ついに大谷翔平選手が投手で復帰しました(^^)
わずか1イニングで、1失点ではありましたが無事投げられてよかったです。
しかも復帰初戦で160キロを記録するとは驚き。
現時点でのリーグホームラン王が投手として出てくる、という漫画の世界が帰ってきました。
打撃は数字の上では好調のように見えますが、私の素人私見では体のキレは好調時のそれとはちょっと乖離があるように感じます。
ドジャースは15人前後の故障者がでており、先発期待のスネル(年俸54億円)、グラスナウ(年俸48億円)など投手陣がボロボロ。防御率はMLB30チーム中21位。
それを驚異的な攻撃陣でカバーして、なんとか西地区1位です。
チーム打率、得点数、本塁打数、出塁率、長打率と打撃に関する成績は全30チームでトップですからね。
(成績は6月17日終了時点)
しかも、大谷選手以外の選手が活躍しているのが大きい。
特筆はセンターなど外野を守っているパヘズ。キューバ出身でメジャーデビュー2年目。
春先は絶不調でマイナー行きになりそうでしたが、持ち直して勝負強いバッティングを披露。タイミングをとるのがうまくなったのと、ライト方向に強く打てるようになったのが大きい。守備でも強肩で失点を防いでいます。
調子を落としていたテオスカー・ヘルナンデス、マンシー、怪我から復帰後調子を落としていたエドマンに当たりが戻ってきたことや、フリーマン、スミスが調子を維持していることも好材料。
控えに甘んじていますが、韓国からきたキム・ヘソンは4割近い打率を残しています。
ベッツはまだ復調途中かな。本調子までもう一歩の印象。
コンフォートは我慢が続いていますね。人柄がとってもいいナイスガイなので、ぜひ復調してほしい。
こんな強力な打撃陣がいますので、大谷選手にはゆっくりでいいので復活してくれるのが楽しみです。
長いイニングを投げられるようになるのは、7月のオールスター明けからかなぁ、と勝手に予想しています。
話は変わって今度は将棋。
先週王座戦の挑戦者決定トーナメントで、なんと羽生さんが2年連続で決勝に勝ち上がりました!
昨年は”天敵”永瀬九段に敗れ、惜しくも挑戦者を逃しましたが、今年もあと一歩までやってきました(^^)
準決勝の相手は伊藤叡王と広瀬九段の対局の勝者。
伊藤叡王はつい先日叡王戦で斎藤八段との防衛戦で3勝2敗と僅差で防衛を果たしたばかり。勢いがあるとみるか、疲労があるとみるか、難しいところ。
羽生さんとは過去1回対局があり、そのときは羽生さんが勝っています。ただ2年半前なのであまり参考にならないですね。
一方広瀬九段。竜王、王位のタイトルも取ったことがある実力者ですが、近年は2022年の竜王戦挑戦以来タイトル戦から離れています。
羽生さんとの過去の成績は、羽生さん25勝、広瀬九段17勝。最近は今年の1月の順位戦B級1組の対局で、このときは広瀬九段が勝利しています。
将棋レイティングでは、伊藤叡王が1709.6ポイント(全棋士中5位)、広瀬九段が1642.1ポイント(同17位)、羽生さんが1641.5ポイント(同18位)となっています。
レーティングからの予想では、挑戦者の確率は伊藤叡王、広瀬九段、羽生さんの順ですが、レイティング1762ポイント(同2位)の永瀬九段に比べると可能性を感じられます。
激務だった将棋連盟の会長職を降りて、将棋そのものに専念しやすくなったことがいい影響を与えるといいな、と密かに期待しています。
挑戦者になれたとしても、その先には絶対王者藤井七冠が立ちはだかりますので、100回目のタイトル獲得はなかなかのハードルですが、だからこそもし獲得できたら、とても価値ある100個目のタイトルとなりますね。
かつは19期連続、通算24期獲得し永世王座の称号を獲得している羽生さん。
1992年から2017年まで毎年王座戦のタイトル戦にタイトル保持者または挑戦者として出ていたんです。(恐ろしい・・・)
王座というタイトルは99期獲得したタイトルの中で約4分の1を占める、という相性の良さを感じるので、今年はより期待してしまいます(^^)
伊藤叡王と広瀬九段の対局が6月24日なので、決勝は6月末から7月の頭と思われます。
大谷選手と羽生さん。
お二人の7月の活躍が楽しみです。(^^)

先日の朝食。
卵の白身は味噌汁にして、納豆を単独に。鮭の塩焼きを追加してみました(^^)