疲れと疑問という状況は大きな背景の一つではないか、と感じます。
私自身、自分の生活スタイルが変わってきました。
未だに雑な面はありますが、以前に比べると「より丁寧に」という意識が強くなりました。
それによって経済規模は小さくなりましたが、充実具合は増した印象です。
私個人にとっては本書は、今食い入るように読みたいかというと、今の自分の状況ではそこまでの意欲をそそるものではなかったのですが、この本自体はある意味貴重な郷土資料にもなるんじゃないかなとも思っています。
そして機会あって本書が取材した個人商店がある地域をふらっとすることがあったら、本書でちょっと予習しようと思います(^^)
