1ヶ月にも渡る大リーグのポストシーズンが終わり、すっかりロス気分です(^^)
今年のドジャースは3月に日本で開幕を迎え、11月にカナダでチャンピオンとして終わるという、なかなかない体験をしました。
今年1年、録画して、1.5倍で再生したり、途中をスキップしたりして、ドジャースの試合はほぼ全試合観戦しました。
他のチームのダイジェストなどをみた今年の大リーグの所感です。
高い技術力
投手編
いい投手の特徴は、「多彩な変化球」「力強い速球」「いいコントロール」という状況を持ち合わせていました。
フォーシーム(日本では”ストレート”と呼ばれている)
ツーシーム(日本では”シュート”と呼ばれている)
スプリット(日本では”フォーク”と呼ばれている)
横に曲がるスライダー(右投手で右バッターなら内角から外角へ逃げていく)
縦の曲がりが大きいスライダー
スイーパー(横に大きく曲がるスライダー)
カットボール(小さく曲がるスライダーのようで速度がある)
カーブ
ナックルカーブ(カーブより球速がある)
チェンジアップ(右投手で右バッターなら内角へ食い込みながら沈む)
私が知っている種類だけでもこれだけあり、なおかつ、同じスライダーでも球速や曲がる量を変えたり、スプリットでも内側に食い込んできたり、外側へ逃げていったり、それぞれでもバリエーションがあるので、実際の変化球は実質もっとあるでしょう。
これらを使いこなせているのはすごいです。
そして、日本では大谷選手や佐々木朗希選手のように160kmを超える選手は、日本人では2025年時点で17人しかいませんが、大リーグでは各チームに数人います(笑)
dir.sp.baseball.findfriends.jp
そしていい投手は、160kmレベルを降板まで続けられるスタミナがあります。日本の投手の記録は一瞬が多いです。
パワーと技術、両方とも飛び抜けているのが魅力です。
一方、コントロールが悪い投手が目立つのもの特徴。ストライクゾーンの違いや審判の能力による影響もありますが、全体的に見ると日本の投手のほうがコントロールはいい印象です。
ドジャースの投手も山本選手、大谷選手以外はコントロールは悪い(笑)腕の振りの速さを下半身が支えきれていないんでしょうね。パワーと下半身力のバランスのような気がします。
それと投球モーションが大きい(笑)あんなにモーションが大きかったら走られ放題な気がします。(^^)
でもキャッチャーの肩がずば抜けているので、意外と盗塁成功率は高くありません。
クイックモーションは日本の投手の方が技術があると思います。学生の時から練習しているからでしょうね。
また投げた後の”守備”であるフィールディングは下手な人が多い^^;;ベースカバーができない、バント処理ができないなど、日本の投手ならリトルリーグから叩き込まれていることができない投手が意外と多いです。
投げることしか頭にないのかなぁ、という印象をもちます(^^)
打撃編
なんといっても魅力はパワー。1番から9番まで全員普通にホームランをかっ飛ばします。
ホームランが出るとやはりゲームは大きく動きますから、投手は常に警戒しないといけません。
それから、打撃対応能力も高い印象です。投手があれだけの変化球や豪速球を投げるのですが、打者は試合の中で調整して打ってくるんですね。
私なんか、バッティングセンターで110kmのボールでも空振りしますが(笑)彼らは160kmでもホームランかっ飛ばします(^^)大きく曲がる変化球にも対応しますしね。
一方で、バントのような小技はほとんどが下手(笑)
そもそも、日本のようにランナーがでたら”即”送りバントという”スモールベースボール”はほとんどされず、どんどんバットを振ってきます。
これはこれで投手対打者の勝負を楽しむという意味ではいいのですが、最近の大リーグでは、いざというときにスモールベースボールを行うこともあり(特にリーグ終盤やポストシーズン)、その時にバントの下手さが目立ちます。
日本の高校生の方が上手に見えますが、一応弁明すると、変化球の曲がりが大きかったり、速球が速かったりするので、バントしにくい、という面はあります(^^)
それから大谷選手は足からですが、かなり多くの選手がスライディングは、ヘッドスライディングです。
これは迫力あり、見ている方もひきつけられますね。そしてみんな上手い!
ワールドシリーズにでたブルージェイズの主砲、ゲレーロJr.選手は体重110kgくらいありますが、足が早く、ヘッドスライディングをすると、まさに巨漢が空を飛んでいるようです。
このヘッドスライディングはダイナミックさを演出しているように感じます。
守備
大リーグの守備の技術力はとても高い。
球際が強い(ぎりぎりのところでボールを捕らえる)のと、肩がべらぼうにつよいのと、体幹が強いのでどういう姿勢でもボールを投げるという技術があることです。
なので動画サイトに投稿されている「好プレー集」はみていて気持ちがいいです。
この”好プレー”はだいたい1試合で何度も登場します。
なので、その都度「すげ〜ぇ!」と感動できるんですね。
野球は点を取ることを競うゲームですが、点を取らせない”守り”のプレーも楽しめるところが大リーグの魅力の一つです。
ファーストのボール捕球技術も高いです。ドジャースのフリーマン選手、ブルージェイズのゲレーロJr選手などは、ボールを取り損ねるということがほとんどありません。
どんなに難しいバウンドでもキャッチする技術は凄い。
運営
ピッチクロックなど
「ピッチクロック」とは、試合時間を短縮する目的で導入されたシステムで、投手は次のボールを投げるまでの時間が制限されています。
投手は、ボールを受け取ってから、走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は18秒以内に投球動作に入らなければなりません。
試合を短縮させるルールとして、投手のワンポイントリリーフも禁止されています。
日本では左打者1人だけのために左投手をぶつけることがありますが、1人だけ投げて交代だと、交代する時間がかかって、試合時間が結果的に長くなります。
こういった試合時間短縮は野球観戦において結構プラスだな、と思いました。
日本の野球はやはり長いですね。
選手たちのメンタル
試合を見ていてよく目にするのは、敵チームの選手同士がよく試合中笑顔で話をしていることです。
打者が塁にでると、ほぼ必ず近くの守備の人が声をかけて談笑しています。審判やコーチもその会話に加わることがあります。
でもプレーになると真剣になる。
この”集中”と”非集中”の切り替えがとても上手い。メリハリを感じます。
そして緊迫した場面で萎縮していないのか、土壇場で凄いプレーがでることがよくあります。
この直面した状況に最大の集中力を発揮するメンタルの強さを多くの選手に感じます。
だからこそ超プロフェッショナルなプレーがたくさん生まれるのかもしれません。
あ〜、これから5ヶ月大リーグの試合が見れないとは・・・

こちら、先日の富山マラソンの10回連続出場記念品のタンブラー。ノンアルビールですが早速使ってみました(^^)