将棋で8つあるタイトルのうち、唯一藤井竜王・名人がもっていないタイトルが「叡王」。
昨年伊藤叡王の挑戦に屈して、タイトルを失ったのは記憶に新しいところ。
そして藤井竜王・名人はタイトル奪還に向けて、ベスト16のシードながら予選本線に出場。
他の棋士にとっては、タイトル戦で藤井竜王・名人と戦うには、タイトル戦の予選を勝ち抜いて挑戦者にならないといけません。
単純計算で年間たった7人しかいないわけです(笑)
ですが、藤井竜王・名人が予選に登場するこの叡王戦では、一般棋士にも相まみえるチャンスがあります。
さすがタイトル保持者の藤井竜王・名人は、ベスト16からの登場で、2戦勝ってベスト4に進出。
あと2つ勝てば伊藤叡王への挑戦者、というところまで来ました。
準決勝で対戦したのはこれまで8戦8勝と”カモ”にしてきた糸谷八段。
糸谷八段は、”カモ”といっても長らくトップリーグであるA級に所属していて、今年の春から再びA級に復活することが決まっており、2014年度の竜王のタイトルもとったことがある強豪の1人。
その糸谷八段がついに藤井竜王・名人に勝利し、決勝にコマを進めました。
このニュース、藤井竜王・名人の八冠独占の挑戦が来年移行に持ち越し、ということばかりが取り上げられています。
ちょっと対戦者の糸谷八段にもスポットをあてましょう(^^)
なまえは「いとだに」とにごります。
タイトル戦は2014年度に竜王のタイトルをとり、翌年失冠。しかしその後2016年度に王座、2020年度に棋王のタイトル挑戦者になっています。
早指しの強さが有名で、NHK杯では対戦相手(渡辺明)も早指しで対応したため、かなり早い時間で終了してしまい、臨時番組がその後挿入されたというエピソードもあります。
村山聖(故人。映画「聖の青春」の主人公です)、山崎隆之らと同様、広島が生んだ天才棋士の1人です。
昔うちのシェアハウスを利用してくれていたハウスメイトが、広島で一緒に将棋チームを組んだことがあるらしく、「年下だったけどめっちゃ強かった」そうです(^^)
そして藤井竜王・名人ですが、八冠挑戦が伸びたことがニュースになっていますが、実はタイトル戦連続出場記録が途絶えてしまったということが、あまり報じられていません。
実はこれから始まる名人戦を含めると20期連続タイトル戦連続出場をしていました。
これは歴代3位の記録で、2位の羽生永世七冠は23期だったことを考えると、あともう少しで2位になれるところまできていました。
ちなみに1位は昭和の怪物大山康晴永世十五世名人の50期です(笑)
1957年7月から1967年12月まで10年間もタイトル戦に出続けていたんです。当時はタイトル数が3〜5と少なかったとはいえ、恐ろしい記録です。
全国から天才と言われる人たちが集まりながらも、タイトルに挑戦することができない棋士のほうが圧倒的に多い世界。
藤井竜王・名人の化け物ぶりを表す記録の一つだと思います。
またもう一つ隠れたすごい記録があります。
2016年度にデビューしてから2023年度までデビュー以来8年間連続で勝率8割超えです(^^)
・2024年度 (36勝12敗 勝率:0.750)
・2023年度 (46勝8敗 勝率:0.852)
・2022年度 (53勝11敗 勝率:0.828)
・2021年度 (52勝12敗 勝率:0.813)
・2020年度 (44勝8敗 勝率:0.846)
・2019年度 (53勝12敗 勝率:0.815)
・2018年度 (45勝8敗 勝率:0.849)
・2017年度 (61勝12敗 勝率:0.836)
・2016年度 (10勝0敗 勝率:1.000)
2020年度からタイトルを取り始めたので、此処から先は常にトップ棋士との戦いばかりだったはずですが、それでも勝率8割超えだったので、以下にずば抜けていたか。
2024年度はさすがに8割超えは難しそうですが、それでも7割5分は全体の4位〜5位あたりの成績です。
ちなみ現在のA級棋士(藤井名人を除く)で勝率トップは6割4分弱で、ランキングのトップ20に入っていません。しかも半分は勝率5割を切っている状態。
いかにトップレベルの戦いがきついか。
ということで、八冠の話ばかりじゃないお話をご紹介させていただきました(^^)

先日の夕飯。ぜ〜んぶスーパーのお惣菜^^;; 食物繊維中心で選んだら、合計で60gくらいになっていました。ちなみに男性の1日摂取量目安は20g。
摂り過ぎかなぁ。。。