しばらく映画を観れていなかったので、久しぶりの映画鑑賞。
MBAシェアハウスで毎週開催している英語耳セミナーの講師がいつも素敵な映画を紹介してくれるのですが、今回もその作品の1つ。
主役はオーランド・ブルーム。
「ドリューはシューズ会社に勤める有能なデザイナー。しかし、彼が手がけた新製品は大失敗に終わり、会社をクビに恋人からも見捨てられてしまう。さらに、失意の彼に追い討ちをかけたのは父親の死だった。葬儀のために故郷エリザベスタウンへ向かうドリューは飛行機の中で飛び切り陽気な客室乗務員クレアと出会う。久々に会うにぎやかな親類やクレアの優しさに触れ、一時とはいえ心の痛みから解放されるドリュー。父の葬儀は親族が心をひとつにした温かなムードの中で執り行われた。車で自宅へ帰るドリューににクレアは1枚の地図を渡す。それはドリューが自分を見つめ直す再生の旅へのロード・マップだった・・・。」
(AmazonPrimeの紹介文から引用)
映画は嗜好品でもあり好みがあるので、「いい映画」とか「悪い映画」とか評価をするつもりはなく、自分で楽しめたかという視点での感想です。
私の好みとしては好きなタイプの映画です。
基本、「マネー・ショート」「エニグマ」「インヴィクタス」のような実話に基づいたドキュメンタリー系や、「オーシャンズ11シリーズ」や「ボーン・アイデンティティー」といったサスペンス系が好きなのですが、このようなタイプも作品によっては好きです(^^)
舞台がケンタッキー州という中南部ということもあり、私が赴任したことのある南部アラバマ州とフリーウエイや、街の様子が似ているところが多々あり、懐かしく感じたことも私にはいいスパイスでした。
私はこの映画で、いろいろな愛が描かれているなと感じました。
家族の愛、親戚の愛、近隣の愛、パートナーの愛、友達の愛・・・
主人公ドリューの父の死がきっかけとなって、失意にまみれた主人公が父の故郷に帰ります。キルステン・ダンスト演じるクレアというCAとそこで出会います。そのクレアがとてもチャーミングで、表情をみているだけで癒やされそうです(^^)
父の死がきっかけとなって、自殺まで考えていたドリューはクレアを始め色々な出会いと体験をしていきます。
これって東洋的に捉えると、父が自分の死と引き換えにドリューをこの世にとどまらせたのではないか、そんな感覚になります。父はそんなつもりはなかったでしょうが、勝手に父の愛を感じました。
詳細内容はネタバレになるので割愛しますが、「フォレスト・ガンプ」が好きな人はこの映画も楽しめるのではないかと思います。
パイレーツカリビアンの印象がつよいオーランド・ブルームなので、どこかでジョニー・デップがとぼけてでてこないか、なんて不謹慎なことが頭の片隅によぎってしまいました(笑)
クレア役をやったキルステン・ダンスト。スパイダーマン、スパイダーマン2でヒロイン役を、またエリザベスタウンの翌年にはマリー・アントワネットで主役を演じているそうです。私生活は大変そうですが、素敵な女優さんですね。(^^)
Amazon Primeだったので英語字幕がないのが残念。
DVD買わないとダメかなぁ(^^)