48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

落語会からの温泉宿

だいぶ前になりますが、母が機会あって立川志の輔師匠の落語を聞きに行く機会があり、それがとても楽しかったと言っていました。

 

その勢いがあったのか、2ヶ月くらい前に「10月に湯河原で落語があるらしいので、それみてその後いつもの温泉はどうかな」とお誘い(^^)

 

教養薄い私は日本の古典芸能にまあまあ疎い(笑)(まあ、芸能系いっぱいに疎いんですが・・・)

 

それでも、落語をみてその後温泉はなかなかオツだな、と思い、お供させていただくことにしました。

 

今回はいつもよりも早い時間。ちょうどいいタイミングで特急踊り子号があったのでこちらのグリーン車を手配しました。

 

川崎駅と湯河原駅の両方に停車する踊り子号があるとは、なかなかラッキーでした。

 

湯河原駅からタクシーでワンメーターという近いところに、会場となった湯河原町民体育館があります。

 

今回の落語会はこちら。

www.yugawara.or.jp

 

(一社)湯河原温泉観光協会が主催していて、今年で10回目となるそうです。

 

ゲストに笑福亭鶴光落語芸術協会から漫談でねづっちが登壇します(^^)

 

笑福亭鶴光といえば、私の年代はオールナイトニッポンのパーソナリティのイメージが強い(笑)

 

さすがに落語では真打ちになっているので、どんな落語を披露してくれるのか、ちょっと楽しみです。

 

町民体育館なので、このように体育館にパイプ椅子を並べるスタンス。

 

見渡した印象では、地元の方々が多いようですね。ざっくり300人前後はいらっしゃったように見えました。

 

思った以上に人が多くてちょっぴりびっくり(^^)

 

演目は、湯河原芸姑の舞から始まり、二ツ目の三遊亭遊七、真打三遊亭遊之介、そして笑福亭鶴光と続き、中休み。

 

その後は二ツ目三遊亭遊子、ねづっちの漫談(「整いました!」という謎掛けで有名ですね)、トリは真打ち三遊亭小遊三という流れです。

 

芸姑さんたちの舞では、5人ほどの芸姑さんたちが3〜4つの踊りを披露。祖母が日本舞踊を教えていた関係で(坂東の看板を持っていました)小さい頃から盆踊りで祖母と踊ったり、妹に稽古をつけているところをみていたので、「もしかしたらこれが芸姑さん”風”の踊り方なのかな」と思いました(^^)

 

華やかな印象ですね。

 

続いて二ツ目三遊亭遊七。落語会では珍しい女性の噺家です。「道灌」という古典落語の演目を披露してくれました。

 

この一門では入門すると最初に覚える演目がこの「道灌」だそう。

 

なかなか洒落の聞いた小話で面白い内容でした(^^)

 

続いて真打三遊亭遊之介。こちらは現在の話を盛り込んだオリジナルの作品の模様。声がよく通るし、滑舌もしっかり。会場を上手に巻き込むちょっとした対話風の空気作りは、さすが真打と感じました(^^)

 

そしてゲストの笑福亭鶴光の登場。すっかり白髪になりましたが、やはり鶴光だ(笑)

 

笑福亭鶴光といえば毒舌と下ネタのイメージが強いですが、さすがにこのご時世、ちょっと下手のことを言えばハラスメントだ、コンプライアンスだとなかなかうるさい。

 

さすがの笑福亭鶴光も、40数年前と同じような表現は控えていましたが、ところどころに毒づいたり際どい表現もでてきて、これが会場でなかなか受けていました(^^)

 

そうそう、それくらいおおらかに受け止められる方が健康的。

 

ただ声量が落ちているためか、持ち味の嗄れ声がむしろ聞き取りにくく作用してしまって、ちょっと聴力が落ちている母はほとんどわからなかったようです。

 

「マイク入ってないんじゃない?」と聞いてくたくらいですから。

 

20分ほど休憩。二ツ目三遊亭遊子が登場。

 

若々しさが溢れていて、元気よく明るい恋愛ネタで会場を再び笑いで包みました。

 

母もよく聞こえていたようで、ケラケラ(笑)

 

そしてねづっち登場。今回の出演者の中ではおそらく一番知られている人かもしれませんね。

 

こちら奥さんと天然の友人のネタがなかなか良くできていて、笑いのトーンが一段と上がりました。

 

会場との一体感もぐっとあがって、来場者もかなりリラックスした模様。

 

そして最後はお決まりの「即興の謎解き」。会場からお題をもらって数秒後には「整いました」と繰り出す謎解きが、なかなかお見事。

 

母も「あんなにすぐにでてくるなんてすごいね〜」とえらく感心していました。

 

そしてトリの三遊亭小遊三登場。調べてみたら御年78歳なんですね。

 

とても80歳手前とは思えない声量。

 

そして見事な間。滑舌といい、テンポといい、さすがですね。

 

長年出演している笑点の話から、古典落語の「短命」という演目を披露してくれました。

 

なかなか楽しかったです(^^)

 

チケット代は2,500円。先日の立川志の輔が有楽町でやった時は5,000円くらいしたらしい。それを考えると、今回のチケット代はまずまずお手頃でありがたかったですね。

 

タクシーを呼んでいつもの温泉宿へ。

 

今回もお世話になります(^^)

 

夕食の開始時間をちょっと遅くしてもらったので、到着してまずお風呂。

 

湯河原温泉は湯上がりでも汗がでてくるくらい身体の中が温まるいい温泉です。

 

風呂からあがって食事。今回の夕食はこちら。秋の季節を感じさせる食材をつかってくれています。

 

相変わらずボリューム満点(^^) そして母はいつも食べきれないので優先順位の低いものがこちらに回ってきます(笑)

 

住民票のある自治体の福利厚生で宿泊費は1人あたり2,000円引き。そして夕食時のグラス生ビールがサービス!ありがたい(^^)

 

こちらはデザート。焼き芋のプリンが香ばしくて美味しかった(^^)

 

食事の後はのんびりテレビをみて、寝る前にまたお風呂入って寝るのがルーチン。

 

そして朝起きたらまたお風呂に入って目を覚ませてから朝食。

 

朝食は、いつものようにどれもご飯のアテばかり。自然とご飯をお変わりしてしまう、罪深いメニューです(笑)

 

帰りは普通車のグリーン車にのってのんびりと。

 

車中で母が「昨夜はよく寝れたわ。眠りの浅い、深いが波のように繰り返されるのがいいらしいよ」と言っていたので、自分のライフログを見てみました。

 

かなりきれいに波打っているように見えます。

 

Body Energyも100まで回復していました(^^)確かにかなり回復しているみたい。

 

いいリフレッシュの機会を母からいただきました。感謝、感謝。

 

今月はイベントが立て込んでいるのと、仕事環境もまた新しくなることもあるので、ここで充電されたエネルギーを活かせればと思います。