先日テレビでたまたまみた番組で
田中角栄氏の特集をドラマ仕立てで放映していました。
かねてから同氏に関心があったので、
思わず見入ってしまったんですが、
石原慎太郎氏が書き下ろした本を元に作られたものでした。
この番組にも石原氏が出演して解説をされていましたが、
田中角栄氏の宿敵であった石原氏が
その宿敵は今日の日本の礎を築いた最大の功労者の一人と称えていることに
とても興味を覚え、思わずネットで購入しちゃいました。
活字が大きいだけではなく、
素材の魅力と石原氏独特の"一人称"表現のすばらしさで
あっという間に読み終えてしまいました。
田中角栄氏の人間臭さがプンプン。
そして"天才"にしてはあまりにも寂しい最期。
この人は幸せだったんだろうか、
そんな余計なことを思わずには入られませんでした。
ムヒカ氏来日フィーバーと妙に重なってしまいました。