48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

遺伝子検査

先日ランニング仲間から「遺伝子検査」をやってみた、という話を聞きました。

 

自分の体質を統計データから推測できる、というもの。

 

疾患リスク、体質のイメージをもつのも面白そう。

 

ということで私もさっそくやってみることにしました(^^)

 

遺伝子検査キットはいろいろありますが、友人からおしえてもらったこちらのキットを選びました。

www.genelife.jp

 

申し込むとキットが配送されてきます。

箱をあけると、唾液をいれるカプセルセットと取扱説明書が入っています。

 

取扱説明書に従ってカプセルに唾液をいれます。

 

こんな感じ。蓋を締めるとサンプルの唾液にサンプル保存用の試薬が混ざるようになっています。

 

これを指定の封書にいれてポストに投函するだけ。

 

待つこと1ヶ月弱。

 

メールで検査結果がでた、という通知が届きます。

 

スマホに専用アプリをインストールして、その結果を見ることができます。

こちらがアプリの画面。

 

「体質」のページにはこのような項目が並んでいます。

 

こちらは疾患リスト

 

それぞれのボタンを押すと、いろいろな項目がでてきます。

 

このアプリが参照している文献から、自分が母集団に対してどういう位置にあるのかを示してくれています。

 

疾患リスクが高い、低い、という表現がありますが、母集団に対して可能性が高いか低いかということなので、必ずしもリスクがあるかというと、そうとも言い切れない、ということを承知の上でデータを眺めてみます(^^)

 

私の体質で興味深かったのはこちら。

・飲酒量:多い傾向 お酒の量を自分でコントロールする力がちょいと足りないらしい(笑)

・カフェイン:消費量が少ない傾向 あまり合っていないのかも

・夜型傾向:やや夜型 早起きプロジェクトに暗雲(笑)

・歯ぎしり:しやすい傾向 やっぱり!若いときはすごかった^^;;

・筋力:遅筋タイプ 短距離より長距離。これは納得(^^)

・計算能力:早い傾向 確かに数学は好きだった

・座高比:高い傾向 短足

・海馬の大きさ:小さい傾向 記憶力が引くのはこれか(笑)

・尿酸濃度:高い傾向 やっぱり痛風になりやすい体質だった

・炭水化物と脂質の摂取傾向:脂質優位 

 

こんな感じで全部で360項目のデータを見ることができます。

 

病気でいえば、父の件で気になった膵臓のリスクは普通レベル、心筋梗塞は低い傾向でしたが、脳卒中のリスクは高い傾向にあるらしい。 

 

12年前に脳のMRIを健康診断で測定したんですが、来年あたり還暦記念(?)で検査してみようかな(^^)

 

体質的には筋肉がつきにくいタイプなのでタンパク質をより摂取したほうがいいらしい。

 

またミトコンドリアの分析によると、私の母方の祖先はロシアのバイカル湖周辺で誕生して、旧石器時代にマンモス猟していた狩猟民族の末裔である可能性があり、マンモスを追いながら朝鮮半島まで南下し、縄文時代に日本に渡ってきたかもしれないらしい。

 

おもしろい(^^)

 

医療関係者の判定ではないこと、データの分解能にもばらつきがあることなど、”絶対的ではない”ということを承知したうえで、でも文献に基づいた一種の可能性、として自分の身体と向き合うきっかけと考えると、それなりに意味がありそう。

 

ただ「リスクが高い」という判定が出たからといって悲観することはなく、自分の普段の生活で少し意識して、こうしたほうがいいかな、くらいのできる範囲で自分のケアすることができれば、むしろプラスに作用するかもしれません。