録画だったので先月の放送です。
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20140916-31-29009
司馬遼太郎が高く評価をしている人物として有名らしいのですが、
恥ずかしながら認知できていませんでした。
(「菜の花の沖」という本になっているようです)
北前船のビジネスで大儲けした江戸時代の豪商のようですが、
興味をもったのは、ロシアに捕まった時の対応。
今の北方領土近辺でロシアに捕まってしまうのですが、
捕虜となっていた間、見張りの子供からロシア語を学び、
捕虜となった背景を聞き出して幕府とロシア政府との間に誤解があることを発見。
パーティーを開いたり、地元のパーティーに自ら参加したりし、
ロシアの人たちの信用をえようとします。
こういった活動が功を奏し、当時の幕府とロシアの国際問題を解決に導くという成果をあげました。
問題を的確にとらえて、人の力を活かしていくこと、
また人の信用を得ることを大切にした行動姿勢は
今の世界でも通ずるものがあるという印象をうけました。