Cさん、Hさんの登山の師匠Tさんの登場で俄然盛り上がった赤岳山頂。
これから行くルートはこちら。

(画像:山と溪谷オンラインのページより引用)
Tさんは中岳と阿弥陀岳の間にある分岐まで一緒にきてくれる、ということで、Tさんを先頭に出発です。
実は山荘でコーヒーを飲む前、山頂から山荘に向かう途中で突風に煽られ、Cさんの帽子がすっ飛んでしまうハプニング。
山荘の窓から帽子が枝にひっかかっているのが見えて「あ〜」となげくCさん。。。
気を取り直していざ阿弥陀岳へ。
今回もCさんの写真をいくつか掲載させていただきます(^^)
まずはあの崖をおりないといけない。

下から眺めてもなかなかの急勾配だけど、上から降りてくるともっと恐怖感がでてきます(笑)

しかし師匠Tさんはさっそうと歩くように降りていきます。達人には無駄な動きがない(^^)

ここで文三郎尾根からの分岐点に到着。
昨日の写真はこれでした。

この分岐を右にいくと文三郎尾根を戻っていくコースです。
ピストン組はこちらに行く予定でしたが、変更してまっすぐ山に向かっていきます。

この写真、実は2つの山が重なって見えています。
日陰になっているところが中岳で、その向こうで日があたっているのが阿弥陀岳になります。
なので、この尾根沿いに登っていき、中岳頂上から一旦下ってまた阿弥陀岳を登るんです。
中岳への道は比較的歩きやすく、Tさんの引率のおかげもあって標準時間の半分の時間で着いてしまいました(^^)

小さく掲げられている「中岳頂上」の札(^^)
ここで休んでいると、元気な3人組がさっそうと走ってきた。
「あれ?DVDで見たことある人だ」と思ったところにHさんが「あ!Cさん!」と。
Cさんがふと見ると「あ〜!」。
なんと、トレランの女性トップランナーである吉住友里さんが、お仲間といっしょに走ってきたんです。
なんでも、前日に諏訪湖であった「下諏訪御柱街道トレイル」という43kmのトレランのレースで、2位に50分以上も差をつけて圧勝したばかりらしい。
https://www.nature-scene.net/shimosuwa/result/pdf/result2025_43km_w.pdf
43kmのトレラン走って、しかも優勝して、しかも2位にぶっちぎり差をつけて、なのに八ヶ岳を走っている・・・
もう笑うしかないくらい凄い体力です(^^)
ありがたいことに記念撮影をご一緒させていただきました!
(御本人の肖像権があると思いますので写真の掲載は控えます)
素敵な笑顔と颯爽した走りが素敵でした。
私はKさんによく見せてもらうトレランのDVD(何本もある(笑))で吉住さんを見ていたので、「あ!」と反応できました。

ちょっとした興奮の余韻が残りつつ、我々も先へいかないと、と前へ。
中岳の下りです。背丈ほどもある植生の中を進みます。写真真中あたりにみえる土が見えるところがちょうど鞍部(あんぶ:コルともいうらしい)です。
つまり中岳からの下りが終わってそこから今度は阿弥陀岳登山の上りになるということ。

ここで師匠Tさんとはお別れです。我々も阿弥陀岳を登った後同じルートを下山して、ここから右へいって行者小屋に向かいます。
だいぶ風がでてきて雲がどんどんできてきて、阿弥陀岳を見上げる写真がないのが残念なのですが、かなり急勾配のところを登っていきます。

少し登ったらすぐに垂直のはしごです(笑)
途中岩を垂直に登るような行程がいくつもあり、とても写真を撮っている余裕がなかった阿弥陀岳登山^^;;

なんとか登頂できました!
すっかり周りは雲に覆われて残念ながら景色を見ることは叶わず。

無事登頂できた、ということでみんなで記念撮影。
いや〜、3年ぶりの登山にも関わらず、赤岳、中岳、阿弥陀岳と3つのピークハントを実現できました。
この段階で、10時50分すぎ。
比較的標準時間より少ない時間で行動がとれていたので、時間的には余裕を感じていたところ。
美濃戸口でのバスは15:15発。
その前にバス停近くにある八ヶ岳山荘でお風呂に入りたいので、14:30くらいまでに美濃戸口に到着できればいい、ということです。
さあ、いよいよ下山です。
これが大変だった^^;;
ということで、明日は下山の様子をお伝えします(^^)