素敵な女性を囲んだ記念写真。いつも英語耳セミナーでお世話になっている講師の方にご招待いただき、初めてフラメンコを鑑賞しました。
場所は新宿のフラメンコの舞台があるレストランGarlochi。
先についていた知人に席を確保していただいたので、ちょうど4人がけのボックスシートに入ることができました。
開宴までまだ時間はあるのですが、びっくりするくらいたくさんの人。こんなにフラメンコを楽しむ人達がいるのか、と驚くくらいでした。
とそこへ、後ろのボックスシートにおさまったマダムたちが何やらオーダーをしています。
私は1 Drinkチケットを渡して二日酔いの身体をいたわるように烏龍茶を手にしてそれだけかと思っていたのですが、オーダーができるとは知らなかった。
そしてオーダーされたものをみてびっくり。ビールやらワインやらパエリアやら、まぁたくさんの料理と飲物が運ばれてきました。
席をとってくれた知人によると、フラメンコは食事をしながら楽しむ風習とのこと。確かに料理をいただいてお酒を飲みながら楽しめるのはいいですね。
開宴の時間になりまだ暗闇の中ステージに黒いドレスをきた女性が3人とギタリストが登場。ステージはこんな感じ。
(Gralochi.net より引用。実際のステージですが当日とは机のレイアウトが異なります)
あとからわかったのですが、黒いドレスをきた女性の1人は歌手、1人はPalmerasといって手拍子をする方、もう1人はやはりPalmerasですが、今回主催しているフラメンコ教室の先生でした。
2部構成でそれぞれ5曲ずつの演目で構成されていて、フラメンコ教室の生徒さんたちがそれぞれのレベルに合わせて踊りを披露します。
我々の共通の知人がこの教室で上級者として踊りを披露されていました。その方が冒頭写真のセンターの方です(^^)
まず私の目がいったのはPalmerasの手拍子。実は大学時代サークルでラテン音楽をちょっとかじっていたので、この手拍子には思い入れがあります(^^)
定期演奏会の演目でフラメンコ調の手拍子をいれることになりました。この手拍子は2人がそれぞれ表拍と裏拍を叩いて、手拍子にアクセントが加わるのが特徴です。
ところがこの手拍子、簡単にできないんですよ。すぐにどちらかに引っ張られてしまって交互に手拍子が続かないんです。
そこはさすがプロの方たち。この手拍子が見事なんです。私はしばしその手拍子に見とれてしまっていました(笑)かっこいいんですよね〜。
(Gralochi.net より引用。イメージ図)
さて肝心の演目ですが、教室の発表会ということもあり、踊りを一生懸命覚えて披露しているあどけなさと一生懸命さがとても微笑ましかったですが、上級者である知人が登場すると、見事に一変しました。
振り付けを覚えて披露、という次元ではなく、“踊っている”という次元です。妖艶さと艶やかさが伝わってきます。
もちろん踊り手であるこの知人も素敵な方なのですが、踊りからくる迫力には圧倒されました。教室発表会ということですっかり油断していたかもしれません(^^)失礼しました(^^)
何が違うのだろうと見ていたのです、一番は表情ですね。覚えた踊りを間違えないようにという緊張感は微塵もなく、踊りはすでに身体に染み付いていて観ている人に訴える表現力を感じました。
第2部では他の上級者のかたが踊られていましたが、こちらもすごい迫力でした。時に厳しい表情を時に優しい笑顔と、そのガップ差も大きく、表情にやられた、という感じです(^^)
大学時代にクラシックギターを弾いていたので、その音色もどこか懐かしく感じ、素敵なひとときでした。
二日酔い気味だった私は残念ながら烏龍茶1杯だけでした(^^)
今度は食事とお酒をいただきながら楽しんでみたいです。
追記)開演中の写真撮影ができなかったので披露会の様子をお見せできないのが残念でした(^^)