9月の楽しみにしていたイベントの一つがランニング仲間との登山。
ランニングシェアハウスがクローズした後も、一部のメンバーとは今でのレースに一緒にでたりトレランしたり、飲んだりと交流が続いています。
とはいえ、彼らはまだまだ伸び盛り(^^)そして私は下り傾向^^;;
トレーニングと体験を積み重ねている彼らとは体力差がどんどん拡がってきたので、出場するレースの内容や間隔もそれぞれ。一緒に参加するケースが減ってきました。
そこでメンバーの一人が「みんなで登山しよう!」と企画してくれたのが、今回の登山。
体力あり組と体力イマイチ組(私はこちら(笑))が同じ山を目指すのですが、2日目の行動は別メニューで体力あり組は複数の山頂を目指し、体力イマイチ組は一つの山頂目指します。
この登山計画、楽しみにしていたんですよね(^^)
なんせ私にとっては3年ぶりの登山になりますから。
3年前は7月に槍ヶ岳、8月に富士山に行きましたが、槍ヶ岳は軽い高山病、8月は痛風明け直後のため、いずれも山頂には届かず^^;;
頂上に行ったのは2021年の富士山と筑波山以来(笑)
3年前の槍ヶ岳の登山中に10年使った登山靴の底が剥がれてしまい、2年前に新調したのですが父のことがあり登山にいく機会をキャンセルしたため、一度も使えていませんでした。
そしてこれも長年つかっていた登山用バッグもボロボロになったので、今年思い切って新調し、脚力のことも考えてポールも調達しました。
新しいグッズを手に入れたし、3年ぶりだし、気分がぐ〜んと上がっております(^^)
今回のコースは八ヶ岳の赤岳になります。
新宿から茅野までJRで移動し、バスで美濃戸口へ。ただしKさんは茅野から走っていくそうです(笑)
そこから赤岳鉱泉まで登って一泊。ランニング仲間のCさんとHさんはテント泊。ほかメンバーは山小屋泊です。
CさんとHさんは山登りの達人Yさんからトレーニングをたっぷりうけていて、すっかりテン泊(テントで泊まる)の達人となっていました(^^)
2日目は体力あり組と体力イマイチ組に別れます。
体力イマイチ組は、赤岳の頂上まで行って戻って来る、いわゆるピストン移動。そのまま美濃戸口まで下山します。
体力あり組は大天狗、赤岳、阿弥陀岳と縦走を予定しているようです。
Kさんは赤岳登った後茅野駅まで走っていくらしい(笑)
今回の登山のいいところは、「お風呂」(^^)
宿泊する赤岳鉱泉では山小屋には珍しい大浴場があります。そして登山口である美濃戸口にも八ヶ岳山荘の日帰り入浴施設があります。
こんなにお風呂に恵まれた登山はなかなかありません。基本水が貴重ですしお湯をわかすエネルギーを用意するのも大変なので、お風呂どころかシャワーも入れないのが一般的。
いい贅沢ができます(^^)
さてさて、こういうおでかけは準備からが楽しい。
というか、準備が面倒と思うものは長続きしない(^^)楽しいことは準備から楽しいものですよね。
山に行くときの荷物はたくさんあって、初心者は特に万が一に備えて持ち物も増えがち。
私もExcelでA4用紙裏表にわたるチェックリストを作って荷物を準備しました。

荷物が増える理由はいろいろあります。
1 気温差が大きい:八ヶ岳でもこの季節山頂付近の気温は10度を下回ることがあるそうです。なのでそのための服装が必要。
2 天候が変わりやすい:特に雨。レインウエアは必須で防水がしっかりしているウエアはそれなりにかさばります。
3 水分:八ヶ岳のように水量が豊富な山といっても途中でいつでも水が手に入るわけではありません。脱水症状を起こさないためにも1.5リットル前後の水は持っていく必要があります。
4 行動食:登山は体力を使います。なので行動食を補給しながら体力を維持します。途中でコンビニはありませんので自分で持っていく必要があります。
5 万が一に備える:実は登山はこれが結構大事。怪我したときのための応急処置するグッズ。遭難したときのための食料、水分、防寒対策、携帯トイレなど。
テント泊する場合は、テント道具がさらに追加されるので、結構な重量になります。

はい、バッグに詰め込みました。40リットルあるので容量的は余裕があります。
重量は10.6kgでした。
赤岳鉱泉に早く着くのでお風呂の後宴会しよう、といっていて、そのためのつまみやお酒が余計な重量になってはいますが・・・^^;;
出発前日は台風がやってきて都内も雨模様。
当日晴れてくれるといいなぁ、なんて思いを馳せるのは、子供の頃の遠足前日のような気分です。(^^)