今年もこの日がきました。
2011年から数えて15年目になります。
もう15年なんですね。
何度もこのブログで東日本大震災についてはふれてきました。
この日になると当時のことが昨日のように思い出されます。
成田空港着陸直後の緊急停止、12時間の機内待機、一部壁が破損していた空港、空港のテレビに映し出された気仙沼の大火災、空港で寝袋を探して野宿・・・
日本ではこの「震災」と呼ばれる自然災害が少なくありません。
気象庁のこちらのページで平成8年(1996年)以降に発生した主な震災の一覧を見ることができます。
そのページにも掲載されていますが、日本地図に発生場所をプロットするとこんな感じです。

平成8年(1996年)〜平成17年(2005年)の分布
(画像:気象庁のページより引用)

平成18年(2006年)〜平成27年(2015年)の分布
(画像:気象庁のページより引用)

平成28年(2016年)〜令和7年(2026年)の分布
(画像:気象庁のページより引用)
ここ30年で日本中いたるところで、大きな地震(震度5弱以上)が発生しており、その多くで死傷者、住居損壊といった被害が発生しています。
気象庁のページにリストされているだけでも30年で187件もありました。
2ヶ月に1回は震度5弱以上の地震が日本のどこかで発生している計算です。
日本では他にも台風や大雨、その雨による河川氾濫、土砂崩れ、鉄砲水といった災害、火山による災害も少なくありません。
日本ではかくも多くの自然による災害が頻発しています。
一方で、日本は自然から多くの恵みもいただいています。
海の幸、山の幸、扇状地などがもたらす豊かな土壌、四季おりおりの産物、豊富な水、そしてそれらを土台とした文化。
時間をかけて人間が積み上げてきたものを、一瞬にして流し去ってしまう自然の強大な力と、その後残された人たちが時間をかけて復興していく人間のたくましさの両面を短い期間で体験することとなりました。
人知を超える大きな力を何かしらに委ねたくなる気持ちは”自然”な流れと思います。
それが一神教の神だったり、八百万の神だったり、仏だったり、阿弥陀だったり、お地蔵様だったり、海だったり、山だったり、動植物だったり、大地だったり・・・
地球温暖化については、学者の間でも賛否両論があり、政治家は自分たちの活動に都合のいいように解釈する傍若無人ぶりを披露する人が少なくなく、「ほんとのところどうなの?」という思いがぬぐえませんが、子供の頃に公害が発生している社会環境で育った経験がある1人として、人間の営みが自然に与える影響は小さくないだろうと推察します。
自然の力は計り知れない、という畏敬の気持ちを忘れずに日々を過ごしたい、あらためてそんな思いにはせる1日です。
15年もたつということは、今年の春からは中学生以下はほとんどのみなさんが東日本大震災以降の生まれになるんですね。
当時亡くなられた方々の魂が新しい命をまとってまたこの世にもどってくれたらなぁ、と輪廻の気持ちに心を寄せたくなる人の気持ちがわかるような気がします。
心安らかな日々が1人でも多くの人たちにもたされますように。

(画像は生成AIで作成)