(画像:Netflixより引用)
今回観た映画は「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」。
ネルソン・デミルのベストセラー小説『将軍の娘』を映画化して、1999年に公開されたサスペンス映画です。
主演のジョン・トラボルタが結構若いなぁと思ったら、もう20年以上前の映画だったんですね。
ジョン・トラボルタ演じるポール・ブレナー准尉は陸軍犯罪捜査司令部(通称CID)のメンバーで、陸軍内基地でおきた殺人事件の操作を担当することになります。
ペアを組まされるのはマデリーン・ストウ演じる元恋人のサラ・サンヒル准尉。
被害者は、エリザベス・キャンベル大尉という女性で、1週間後に定年退官するキャンベル将軍の娘でもあり、副大統領候補にも上がっていることからもスキャンダル性が極めて高い事件です。
しかも偶然ポールはエリザベスにパンクしたタイヤ交換を手伝ってもらったことがあり、面識もありました。
キャンベル将軍から、FBIが入ってきて事件が公になる前に犯人を探してほしい、と依頼を受けたポール。
ポールの立場からすれば、将軍は会社の社長みたいなものですから、イエッサーの二つ返事で引き受けます。
ところがこの事件、調べていくとどうも腑に落ちないことがたくさんあるのです。
それ以上になるとネタバレになるので概要はここまで(^^)
CIDって映画でも初めて耳にしました。
いわゆるアメリカ陸軍の中における警察みたいなものです。
軍は軍の中でしか通用しないルール(軍法)があり、それに違反すると処分対象になります。
いわゆる「軍法違反」を取り締まるわけですね。
それを裁く機関がいわゆる「軍法会議」です。
映画でもポールが言っていましたが、「軍法会議は弁護士をつける権利がない」らしい。
ストーリーはまずまず。
犯人を予想しましたが私は外れました^^;;
IMDbの評価は6.4とちょっと低めでしょうか。
とはいえ、誰が犯人なのかを推理しながら楽しむという意味では十分楽しめた映画です。
若干脚本が雑なところがあり、会話の内容が飛ぶところがちょっとあります(笑)
それと重要な人物が途中殺害されるのですが、この経緯があやふやな状態で終わってしまったのがちょっと消化不良かもしれません。
余談ですが、ポールの相棒サラを演じたマデリーン・ストウですが、この映画に出ていた時41歳。
それを感じさせないのはさすがだなぁ、と見惚れていました(^^)
英語ですがジョン・トラボルタのセリフが一部わかりにくかった(^^)
嬉しかったのは、キャンベル将軍とポールのやり取りで慣用句などが耳から入ってきたこと。
シーン1
ポール:最善を尽くします We'll do everything we can do, sir.
将軍:頼むぞ I'm surely you will.
シーン2
将軍:君は警察か軍人か Are you a soldier or a policeman?
ポール:軍人です I'm a soldier, sir.
将軍:それでいい I'm counting on you.
I'm surely you will.と将軍がいったセリフが耳から入ってきて日本語の字幕を意識しないでイメージができたこと。
I'm counting on you.は「頼むぞ」みたいなことを表現する時に使われるらしく、それがす〜と聞こえたこと。
ちょっとうれしくなりました(^^)