先日クリーニング屋さんに行ったときのこと。
受付やっていた女性店員と世間話に。
話の流れでその店員が「私はここで〇〇年ずっと働いているけど、ず〜っと最低賃金のまんまよ(笑)」と言っていました。
お店に貼られている「アルバイト募集」の張り紙には、「1,163円」の表示が。
これが東京都の最新の最低時給額です。
そういえば、私が弁当屋でアルバイトをしていた2022年は、時給1,100円でした。
2023年の2月、辞める直前に1,150円になりましたが^^;;
これって最低時給だったのかぁ。
ちょっと気になったので、調べてみました。

(データ出典:東京の最低賃金の推移データ(1977年~2024年) | バイト求人ネット)
2022年の最低時給額は、1,072円。(私の時給は1,100円)
2023年の最低時給は、1,113円。(私の最後の時給は1,150円)
かろうじて最低時給をちょっと上回っていました(^^)
このグラフ。青い線が金額で(左側の軸)、オレンジの線が前年に比べての伸び率(%)(右側の軸)を示しています。
バブルが崩壊した1993年くらいから低水準に落ち込んで、山一證券など大手の金融機関が倒産した1997年を過ぎたところで、伸び率が0というときがあったほど低迷します。
2007年に突然最低時給があがります。
これは、2006年、当時の小泉内閣が掲げた「再チャレンジ支援策」の政策の一貫で、最低賃金法が2007年に改正され(2008年に施行)たことが理由と思われます。
このときは経済格差と非正規雇用の待遇が社会問題になっていたころで、生活保護よりも最低賃金で働いている方が手取りが低い、みたいな「逆転現象」が起こっていたそうです。
しかし2011年東日本大震災(福島原発の被害による電力事情への影響も大きい)で一旦さがりますが、じわじわと前年比はあがってきたようですね。
2020年の一時的な落ち込みはコロナの影響でしょう。
ここ2〜3年の前年比の伸び率はバブルの頃の水準に戻りつつあります。
ついでに都道府県別の違いもみてみました。

(データ出典:最低賃金データ(2024年/令和6年度) | バイト求人ネット)
東京1,163円、神奈川1,162円がトップ。
秋田の951円、岩手、高知、熊本、宮崎、沖縄の952円がボトム。
加重平均は1,055円で、ここを中心にプラスマイナス10%幅があるようなイメージですね。
住居費を始めとした物価との兼ね合いもこの違いを生む要素の一つかもしれませんが、20%近くも違うんですね。
なお参考までに大学卒の初任給の前年比の増加率も掲載しておきます。

(出典:2024年度 決定初任給調査 中間集計 | 決定初任給調査 | 賃金制度・春闘 | 産労総合研究所)
こちらは非正規雇用に比べてかなり”しょぼい”推移ですね。1994年〜2022年までほぼ1%以下。
私の時代は新卒で額面約17万円くらい。2023年は20万円ちょっとのようです。
そして2024年は21万〜23.6万円とのこと。前年比4%くらいアップしているようですね。
先日読んだ本にもあったように、これから安かった日本の価値が、ぐんっとあがっていくタイミングかもしれません。
ちょっと統計の数字を眺めてみました(^^)