今年2月に視聴してきたソニーフィルハーモニックオーケストラの定期演奏会のチケットをまたいただくことができたので、いってきました。
前回は2月。
前回の感動を再び、と今回は以前に増して楽しみにしていました。
ちょっと早めに会場入りしましたが、お客さんが列をなしていてソニーフィルハーモニックオーケストラの人気の高さを感じました(^^)
今回の指揮者は道端 大輝氏(みちばた だいき)。
こちらのまとめ記事に紹介されています。
演目は以下の通り
- 第1楽章
- 第2楽章
- 第3楽章
- 第4楽章
なんと、ペール・ギュントの曲のいくつかは昔からよく耳にしていた曲だったことを、恥ずかしながら気づきました(笑)
山の魔王の宮殿にて
グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲 「山の魔王の宮殿にて」 (PeerGynt Suite No.1 "In the Hall of the Mountain King" )
オーセの死
朝
アニトラの踊り
いろいろな場面でこれらの曲が使われていたんでしょうね。
「あ〜、知ってる知ってる」なんて心の中ではしゃぎながら聴いていました。
パンフレットの中に曲の解説を楽団の人が書いてくれていて、おかげ情景を浮かべながら音楽を聴くことができました。
その紹介文から抜粋します。
若者ペール・ギュントが、母であるオーセや許嫁となったソルヴェイグを村に置いて、世界各国を放浪し、様々な事件に巻き込まれた末、年老いて帰郷したところ、ソルヴェイグは独りペールの帰りを待っていてくれたという物語です。
なんか、「男はつらいよ」でおなじみの寅さんノルウェー版、みたいな感じですね。
私はこの音楽がどう挿入されているのか、その劇自体をみてみたいと思いました。
Amazonとかで調べてみたのですが、意外とないんですね、劇を収めたものは。
Amazonビデオでバレエにしたものがありますが、ちょっとイメージが違うかな。。。
これだけ有名な音楽なのに、劇自体が伝えられていないというのは、ストーリーそのものはイマイチだったのかもしれません(笑)
それでもCDで音楽を一通り聴いてみたくなりました(^^)
エルガーの作品の中でも著名な作品のようです。
私はバロック音楽のような、古楽器のライトな曲調が好みで、パワーのある交響曲は比較的苦手です(^^) (え〜いまさら〜〜・・・)
なので、作曲家でしたらバッハやヴィヴァルディ、楽器ならチェンバロ、構成なら管弦楽か独奏ばかり。
無伴奏チェロ組曲は好きなシリーズで学生時代クラシックギターで弾いていました。
この組曲1番にあるプレリュードはCMなどで使われていて有名な曲ですね。
チェロの神様カザルスの音源です。
しかし今回の演奏を聴いてちょっと変化があったかもしれません。
専門的なことはわからないのですが、そういう印象をうけました。
パワーでど〜ん、という感じではなかったので、なんかさらさらっとした感じ。
その証拠に途中で眠くなりました(笑)
脳や神経がリラックスしたのではないかと思います。
50分の演奏時間は決して短くなく、演奏者のみなさんの凄さにも感動です。
アンコールの曲は私は知らなかったのですが、これも爽やかな感じの曲調で気持ちよく締めくくれました。
今年2回めのクラシックコンサート。
体の中をシャワーしているような感じですね。
また行きたいなぁ(^^)