48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

富山マラソン〜レース編

朝5時半目覚ましとともに起床。

 

いよいよレース当日です。

 

GarminのBody Energyのスコア回復はもう一つでしたがよく眠れた気がします。

 

朝は時間に余裕をもたせたかったので、荷物は前日にまとめてすぐに出れる状態にまで仕上げておきました。

 

ということで、念入りにテーピングです。

 

テーピングした箇所はこちら。

 

・膝回り:膝を痛めているのでできるだけ膝の動きをカバーすること

・腸脛靭帯:走り込み不足と膝をかばっていたことで、腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)に張りを感じたので。

・アキレス腱:疲労がたまりやすい

・足裏アーチ&親指:足裏のアーチの位置を維持することをサポート

・すね:後半歩くことを想定。長時間歩くとスネを意外と使ってしまうので^^;;

 

いつもの1.5〜2倍のテーピング量でした(笑)

 

そこからスポーツタイツをはいて、やれることはやりました(^^)

 

続いて気になるのは天気予報。

 

天気予報アプリを見るたびに予報内容が変わる、という不安定な天候。

 

雨に降られてもいいように、レインコートとテムレスの手袋を持っていくことにしました。

 

6時45分。ホテルのロビーで待ち合わせ。

今回の参加メンバー全員そろいました。

 

Aさんは仕事のため前日の夜中にチェックイン。

 

新幹線で富山から新高岡へ向かいます。

 

朝は予想に反していい天気(^^)青空が広がっていました。

 

富山駅のホームはランナーでいっぱい。はくたか号は自由席が4両あるので、だいぶ乗客を吸収してくれました。

 

新高岡まではわずか10分程度。そこから無料シャトルバスでスタート会場へ向かいます。

 

到着が8時ちょうどくらい。

 

走る前にもう一度記念撮影。Tさんは走り終わったら車で新潟まで帰らないといけないので、実質ここでお別れです。(彼の想定タイムは私の目標タイムより2時間半早い(笑))

 

荷物を現地スタッフに預けます。

 

本来ならホテルに戻るので荷物はほとんど必要ないのですが、万が一制限時間の7時間近くになると、打上げで予約していたお店の時間に間に合わせるためにホテルに戻る時間がないんですね。

 

なので、念の為着替えと替えのシューズなど必要なものはもってきてました。

 

そしてレース前にはトイレへ。

 

富山マラソンはかなり多くのトイレを用意してくれていて、全部で250基くらいあります。

 

それでも1万5千人弱の参加者がいるので、トイレの前は大行列。私も並んだときは100人くらい前に並んでいました^^;;

news.yahoo.co.jp

 

ま、このトイレの行列は想定範囲内。

 

トイレをすませてスタートラインまで軽くジョギング。うん、膝の痛みはない。

 

目標ラップを書いたテーピング用のテープを手に貼ってペース状況を把握できるようにしました。

 

そしてスタート直前にヘッドホンをセットして、スマホのアプリを開きます。

 

このアプリ、テレビを視聴できるアプリです。

 

そう、この日は大リーグのワールドシリーズ第7戦で日本時間の9時に試合開始だったんですね。マラソンのスタート時間と同じです。

 

今年ほぼ毎試合ドジャースの試合を観てきた者としては、最後の試合を外すわけには行きません(笑)

 

ただテレビを”観ながら”は走れないので、音声だけ”聴きながら”走ることにしたんです(^^)

 

さあ、スタート!大リーグもプレイボール(^^)

 

この日の先発は大谷選手。大谷フリークとしてはこちらのテンションもあがります。

 

(画像:富山マラソン2025公式ホームページより引用)

 

www.toyamamarathon.com

 

コースはこちら。例年通り高岡市の古城公園近くから。

 

とにかくゆっくり行こう、と周りがどんどん自分を追い抜いていくのには構わず、抑え気味に入ります。

 

スタート長後は高岡市内の住宅街を抜けるため道幅がせまくスピードが出せません。私にとってはこれは気にならないのですが、今年はついに途中で止まってしまいました。

 

渋滞しすぎたようです。こんなことは始めて(笑)

 

高岡大仏のあたりで止まっちゃう人がいるみたいなんですね。

 

まあまあ、こちらはタイムは気にしていないので、渋滞を気にせずにゆっくりと進みます。

 

高岡駅前までくると道路幅がぐんと広がるのでやっと普通に走れるようになります。

 

なお、私の目標は6時間以内。

 

ペースは1km8分31秒で、かなりゆっくりとしたジョギングのペースです。

 

最初の5km。ネットで37分58秒。1kmあたり7分36秒くらい。

 

目標ペースよりかなり早いペースで入れました。渋滞で止まったのに(笑)

 

ヘッドホンから聞こえてくる大リーグの試合状況も0−0で緊迫。大谷選手も苦しみながら0点に抑えていました。

 

次の目安10kmまでくると川原沿いの土手を5km走ります。

 

その10kmに到着する前に悲報が耳に飛び込んできました。大谷選手がビシェット選手に先制スリーランホームランを打たれてしまった・・・

 

それでもすぐに1点を取り返して流れが相手にいってしまうことを食い止めたので、こちらもガッツポーツ。

 

スタート直後はちょっと雨が降っていましたが、晴れたり、風が強くなったり、また雨が降ったりと、レース中は目まぐるしく天候が変わりました。

 

川原沿いを走っているときに、両足の腸脛靭帯が痛くなってきました。

 

やはりここでロキソニンの登場です。

 

まずは2粒服用。しばらくして効いてきたけど効き目が弱かったのでまた1粒追加。

 

10kmの通過時間はネットで1時間11分34秒。1km7分9秒ペース。目標タイムの1時間25分10秒に対して14分弱の貯金ができました(^^)

 

川原を走って海まできたら東へ進路を変えます。ここで15km。1時間47分54秒。1km7分11秒くらい。目標の2時間7分45秒に対して20分くらいの貯金、と貯金枠を広げられました。

 

18.6kmの給食コーナーでは鱒寿司と昆布稲荷寿司が提供され、しっかり食べてきました(^^)

 

ここの給食をとるといよいよ高さ50mの新湊大橋です。

 

2kmに渡る上り坂。

 

そして橋の上でハーフを迎え下っていきます。

 

このあたりで1点差まで追い上げたドジャースが再び1点取られて点差をあけられ、苦しい展開に。

 

ペースダウンしながらもゆっくりとジョグを続け、20km地点での通過は2時間26分18秒。1km7分19秒ほど。ペースは落ちましたが目標時間2時間50分20秒に対して24分と貯金枠は拡大。

 

行けそうな手応えです。

 

するとここでドジャースはマンシーのホームランでまた1点差!俄然テンションがあがってきました。

 

橋の下りを慎重に降りて(なんせトレランの下りで膝をいためましたからね)、25kmを通過。

 

3時間8分38秒。1kmあたり7分31秒くらい。目標時間3時間32分55秒に対して24分の貯金。さすがにペースが落ちてきました。

 

ここから見晴らしのいい田園地帯を走るのですが、遠くにランナーが見えるのと、雨が降ってきたりしたのと、脚の疲れで、気持ち的にも体力的にもきつくなってきたところです。

 

ドジャースも1点差で9回表。あと2人でゲームセットという土壇場でロハスの奇跡の同点ホームランが飛び出した!

 

1人ガッツポーツする私。。。

 

そして9回裏、サヨナラ負けのピンチを迎えたところで、前日先発した山本投手が登場し、好守備もあって見事な火消し!ドジャースは延長戦へもつれこみました。

 

なんて凄い熱戦なんだ・・・と感動すら覚え、また走る気力がでてきました。

 

こちらもあと12kmだ、と走っていたら、ついにドジャースはスミスのホームランで勝ち越し!

 

思わず、「うぉ〜〜〜」と叫んでしまった私(笑)

 

そしてその裏は山本投手の奮闘でゲームセット。なんとドジャースワールドシリーズ連覇を果たしました。

 

ドジャースもすごかったけど相手のブルージェイズもすごかった。怪我をおして出場したスプリンガーやビシェットらも大活躍。怪我にも負けない選手の活躍はこのときの私をかなり勇気づけてくれました。

 

そして35kmまで到達。4時間34分43秒。もう仲間のTさんとSさんはすでにゴールしています(笑)

 

目標の4時間58分05秒に対して、24分の貯金を維持。1km7分48秒とペースは確実に落ちてきていますが、前半の貯金があるので、行けそうな手応えが強くなってきました。

 

よし、いけるいける(^^)

 

ただ40km手前で雨脚がかなり強くなってきました。なんとか持ちこたえていた雨雲も我慢の限界だった模様。

 

レインコートを着て最後の気力を振り絞ります。

 

40km地点到達!ネットで5時間19分8秒。目標の5時間40分40秒に対し21分の貯金。貯金を切り崩すくらいペースダウンしていますが、逃げ切れそうだ(^^)

 

あと2kmと195メートル。

 

ペースは遅いながらも脚はまだ動いています。

 

 

そして雨の中、ゴール!

 

ネット時間5時間38分17秒。目標の6時間に対して22分ほどの貯金を維持してゴールできました(^^)

 

やった〜〜(^^)

 

ドジャースブルージェイズの選手たちのおかげです。延長にもなったので4時間以上も元気をもらい続けられました。

 

これで第1回から10回連続出場&完走、達成です(^^)