48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

書評・論評・映画評・学び

読書会〜誘拐

誘拐 (ちくま文庫) 作者:本田 靖春 筑摩書房 Amazon 今回の課題図書は、こちら「誘拐」です。 東京オリンピックの前年1963年(昭和38年)に起きた「吉展(よしのぶ)ちゃん誘拐殺人事件」を描いたノンフィクション小説です。 東京台東区の公園で遊んでいた吉…

読後感想〜税金のゆくえ

追跡 税金のゆくえ~ブラックボックスを暴く~ (光文社新書) 作者:高橋 祐貴 光文社 Amazon 久しぶりに読書会の課題図書以外の本を読みました。 先日「友情を哲学する」という本が課題図書となりました。光文社は最近の自社が発行した書籍のリストを巻末に掲…

読書会〜友情を哲学する

友情を哲学する~七人の哲学者たちの友情観~ (光文社新書) 作者:戸谷 洋志 光文社 Amazon 今回の読書会の課題図書はこちら、「友情を哲学する」でした。 「七人の哲学者たちの友情観」という題が付随しているように、7人の代表的な哲学者がそれぞれの視点で…

読書会〜高熱隧道

高熱隧道(新潮文庫) 作者:吉村昭 新潮社 Amazon 今回の課題図書は久しぶりのドキュメンタリー小説、吉村昭作の高熱隧道です。 昭和11年8月に着工し、昭和15年11月に完工した黒部第三発電所。人間が踏み入れない渓谷にトンネルを掘鑿(くっさく)する工事の…

読書会〜言語の本質

言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書) 作者:今井むつみ,秋田喜美 中央公論新社 Amazon 読書会の今回の課題図書はこちら。 認知科学、言語心理学、発達心理学を専門とする今井むつみ氏とオノマトペの研究など認知・心理言語学を専門とする秋…

読書会〜自衛隊の闇組織

自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体 (講談社現代新書) 作者:石井暁 講談社 Amazon 今回の読書会の課題図書はこちら。自衛隊の中に、首相や防衛大臣も知らないという特別組織「別班」が存在しているかもしれない、という情報をつかんだ筆者が、長い時…

9.11が変えた世界 運命の3人〜NHKスペシャル

(画像:NHKホームページより引用) 少し時間が経ちましたが、今月はあの9.11が起きた月でもあります。 2001年。その時は私は仕事を終えて同僚と雀荘で麻雀を打っていて、友人からのメールで事実を知ったけど信じられず、帰宅してテレビをみて唖然とした記憶…

リーマンショックから15年

2008年9月15日(月) リーマン・ブラザーズが破産申請をした、いわゆる「リーマンショック」の日です。 あれから15年たったんですね。 リーマンショックについては以前いくつか本を読んだり、関連映画を観たりしたことをこのブログでもご紹介させていただきま…

読書会〜「美食地質学」入門

「美食地質学」入門~和食と日本列島の素敵な関係~ (光文社新書) 作者:巽 好幸 光文社 Amazon 今回の課題図書はこちら。 前回「発酵文化人類学」が課題図書でしたが、共通項もあり、ちょっとした「食文化」リレーになりました。 著者は本書を見ると、食べる…

石川数正

先日NHK BSの番組で「石川数正」が取り上げられていました。 石川数正は、徳川家康が今川義元の人質になっていた時代から近侍として仕え、酒井忠次と並んで家康の片腕とも言われていた人物ですが、ある時出奔し秀吉につい臣従した武将です。 家康の片腕たる…

NHKスペシャル〜関東大震災100年

先日もお伝えしましたが、今年は関東大震災が発生したちょうど100年という区切りの年。 NHKでは本放送で9月2日、3日、4日と3日連続でこの関東大震災に関係するNHKスペシャルを放映しました。 9月2日 NHKスペシャル 映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間 前…

今川氏真

先日NHKプラスで視聴した「先人たちの底力 知恵泉」で取り上げられていたのが、今川氏真。 (画像:NHKホームページより引用) 今川氏真というと、戦国時代に天下取り第一候補だった今川義元が織田信長に桶狭間の戦いでまさかの討ち死にして以来、義元の跡取…

読書会〜発酵文化人類学

発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ (角川文庫) 作者:小倉 ヒラク KADOKAWA Amazon 本来は木曜日朝開催の読書会ですが、明日は月末で振返りなので、1日早く投稿させていただきます。 本書のタイトル「発酵文化人類学」とは、自称”発酵デザイナー”の…

NHKスペシャル〜サグラダ・ファミリア2023

NHKプラスで久しぶりにNHKスペシャルを視聴。 「サグラダ・ファミリア2023〜ガウディ100年の謎に迫る」というタイトルを見て、先日読書会で読んだ本を思い出し、どうアップデートされたのかに関心がでました。 www.almater.jp 140年以上も建築が続くサグラダ…

読書会〜熟達論

熟達論―人はいつまでも学び、成長できる― 作者:為末大 新潮社 Amazon 今回の課題図書はこちら。 著者の為末大さんは、スプリント種目の世界大会で日本人初のメダルを獲得、男子400メートルハードルの日本記録保持者でもある著名なアスリートです。 この本で…

過剰負荷環境

父の件があって以来、葬儀関係の投稿が多くなっているので、別ネタを。 先日の「チコちゃんに叱られる」で扱ったテーマの1つが「都会の人が冷たいのはなぜ?」でした。 NHKプラスなどでご覧いただくか、すでにネット投稿された記事をご覧いただければ内容は…

読書会〜「若者の読書離れ」というウソ

「若者の読書離れ」というウソ (平凡社新書1030) 作者:飯田 一史 平凡社 Amazon 今回の読書会の課題図書はこちら。読書会自体は葬儀の直後ということもあり欠席させていただきましたが、本はちゃんと読んだのでまとめてみました。 本の内容としては、タイト…

読後感想〜最高の体調

最高の体調 ACTIVE HEALTH 作者:鈴木祐 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon 友人から紹介してもらった本を読んでみました。 友人によるとこの著者は論文などを調査し、その時点で有力と思われる学説をベースにまとめていることから、とて…

海の水がなくなる?

たまたま食事をしながらNHKプラスで観ていた「チコちゃんに叱られる」。 そのお題の一つに「砂浜にかかった水は吸い込まれるけど、なぜ海の水は吸い込まれないのか」という問題がありました。 一応答えは「海水の水圧が高いから」ということでした。 地球上…

読書会〜感じるオープンダイアローグ

感じるオープンダイアローグ (講談社現代新書) 作者:森川すいめい 講談社 Amazon 今回の課題図書はこちら。 「オープンダイアローグ」とは、いわゆる「対話」です。 著者の森川すいめい氏は、精神科医で、フィンランド発祥の「オープンダイアローグ」という…

岩波100冊プロジェクト(13)〜学問のすゝめ

学問のすゝめ (岩波文庫) 作者:福沢 諭吉 岩波書店 Amazon ほぼ1ヶ月ぶりくらいの岩波。今回選んだ学問のすゝめは、まんがで読破ではスイスイと読めて面白かったのですが、岩波文庫を読んでみるとこれがなかなか難儀しました。 ページ数はたいしたことないの…

羽生善治九段インタビュー

一仕事終わって、何気なくYoutubeで見たいコンテンツを探していたら出会ったのがこちら。 www.youtube.com 今年から将棋連盟の会長に就任したレジェンド羽生さんのインタビュー。 破竹の勢いですべてのタイトル独占にむけてまっしぐらの藤井さんへの思いから…

映像の世紀バタフライエフェクト

NHKでシリーズで放映されてきた「映像の世紀」。 今は「映像の世紀 バタフライエフェクト」として放映されています。バタフライエフェクトとは「わずかな変化が、変化前に比べて大きく異なる状態になる」ことをいいます。 こちらがこれまで放映されてきたコ…

読書会〜田中耕太郎

田中耕太郎―闘う司法の確立者、世界法の探究者 (中公新書) 作者:牧原出 中央公論新社 Amazon 今回の読書会の課題図書はこちら。 松川事件、砂川事件などを知っている人たちにとってみれば有名な裁判官であり、法学者でもあると思われますが、私にとっては全…

読書会〜凡人のための地域再生入門

今回の読書会の課題図書はこちら。 地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門 作者:木下 斉 ダイヤモンド社 Amazon 正しい本のタイトルは頭に「地元がヤバい...と思ったら読む」とあります。 まさに「ヤバい」と感じている人に、読んで行動に移…

マクナマラの誤謬(ごびゅう)〜NHK映像の世紀より

NHK映像の世紀シリーズで先日放映された「ベトナム戦争 マクナマラの誤謬」。 第二次世界大戦で高度1万メートル上空を飛ぶB29からの爆撃は精度が低く成果がでない、という問題に対し、当時20代だった若き青年が発案したのが「無差別爆撃」。 「最も低コスト…

岩波100冊プロジェクト(12)〜こころ

こころ (岩波文庫) 作者:夏目 漱石 岩波書店 Amazon 岩波100冊プロジェクトの12冊目は前回に続いて日本近代文学(緑シリーズ)から夏目漱石の代表作のひとつ「こころ」。 これを選んだのは、まんがで読破シリーズで読んだことがきっかけです。 こころ (まん…

読書会〜水道を救え

水道を救え―AIベンチャー「フラクタ」の挑戦―(新潮新書) 作者:加藤崇 新潮社 Amazon 今回の課題図書はこちら。水道管の劣化速度をシュミレーションするソフトウエアを開発したFRACTAという会社の創始者である加藤崇氏の著作。 このFRACTAという会社、実は…

岩波100冊プロジェクト(11)〜人間失格

人間失格/グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫) 作者:太宰 治 岩波書店 Amazon 岩波100冊プロジェクトはやっと10冊に到達し、11冊目はこちら、太宰治の代表作の1つ 「人間失格」です。 これまでの岩波文庫で初めての「緑」(現代日本文学)シリーズになります。日…

読書感想会〜冒険の書

冒険の書 AI時代のアンラーニング 作者:孫 泰蔵 日経BP Amazon 今回の読書会の課題図書はこちら。 孫泰蔵氏の今年の新書「冒険の書 AI時代のアンラーニング」。 著名人でもある孫泰蔵氏の新書ということもあり、Amazonでは売れすじのようで、私の通っていた…