48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

夜行列車

先日テレビでも放映されていたニュース。

news.yahoo.co.jp

 

新しい夜行列車が登場するという、乗り鉄にとっては魅力的なニュース。

 

青と濃紺というカラーという、かつて日本中の夜を走っていたブルートレインを意識したデザインも嬉しい。

 

ブルートレインといえば、「動くホテル」として日常は普通座席だけど、夜はベッドに変身する客車をEF65などの電気機関車が引っ張っていくのが定番でした。

(画像:タカラトミーのホームページより引用)

 

東北本線常磐線経由で上野と青森を結んでいた583系は、電車の寝台でした。

この写真は私が高校卒業した後青森で乗った臨時電車ホテル「ねぶた」。583系を使って青森でのホテルがわりとして活用できました。

 

ちょうどねぶた祭りのときだったので、時期限定の臨時便です。

 

現在定期便で寝台の編成は、東京と出雲市または高松をむすぶ「サンライズ号」のみです。

 

夜の線路のメンテナンスとか、夜中の労働とか、昨今の働く環境の影響もあって寝台車の復活はもう難しいのかなぁ、なんてほぼ諦めていたところにこのニュース(^^)

 

JRの東日本によると、東京と青森を結ぶようで、車両はE657系をベースにするそうです。

 

E657系は、常磐線で運行されている特急ひたち、ときわで使用されている車両。

 

料金は、基本グリーン車扱いになるので、東京ー青森を新幹線で移動したときのグリーン車グランクラスの間くらいに設定するらしいです。

 

東京ー新青森で新幹線のグリーン車は運賃に6,600円を追加、グランクラスは運賃に9,750〜11,840円を追加します。

 

かつて寝台に乗車する時は運賃に加えて、3段式のB寝台でも5,000円、個室のA寝台だと10,000〜15,000円くらいプラスしていたと思うので、料金設定としては実はそんなに悪くない気がします。

 

ただ今回は「夜行列車」であって「寝台列車」ではないことは注意。

 

個室だとフルフラットシートが提供されるようですが、基本は座席で寝るというスタイルです。

 

最短で東京から新青森まで3時間で着いてしまうこのスピード重視時代にあって、所要時間12時間くらいというのはいい(^^)

 

寝台の旅にはスピードはいらない(^^)

 

のんびりと車窓からの眺めを楽しめる方がいい。

 

唯一の寝台列車であるサンライズ号は、いつも満席で指定席を確保するのがかなり困難。

 

また、東武鉄道スペーシアXというラグジュアリー特急が登場しましたが、その指定席を確保するのはなかなか大変です。

 

この新ブルートレインの予約争奪戦もすごいんだろうなぁ。。。

 

インバウンドでも国内でも、旅行インフラの一つとして「鉄道」は大きな財産だと思っています。

 

スピード重視の飛行機もいいですが、のんびりと電車の旅を楽しめるという選択肢を広げることで、旅行する人自体も増えるきっかけになるんじゃないかとかねてから思っていました。

 

「寝台」ではなく「夜行」というのがちょっと気になりますが、個室を確保できればフルフラットシートで寝れるという可能性もあるのが救いかな。

 

さすがにもう若くないので、座席で長時間寝るのはきつくなってきました^^;;

 

なので夜行の高速バスは卒業しました。

 

この夜行列車でフルフラットシートはどれくらい座席があって、どれくらいの値段になるのかまだ未知数ですが、1年に1回は乗りたいなぁ。。。

 

何はともあれ楽しみです!