2日連続で書評です。
今日は今朝の読書会の課題図書乱談のセレンディピティです。
「乱談」という概念を教えてくれました。
よく「乱読」は使いますよね。
「乱談」とは著者の外山滋比古さんが作った言葉です。
乱談をするにあたり、
・1人ではできないから複数人で。4,5人くらいがちょうどいい
・話が入り乱れて収集つかないのがいい
・他の人は知らん、というくらいの人がまくし立てるのがいい
とのこと(^^)
通っていたビジネススクールの仲間との飲み会
クラスでの議論などは
これと同じようなものだったかもしれません。
実際今やっている読書会もそうですね。
課題図書を読んで
特に秩序をつくるわけでもなく
お互いが言いたい放題言っている(笑)
そんな中でちょっとした気付きがあったりする。
これがセレンディピティになりうる機会なのかな。
今友人に仕事でアドバイザーをお願いしてるのですが
その方は私とはかなり異なる視点と経験があるので、
私からは生まれそうもない意見をいつも出してくれます。
そこで「はっ」と気づくことが多く
その御蔭で自分一人ではできないことが
実現出来ている気がします。
これは2人という最少人数ではありますが、
ある意味「乱談」の成果かもしれません。
今回この本読みながらふと思ったのは
運営しているシェアハウスでも
同じことができるなぁ、ということ。
リビングに何気なくいることで
立ち寄ったハウスメイトと何気なく会話が始まる。
その会話自体が「乱談」になりえます(^^)
交流を通じて人生を豊かにすることを応援することが
私の運営しているシェアハウスが目指していることで
このシェアハウスだから生まれるセレンディピティ
っていう見方も素敵だなぁと思いました。
毎週開催している英語セミナーでも
外部から受講する方々に集まっていただき
クラス内、懇親会でそれこそ専門が違う人達が脈略なく話をしている。
(あ、クラスのカリキュラムはとても整備されています(^^))
そんなところにセレンディピティが生まれる可能性がありそうです。
私は昔から
テキスト文書より電話
電話より対面
のおつきあいを好みます。
親がでるのが怖くてガールフレンドに電話できず
黒電話とにらめっこしていた昭和を生きていたからでしょうか(笑)
乱談は対面の方がいいですね。
ちょっとこれから「乱談」を意識してみようと思います。