48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

奈良和歌山旅行〜4日目(1)山守貯蔵イベント

いよいよ最終日の朝。

 

この日はいよいよ美吉野酒造さん企画のイベント「百年杉 山守貯蔵2025 秋」です。

 

そう、一番の目的はこのイベントに参加すること。Kさんは昨年秋に参加したそうです。

 

冬に間に作ったお酒を春の春分の日に山の中に持っていきそこで放置。半年後の秋分の日に山から下ろします。

 

何のために山に持っていくのか。熟成させるためです。

 

吉野の自然の中で熟成させることで、その年独自の味わいになるのが楽しみなんだそう。

 

暑がりのBさんは、なんと朝からガリガリ君(笑)ちなみに、あまりにも暑がりなため、この旅行で勝手に”ポーラーベアー(ホッキョクグマ)君”と呼ばせてもらうことにしました(笑)

 

大和八木駅から橿原神宮前駅まで京都線で移動です。3駅なのですぐです。

 

橿原神宮に到着。

 

大阪阿部野橋駅から吉野線に入る編成に乗り換えです。

 

吉野神宮駅の手前にある大和上市駅に到着。ここでスタッフの方たちと待ち合わせです。参加者は15名。

 

マイクロバスに乗って山へ移動します。これから6時間くらい行動を一緒にするので、バスの中で自己紹介が始まりました(^^)

 

山に入る入口でバスを降ります。

 

杉でいっぱいの山に入っていきます。美吉野酒造の杜氏さん(酒造の事実上の代表者でいらっしゃるようです)が吉野杉について教えてくれました。

 

吉野杉は、わざと密集させて成長を遅くしてまっすぐに育てる「密植林業」という方式をとっているそうです。

 

間引きするときは、うまく成長できなかったものから順にやっていくと、最終的に良いものだけが残るという自然淘汰の考え方を取り入れているんだそうです。



 

倉庫(?)に到着。ここに春運んだお酒が入っています。雨に濡れないようにしているだけで、温度管理などは一切していません。自然に任せます。

 

取り出したお酒です。光が入らないように新聞紙でくるまれていました。これを持参したリュックの中に1人2〜3本入れて背負って降りてきます。

 

バス乗り場まできて荷物をおろし、スタッフの車に積み込み作業は完了。

 

バスは蔵元へ向かいます。

 

1月以来の美吉野酒造さんの蔵元です。8ヶ月ぶり。

 

この日は、お酒をつくる桶にお湯をはる工程をやっていました。

 

この工程の目的の1つは消毒。もう1つは板と板の隙間を埋めることです。お湯によって板が膨張し板と板の隙間を埋めるのだそう。

 

”たが”をしっかり固定させて桶として使われます。

 

この日は水酛と山廃の酒母が同じタイミングで作られていました。この時期に山廃を仕込むのはかなり冒険らしいです(^^)

 

次の移動までのほんの僅かの時間でお土産を調達。

 

そして再びバスに乗り込んで料亭旅館「桜美荘たいら」さんへ。

www.ohbisou.net

 

おちついた佇まいで、静寂な雰囲気がいいですね。

 

大広間では鍋のしたくが。。。

 

そしてお酒がずらり。同じ「百年杉」というブランドのお酒ですが、蔵出し、今回のように山で熟成させた山守貯蔵、2011年製造、2012年製造といろいろな種類があります。

 

なお、これらは飲み放題(^^)

 

杜氏さんからお酒に対する思いが語られました。

 

ここの蔵元では、自然に委ねることで生まれている新しい世界を楽しみにしている、とのこと。

 

基本的な醸造技術に関して抑えるところは抑えてはいるものの、蔵内に住んでいる菌が自然と入ってくることを”防ぐ”のではなく”受け入れて”います。

 

同じ味を出し続ける再現性を追いかけるのではなく、自然によって変化するそのばらつきを楽しめるお酒にしたい、それが自然といっしょに作るお酒ではないかと考えている、とのことでした。

 

一気に変わることはないけど、ちょっとした変化を楽しむ。

 

収穫される農家さんごとに、米の扱いが違うらしくなかなか面倒な面はあるとのこと。でもその面倒さと付き合っていきたい。

 

ブランドになっている「花巴」の”花”は桜を意味しているんだそう。

 

それから吉野の山は修験道の総本山だったんだそうですね。

 

こういうお話だけでもお酒のつまみになります(^^)

 

そうこうしていると、鍋の具材が運ばれてきました。

 

なんと・・・鴨!!!

 

鴨鍋〜〜。これ・・・絶品です(^^)

 

2日前のうつぼ鍋も超絶美味しかったですが、この鴨鍋もすばらしい。こんなにしっかりした鴨鍋をいただくのは、過去に記憶がない(笑)

 

そしてお鍋と言えば、おじや。鍋はこのためにあるんだ、と言わんばかりのうまさですね。

 

テーブルは3つあって、それぞれ5人くらいの参加者とスタッフの方1人がつくような布陣で宴を楽しみました。

 

この間、用意していただいたお酒はいくらでも飲めるので、まぁ、お酒がススムススム(笑)

 

なんせ参加されたみなさん、お酒好きばかりなのでお強い(^^)そしてこの日が初対面ですが自然と打ち解けて話が弾みます。

 

こちらは酒粕でつくられたジェラートだそうです。ほうじ茶のジェラートのような豊かな香りがいいですね。

 

通な人はここに年代物の日本酒をちょっとかけて一緒に食べていました。

 

すっかりくつろぐBさん(笑)

 

あ〜、美味しかった〜。

 

非日常な世界をこんなふうに楽しめる企画をしていただいて、感謝、感謝です。

 

それにしてもよく飲んだ(笑)